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2007年12月17日 (月)

『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶

構想8年!陣内孝則監督の熱い思いが詰まった『スマイル~聖夜の奇跡~』初日!!

日時:12月15日(土)
場所:シネマメディアージュ シアター1
登壇者:陣内孝則監督、森山未來、加藤ローサ、岡本杏里、スマイラーズ


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶


03年に自伝的映画『ROCKERS』で監督デビューを果たした俳優・陣内孝則が、原作・脚本も兼ねて再びメガホンをとった監督第二作『スマイル~聖夜の奇跡~』が初日を迎えた。
中学生時代に夢中になって劇場に足を運んだというイギリス映画『小さな恋のメロディ』の初恋物語と、ずぶの素人監督が北海道一のアイスホッケーチームを作り上げたという実話を織り交ぜたストーリー。その初回上映後に、主演の森山未來、加藤ローサ、岡本杏理らメインキャスト、そしてオレンジ色のジャージと防具を身につけたアイスホッケーチーム“スマイラーズ”のメンバーを演じた子どもたちと共に舞台挨拶を行った。客席ではオレンジ色のスティック・バルーンが賑々しく揺れ、劇場内はさながらスポーツ観戦のような応援ムード一色となった。

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まずは、陣内孝則監督からご挨拶お願いします

■陣内:「8年間色んな苦労がございました。苦労と言ってもほとんど役者稼業をやってただけなんですが、2年ぐらい前から実際に企画が動き出しまして、やっとこういう作品ができました。プロデューサーの皆さん、製作スタッフの皆さん、宣伝スタッフの皆さん、共演者の皆さん、主演の森山くん、加藤さん、そしてスマイラーズの皆の力で本当にいい作品ができたと思います。唯一難を言うならば、私が出ていないということぐらいだと思います。映画は、最後にはお客様のイメージでつくり上げるものだと思っています。ぜひ、ご近所、ご親戚の皆さんに、面白かったら本当に面白かった。つまらなかったら、本当に面白かったと言っていただければ幸せです(笑)」


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶続いて、元タップダンサーでスマイラーズの新監督に就任する佐野修平役の森山未來さん

■森山:「今年の1月、2月にオール北海道でロケをやりまして、今日を迎えました。11月に北海道から福岡までキャンペーンで回り、すごく温かいお客さんばかりで、それを一つ一つ辿りながら、お客さんと一緒にここまで来れたような気がして感動も一入です。これからお客さんにお金を払って観に来ていただくということで、どういうことになって行くかドキドキしてますが、ここまで一緒に走ってこれたスタッフさん、キャストさんに感謝します。この映画に関われて本当に良かったです」


その修平の恋人で、フィギュアスケートのコーチ・山口静華を演じたのは加藤ローサさん

■加藤:「すごい熱気でびっくりしました。私も地方にキャンぺーンに行きましたが、その時の舞台挨拶は上映前だったので、面白いのかなみたいな客席の感じだったんですが、ほんと、すごい熱気でありがとうございます。今日公開ということで、初めてスマイラーズの皆に会った時のこととか、撮影中のこととか、その後のキャンペーンのこととか色々思い出すんですが、この映画に少しですが参加することができてほんとに良かったなと、誇りに思ってます」


陣内監督、構想8年ということですが、初めてのお客さんを前にして今のお気持ちは?

■陣内:「感無量です。いくらいいものをつくったって自信があっても、お客さん来ないんじゃないかと思うこともあるし。そんなはずはないと思ってはいるんですけど(笑)。やはりお客さんの顔を見るとホッとします」


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶撮影の時の様子など思い出しますか?

■陣内:「はい。拓也(スマイラーズの背番号5番)に、飯島直子さんに会ったら、笑いながらウンと頷けってやって首筋を痛めて、3、4日首が動かなかったことがあって(笑)。それをさっき思い出しました」


スマイラーズの皆さんは演技が初めてということで、演技指導も苦労されたのでは?

