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2009年11月25日 (水)

THE 4TH KIND フォース・カインド

晴乃の総合評価:4.0(5点満点)

『THE 4TH KIND フォース・カインド 』

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2009年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2009,アメリカ,ワーナー
©2009 GOLD CIRCLE FILMS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


このブログは作品レビューではありますが、この作品に関しては、あえて内容には触れません。ぜひ、ご自身の目で確認してください。私が作品に対して感じたことは以下の通りです。

人間は科学で証明出来ない不可解な現象を目の当たりにすると、それを無意識のうちに、もしくは意識的に打ち消すのかもしれません。“夢を見ていたのかもしれない?”そう自問自答し、自分の五感で実際に感じたモノよりも、脳を通してこれまで常識として認識していた感覚がまるで正確であるかのように自己完結して日々過ごしている。そうして本当にリアルなものなのか否か、現実だったのか空想だったのかが曖昧になっている気がします。いかに人間の認識が当てにならないものなのかを改めて感じるとともに、“臭いモノには蓋をする”ごとく、不可解なモノ、頭で考えても、これまでの常識を越えて理解しえないものに関しては関わりを持たないように、なかったものとし避けて通る道を選ぶのかもしれません。


それが不可思議で未知の領域であればあるほど、公言することで、他人からは白い目で見られ、虚構癖のある人間か、はたまた精神病ではないかと思われかねないエリアに足を踏み入れてしまうからです。また口にすることでより恐怖を感じるのか、命の危機さえも感じるのでしょう。


この作品をエンターテイメントと呼ぶには、あまりにその概念を超越しています。ビデオカメラに記録した超常現象のドキュメンタリーと、主人公たちが本当に体験したのかもしれない記憶の部分とを紡ぎ合わせて、これまで見た事がないような鬼気迫る映像に仕上がっています。もはや踏み出してはいけない領域に足を踏み入れてしまったような、人類の危機を感じざるをえません。


作品は、この映像を『信じますか?』『信じませんか?』という問いかけに留まり、私たちに結論を委ね、あえて断定的なコンクルージョンを示しません。この作品があくまでもニュートラルな位置を保ち、ドキュメンタリーの範疇を超えないようにしようとする誠実な姿勢を感じました。

私が個人的に抱いた結論は、アビゲイル・タイラー博士の立ち位置ではなく、タイラー博士と一緒に超常現象を体験しながらも、この映画の製作に一切関わらなかったドクターたちと同じかもしれません。人類がその事実を直視し、立ち向かうにはあまりにも恐ろし過ぎる数々の事象を目の当たりにし、「こういうことももしかしたらあったのかもしれない。」というグレーの中で済ませたい。そう感じてなりません。あえて追求することもせず、否定することもせず、この映画については忘れたいと思います。

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コメント

確かに難しい部分を題材にした映画かも...。
正直、私もこれ以上コメントを書くことが...。
でも人それぞれ感じ方が違うので、その部分を大事にしたいですね。

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