BUG/バグ

『BUG/バグ』
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:トレイシー・レッツ
出演:アシュレイ・ジャッド/マイケル・シャノン/リン・コリンズ/ハリー・コニック・Jr
この映画、正直好きではありません。でも映画として確固たる意図と核を持った作品でした。『エクソシスト』や『フレンチ・コネクション』のウィリアム・フリードキン監督最新作!
あなたは、この映画が好きですか?それとも嫌いですか?
BUG/バグ』
配給:ブロードメディア・スタジオ
公開:2008年7月5日
劇場:シアターN渋谷ほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.bugmovie.jp/

息子を失い心に傷を抱えて生きる主人公アグネスは、近頃仮釈放されたDVの元夫から逃れるため、一人でモーテルに暮らしています。そんなある日、同じように辛い過去を背負うピーターと出会い、二人は親密な関係になっていきます。ピーターは、しだいに部屋の中に小さな“バグ”(虫)がいると言い始めます。アグネスには、当初そのバグは見えませんが、次第に閉ざされた空間の中で、ピーターの見える虫がアグネスにも見えるようになり、彼らの精神は崩壊していきます。
この映画を読み解く最大の要は、タイトルどおり「バグ」、虫です。ここには、アグネスに取り付くふたつのバグが存在します。一つは、今でもアグネスに金をせびり、暴力を振るう元夫ジェリー。彼を虫に喩えるなら、アグネスの外側にくっつく害虫。しかし、アグネス自身がジェリーに心を許さず、シャットアウトしていることから、外的な傷害しか負いません。ところがもう一つのバグ、ピーターは、アグネスの内側に入ってくるのです。愛なのか、孤独を埋め合う相手なのか、ピーターに心を許したことで洗脳され、寄生虫のように彼女の精神をむしばんでいくことになります。
例えば同じ風邪ウィルスでも、睡眠や栄養をきちんと取って健康な時と、疲労がたまり、体が弱っている時とでは、ウィルスに対抗する免疫力が格段に違いますよね。孤独を抱えて精神的に弱いアグネスには、同じく精神を病んだピーターを引き寄せ、同化してしまうのです。
ジェリー、ピーター、どちらのバグも弱った人間に取り付く害虫。この世のどこにでも存在する人間の縮図をみる思いです。
この映画は、人間の狂気をこれでもかというほど見せ付けます。精神をバグにむしばまれ、錯乱した人間を目の当たりにし、もはや救いようの無い結末を迎える今作は、破滅的な絶望感しか残りません。個人的には、とても好き好んで観ようと思う作品ではありませんが、フリードキン監督にしか描くことの出来ない世界をみたいという方は、どうぞ。

Treat yourself.
ご自由に
What kind of bug?
何の虫?
You’re been watched.
監視されている







をを!ウィリアム・フリードキン!!
個人的には、好きな監督なので観たい気持ちが勝っています。
でも、土屋さんが“イマイチ”評価かー。。。
一般公開まで、じっくり考えるとするか…。
投稿: カズソゼ | 2008年5月13日 (火) 23:38
をを!ウィリアム・フリードキン!!
個人的には、好きな監督なので観たい気持ちが勝っています。
でも、土屋さんが“イマイチ”評価かー。。。
一般公開まで、じっくり考えるとするか…。
投稿: カズソゼ | 2008年5月13日 (火) 23:38
カブっちゃったー。はずかしいぃぃぃ(^~^;)ゞ
土屋さん、ごめんなさい。
投稿: カズソゼ | 2008年5月13日 (火) 23:42
ども。いつも映画見るのにかなり参考にしてます。分かりやすいレビューと、解析に毎回驚かされます。
フリードキン好きなんですが、☆二つですか。。。
よほど好みでは無かったようですね。逆に見てみたくなりました(笑)
これからもいい記事、期待してます。ちなみに、土屋さんのレビュー読んで「ミスト」を絶対見ようと思いました。
投稿: マイケル | 2008年5月14日 (水) 14:46
カズソゼ
こんにちは(・∀・)ノ
あくまで私の個人的なレビューなので、ご参考までにして下さいね!
もし御覧になったらぜひ感想教えて下さい☆彡お待ちしてまーす。
投稿: つちやはるの | 2008年5月20日 (火) 19:25
カズソゼさん
こんにちは(・∀・)ノ
あくまで私の個人的なレビューなので、ご参考までにして下さいね!
もし御覧になったらぜひ感想教えて下さい☆彡お待ちしてまーす。
投稿: つちやはるの | 2008年5月20日 (火) 19:25
マイケルさん
いつも参考にしてくださっているようで、ありがとうございますp(^^)q
この映画の意図は分かりますが、テイストが好きになれない・・・っという感じですね(〇_)
これからも頑張ります。また遊びにいらして下さい。
投稿: つちやはるの | 2008年5月20日 (火) 19:30