■陣内:「そうですね。今でこそ、マクドナルドのCMとかに出て調子こいてますけど(笑)、リハーサル初日はひどかったんです。でも、皆のセンスの良さというか、俺の、僕の、演技指導…、ま、森山くんに感化されたのもあると思いますけど、ローサちゃんが色々面倒見てくれたのも良かったと思いますけど、やっぱり俺の、演技指導みたいなものが」


監督あっての『スマイル~聖夜の奇跡~』ですからね

■陣内:「すいません、はっきり言えなくて」


森山さんは、撮影を振り返っていかがですか?

■森山:「とにかく2ヶ月ずっと北海道にいて、これだけ缶詰めになった現場っていうのは僕自身初めてでした。この映画は子どもたちが主役だと僕は思っているので、寒い中で皆でガチっと集まって、スマイラーズのために俺たちが引き立て役というか、テンションの高さというか、それは陣内監督が先陣を切ってくれていることが大きいんですけど。今考えても、熱い現場でしたね。あまり寒さを感じてる暇が無かった気がします」


スマイラーズに最初に会った時の印象を覚えてますか?

■森山:「東京でリハーサルをする当日だったんですね。結構大事なシーンをリハーサルする瞬間だったので、とにかくひいてちゃいけないと思ってたんですよね。彼らの懐に飛び込んで行かないとあかんと思ってたんで、正直、顔見てる余裕は無かったです。もちろん、これからずっとやって行く彼らをしっかり見て行かなきゃというのはありましたけど、いっちゃん最初はいっぱいいっぱいでした」


監督にとってスマイラーズの印象は?

■陣内:「いいと思ってオーディションで選んだんで。実際、メンバーの半分ぐらいは、親戚とか、お兄ちゃんがうちの息子の同級生だったり、親が友だちだったりとか、縁故関係で選んだんで、その分愛情をもって接しました(笑)」


監督の息子さんもアイスホッケーをされているんですよね。スマイラーズにも子どもに対するように接してらしたんですか?

■陣内:「そうですね、イマイチうちの息子と僕の関係は良くないんで(笑)。ちょっと僕がうるさかったみたいで、僕に対して批判的な奴なんで。それに比べたらすごく素直で言うこと聞いてくれて、スマイラーズは僕にとって愛情のわく子どもたちでした」


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶加藤さん、陣内監督の印象はいかがでしたか?

■加藤:「すごく熱くてはっきりしてて、テンションが高い方だなと思ってたんですけども、現場ではすごい“監督”でした。私は頼りにしてました、すごく。はっきり言ってくださるんです。それ、いらないからやめてとか。それ、いいからやってとか言ってくださるので、こっちも迷い無く集中してできて助かりました」


監督、映画の中ではギャグも色々と飛び出しますね

■陣内:「どんなくだらないギャグでも3回ぐらい続ければ、だいたい笑いが起きるものなんです。たとえば塚本高史くんは、アレのために北海道まで来たんですけど。対人関係で悩んでるだろって言ったら、カメラがパンすると、そこにタイ人がいるっていう。これ、なかなか笑う人少ないんですけど、このギャグのおかげで、タイにこの映画売れました」


塚本さんはなんと?

■陣内:「試写会ではそんなにウケてないと彼に言いましたら、すごいショックだったみたいで、ちょっとかわいそうでした」


(客席に向けて)今日はウケてましたか?


■陣内:「(拍手を受けて)ありがとうございます。ぜひ、お友だちに、あそこは笑うところだよと教えていただければ、非常にわかりやすいと思います」


では、次に、スマイラーズの憧れの女の子でフィギュアスケートを練習する篠原礼奈を演じた岡本杏理さん、ご挨拶お願いします

■岡本:「『スマイル~聖夜の奇跡~』は私にとっての映画初出演作でした。礼奈ちゃんは病気と闘う女の子で、わたしは経験したことなかったので、そこまで気持ちを持って行くのが難しかったんですが、監督に色々とご指導いただき、勉強させていただいた映画だなと思います」


