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2008年3月 6日 (木)

『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』堀北真希 インタビュー

“初挑戦のアフレコは「タイミングがつかめず苦労しました」”

出席者:堀北真希

『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』堀北真希 インタビュー

ドラえもんリニューアル後第3作目となる『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』。環境問題をテーマに、子どもも大人も楽しめ、考えさせられる素敵な作品に仕上がった。この中で緑の星の王女リーレを演じているのが堀北真希さん。今作が声優初挑戦だった彼女に、アフレコの難しさなどについて聞いてみた。

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ドラえもんの映画をこれまでご覧になったことは?

■堀北:「けっこう観てると思いますけど、映画館で観たことがあるのは『ドラえもん のび太と鉄人兵団』ですね。当時は映画を観に行くということが特別なことだったので、ワクワクしながら、上映時間の1時間くらい前から並んで観た記憶があります」


ではドラえもんの映画に出演することになって、想いもひとしおだったのでは?

■堀北:「ドラえもんと映画の中で共演できるのはすごく素敵なことだと思いましたし、アフレコをやったことがなかったんですけど、ぜひチャンスがあるならやってみたいと思っていました」


では実際にアフレコに挑戦してみていかがでしたか? やはり普通の演技とは違いがあったかと思うのですが。

■堀北:「いつもは自分で役作りをして、自分のペースでお芝居をするんですが、今回は完全に出来上がったお芝居の中に自分が入っていって声を当てていかなきゃいけないっていう、そこがすごく難しくて。テンポもけっこう速いんですよ。セリフの返しだったりとか、アクションのところとかもすごくテンポが良くて、もうポンポンポンポンいっちゃうので、タイミングがなかなかつかめなくて苦労しましたね」


そのタイミングをつかむために、どんなことをしたんでしょうか?

■堀北:「何度も映像を流してもらって、見るしかなかったですね。台本を見ている余裕が全くなくて、ずっと画面を見ていないと間に合いませんでした」


じゃあセリフもほぼ頭の中に入れた状態で演技を?

■堀北:「その場その場では覚えないとダメでしたね」


出来上がったキャラクターを演じるためには、役に入り込む準備も普段とは違うものだったと思うのですが、いかがでしたか?

■堀北:「準備というよりも、何を自分が要求されているのか、どんな感じの声やテンションを要求されているのかとかは現場に行ってみないとわからないので、現場でご指示をいただきながらやっていきました」


実際にどういった指示があったんですか?

■堀北:「緑の惑星の女王様ですけどおしとやかな子ではなくて、活発な、ちょっと生意気な部分のある子なので、元気にやってほしいとか。そういう感じですね」


他の声優の方々の演技をご覧になった感想は?

■堀北:「目をつぶっていても、登場人物が何をしていてどういう状況なのかっていうのが声だけでわかるっていう、その“じゃべる”技術の広さに感動しましたね。それに皆さん1人のキャラクターだけではなくて、周りにちょこっと出てくるキャラクターとかも演じられるんですよ。その時の切り替えはすごかったですね。声の高さとかだけではなくて、特徴とかしゃべり方とかも変えているんです。そういうものって聞いている方にはすごく自然に見えるんですけど、やっている方はとてもキャラクターを作りこんでいるんですね。そういうところがすごいな、と思いました」


今回演じたリーレは勝ち気な女王でしたが、でものび太やキー坊と触れ合う中で少しずつ変化していきますよね。その変化を掘北さんはどう感じていましたか?

■堀北:「元々頑固な部分はあるかもしれないけれども、決して悪い子ではなくて。リーレを取り囲む状況が彼女をそうさせてしまっている中に、のび太くんやドラえもんたちが入ってきたんです。いい方向に背中を押すような形で出会うことができて、変わっていったのかなと思います」


演じていて印象に残ったシーンはありますか?

■堀北:「アクションシーンの難しさですね。観ていると本当にあっという間のシーンなんですけど、歩いてきて、どっかに飛び乗って、落ちて、何かとぶつかってっていう、そういう動きの表現が本当に難しかったですね。動きを声にしなければいけないんですけど、どんな音を自分で出したらいいのかわからないんですよ。だから見本を見せていただいてそれをマネするという形しか取れなくて、「申し訳ないですけどやっていただいていいですか?」って声優さんにお願いしてやっていただきました」


そうだったんですか。動きのあるシーンでは、「わっ」とか「おぉ」とか、短い言葉で動きをうまく表現できていたように感じていました。

■堀北:「聞いたときの印象やニュアンスを考えつつ自分でもいろいろ試しながらやっていましたね。でも尺もあるのであまり自分勝手にはできない部分もあり大変でした」


三宅さんとアフレコが一緒だったそうですが、三宅さんの演技はいかがでしたか?

■堀北:「慣れていらっしゃるのか最初から完成度が高かったですし、監督から指示があってもどんどんそれに応えて変化をつけてアフレコされていて。すごいなと思いました」


今回の作品は環境問題がテーマの1つとなっていますが、出演を通して、環境問題に対する意識の変化はありましたか?

■堀北:「緑に対してどういう気持ちでいたらいいのか、というのを今回すごく学びました。映画では自分の感情表現をする植物が出てくるんですけど、やっぱり普段から植物をそういう風にとらえていかなきゃいけないかなって。普通の樹はしゃべったりしないですけど、しゃべらないから何をしてもいいというわけではなく、普段からその身になって考えないといけないな、と。地球で一緒に共存しているという意味でも、もっといろいろ知識をつけたりしないといけないのかなと思いました」


では最後に。堀北さんにとってのドラえもんの映画の魅力って何ですか?

■堀北:今回は環境問題がテーマで、それぞれ作品によっていろいろなテーマがあると思うんですけど、すごくテーマが伝わりやすいですよね。自分が小さい頃から親しんでいるキャラクターたちですし、そういうキャラクターでストーリーが展開していくから見やすくて、伝わりやすいと思います」

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『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』
配給:東宝
公開:2008年3月8日
劇場情報:全国東宝系にて公開
公式HP:http://doraeiga.com/

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2008

■あらすじ
裏山に捨てられていた小さな苗木を拾ってきたのび太。ママに庭に植えることを反対されたのでドラえもんに相談し、苗木が自分で動けるように「植物自動化液」をかけた。すると翌朝、苗木は小さな男の子のような姿に。のび太は「キー坊」という名前を付けてかわいがりはじめる。キー坊もいろんなことに興味を持つようになり、家族や友達にもなじんでいった。しかしある日のび太たちが裏山に行くと、巨大な渦が現れ……。

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■人物紹介
堀北真希
■堀北真希
1988年、東京生まれ。テレビドラマなどに出演した後、03年7月『COSMIC RESCUE』で映画デビュー。その後ドラマ「ケータイ刑事 銭形舞」「野ブタをプロデュース。」「クロサギ」など数々のドラマに出演。映画でも『逆境ナイン』(05年)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07年)などに出演。高い人気を持つ若手女優である。

取材・文:井上真一郎

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この映画を見て、感動の涙がでました。そしたら、お母さんに「どうしたのぉ」なんていわれました。(笑)

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