『インビクタス/負けざる者たち』西田敏行、浅井愼平(写真家)トークショー
日時:2月3日(火)
場所:シネマート六本木
出席者:西田敏行、浅井愼平(写真家)

ネルソン・マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)が、アパルトヘイトの余波の残る南アフリカで、ラグビー代表チームのキャプテン、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)と共に、1995年に自国開催されたラグビー ワールドカップで、国を、国民の心を‘ひとつ’にしようとした、実話を基にした感動のヒューマンドラマ『インビクタス/負けざる者たち』。4度のアカデミー賞受賞を誇るクリント・イーストウッド監督最新作となる本作に感動し、この映画を多くの方々に観てもらいたいという熱い思いを伝えるべく、西田敏行、そして、写真家の浅井愼平によるスペシャルトークショーが開催された。
特に西田敏行に関しては、現在自身の主演映画が公開中にも関わらず、今回は異例中の異例として本作のPRイベントに参加。当日は平日の昼間という時間帯にも関わらず、客席は超満員となった。まずは試写会として本編上映後、盛大な拍手で迎えられた二人。両名の聞く者の胸を打つような熱い語り口に、会場の観客たちは熱心に耳を傾けていた。
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二人共にイーストウッド監督の大ファンであることを公言しており、特に本作に関しては大絶賛のコメント。
浅井は「映画を通して、真っ直ぐな、熱い、“純な”人たちに出会った。イーストウッド監督の観察力やその能力にはボウ然とさせられる。“本物志向”のスタッフ、キャストに敬意を表します」と激賞。その一方では、「衆参両議院、正装してこの映画を観て欲しい。観ればあまりの自分との違いに驚いてゾッとするのではないかなと」と辛辣なコメントで混迷する今の社会に愛のムチを入れる場面も。
西田は「(過去の差別を許したマンデラのように)人を許すことのできる人間の英知というものは本当に素晴らしい。いま、世界に戦火が絶えることはありませんが、この映画の“熱い想い”がみんなに伝われば、もしかしたら争いがなくなる日がくるかもしれない。そう思わせてくれる。素晴らしい映画です」と、時折声を震わせながら自身の想いを語った。
また、映画の主題がスポーツということから、プロ野球の阪神タイガースに関して話題が飛ぶと、大ファンである西田は「85年の優勝決定戦には映画の撮影中だったエベレストからそのまま向かったほど。その試合で優勝が決まったときには感動しちゃって、気づいたら知らないおじさんとキスしてた。マウスツーマウスで」と、驚愕のお茶目っぷりをカミングアウトし、場内は大爆笑。
そんな和やかな雰囲気でありながら、「“許す”ことは“信じる”こと。心底“信じる”ことができる人間は、思いもよらない力を持つ。世界から不幸なことをなくしたいというのも、本気でそれを信じることからスタートするのではないかと思います」との浅井さんのコメントには、会場全員が真摯な眼差しで頷いていた。
2月2日夜に発表された第82回アカデミー賞に、本作からモーガン・フリーマンが主演男優賞、助演男優賞にマット・デイモンと、ダブルノミネートが発表された。それを受けて西田は「モーガン・フリーマンは大好きな俳優です。浅井さんとおなじ72歳で僕の10コ上。そういう先輩が熱い仕事をして、世の中を切り拓いている姿をみると、僕も希望が持てて嬉しくなります。マット・デイモンに関しては、『オレの教えた通り、よくやったな』と。」と、突然の大物っぷり(!?)を発揮して、 またまた大爆笑をさらってた。
最後に当日は節分の日でもあり、アカデミー賞受賞と参加者のご多幸を願い、盛大に豆まき大会が開かれた。「鬼は~外~!福は~内~!」の大きな掛け声とともに、西田、浅井の両名は満面の笑みで観客席にむかって豆をまいた。さらにMCの「ストップ」の声にも西田は「まだあまってるよ」と、マスのなか全ての豆を元気にまいて、ご機嫌の様子だった。
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『インビクタス/負けざる者たち』
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2010年2月5日
劇場:丸の内ピカデリーほか全国にて
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/
©2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.












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