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶続いて、今まで演技を経験したことがなかったというスマイラーズの皆さんにもお話を伺います。

■立花:「猪谷昌也(背番号73番)役の立花裕大です。スマイラーズは演技が初めてだったんですけど、撮影の最初と最後では顔が全然違うと思うんですよ。最後の方が生き生きしていて、本物の表情って感じだったんですけど、本当に楽しい撮影でした」

■江口:「林崎千夏(17番)役の江口千夏です。アイスホッケーが日本で映画になったことが奇跡だと、わたしは思っています。皆さんの中で少しでもアイスホッケーに興味を持った人がいれば、どんどん挑戦してもらいたいです」

■清水:「榎戸幹男(4番)役の清水省吾です。今日はお忙しい中、観に来てくださってありがとうございます」

■森山:「昨日ホッケーで鎖骨を骨折して、ひとりだけ肩パット入れてないんですよ。で、ちょっと撫で肩みたいになってます(笑)」

■和田:「山川太郎(97番)役の和田真之介です。今日はどうもありがとうございます。えっと、これからもスマイラーズ応援よろしくお願いします」

■浅間:「浅間トオル(21番)役の浅間太智です。いい映画なんで友だちや他の人にもぜひ言ってください」

■吉岡:「大村良平(7番)役の吉岡大輝です。この映画を観てひとりでも多くの人がアイスホッケーに興味を持ってくれればいいなと思いました」

■鈴木:「田島拓也(5番)役の鈴木拓也です。今日はほんとうにありがとうございます。一度だけでなく、二度や三度と来て涙を流してください」

■錦織:「十文字一郎太(19番)役の錦織草吾です。忙しい中、映画を観てくれてありがとうございます。こういう所で防具とか着ないんで汗とかかいちゃってるけど、大目に見てください」


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶


■陣内:「お前、痩せてないだろうな」

■錦織:「痩せてないです」

■陣内:「眉毛剃ってないだろうな」

■錦織:「剃ってないです」

■森山:「剃ってたやんか。剃って、この前なんか言われてたやん」

■錦織:「剃ってないです。大丈夫です」


では、最後に陣内監督から一言

■陣内:「初日のしかも1回目にこんなにたくさんの方に来ていただいて感謝します。この映画に携わった皆の思いが詰まった映画です。それをぜひ伝えてください。ほんとうにありがとうございました!」

スマイラーズの昌也役の立花裕大くんと、千夏役の江口千夏さんは本作をきっかけに俳優活動もスタートさせるそうです。確かにイイ顔してます、2人とも。

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『スマイル~聖夜の奇跡~』
配給:東宝
公開:2007年12月15日
劇場情報:みゆき座ほか全国東宝系にて
公式HP:http://go-smilers.jp/


(C)2007 フジテレビジョン/日本映画衛星放送/東宝/電通


■あらすじ
夢破れて北海道へやって来た元タップダンサーの修平が、連敗記録更新中の弱小アイスホッケーチーム“スマイラーズ”の監督を任される。アイスホッケーはおろかスケートも滑ったことのない修平に恋人・静華と結婚する条件としてチームの初勝利が課せられたのだった。一方、チームのエース・昌也は、リンクでフィギュアの練習をする少女・礼奈に恋をする。

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■プロフィール
『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶陣内孝則
1958年8月12日生まれ。福岡県出身。80年にザ・ロッカーズでバンドデビュー。82年に『爆裂年 BURST CITY』で映画初出演。以後、TVドラマも含め、ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した『ちょうちん』など数多くの作品に出演。03年に『ROCKERS』で監督デビューを果たす。


『スマイル~聖夜の奇跡~』初日舞台挨拶森山未來
1984年8月20日生まれ。兵庫県出身。幼少期からダンスを始め、99年に宮本亜門演出「BOYS TIME」で本格的に舞台デビュー。映画では04年の大ヒット作『世界の中心で、愛をさけぶ』で注目を集め、05年『スクールデイズ』で初主演。映画、TV、舞台と幅広く活躍中。


取材・文:齊田安起子

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