
きらびやかなビジネスの世界で成功を夢見るイアンと、酒とギャンブルの退廃した日々にもそれなりの充足感を得ているテリー。そんな兄弟は、格安で売りに出されていた小型クルーザーを購入し、“カサンドラ・クロス”と名づける。ある日、イアンは美しい舞台女優アンジェラと運命的に出会い、彼女との優雅な新生活を夢見る。が、一方のテリーはポーカーで惨敗し、巨額の借金を背負うハメになる。
名匠ウディ・アレンが『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続き、ロンドンを舞台に3部作の締めくくりとして撮り上げた作品。華麗なる上流階級の世界を描いた前2作から一転、今回は労働者階級の若者が野望を抱き、やがて破滅への道を転がり落ちていく切なさと滑稽さを、“話術の達人”ウディ・アレンならではの語り口で描きながら、観客に手に汗握らせるサスペンスに仕上げたところはさすがだ。ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの2大スターが、各々のイメージを覆すような対照的な性格の兄弟役を好演。“モラルの一線”に心乱し、罪と良心の呵責にもがく姿が印象的。
ウディ・アレン監督 オフィシャル・インタビューをご紹介!
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ダラダラと毎日を過ごすだけで、何をやっても中途半端な男。そんな彼氏を困らせるため、狂言誘拐を企てる女。弟に歪んだ対抗心を燃やし、自らの肉体を鍛えることに執着する寡黙な兄。そして、女にいいように振り回されるグダグダな男たち。どこにでもいそうな男女の、フツーじゃない関係が次第に暴かれていく様を、ナンセンスな笑いと空虚感が混じりあった独特の感性で描いた『ランニング・オン・エンプティ』。自主映画『まだ楽園』で脚光を浴び、脚本を手掛けた『休暇』で高い評価を得た佐向大監督が、恋愛映画でもコメディーでもシリアスドラマでもない、明日なきヤツらの姿をあるがままに捉えた“青春失走ムービー”だ。
小林且弥(『ビルと動物園』)が扮するぐうたら男のヒデジを困らせる女・アザミを演じたのは、セクシーアイドルみひろ。アダルトだけでなく『SR サイタマノラッパー』といった商業映画にも出演し、女優としての天性の才能で注目を浴びているみひろさんにお話を伺いました。
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平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。自分たちの家に起こっている“何か”を確認するため、彼らは生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか。ビデオには衝撃の映像が映っていた……。
$15,000(約135万円)で制作され限定12館、しかもレイトショー公開でスタートし、公開5週目にして全米1位を獲得、翌週には遂に興行収入1億ドルを突破した超話題作『パラノーマル・アクティビティ』。口コミが口コミを呼び、週を重ねるごとに公開館数を増やして行った本作は、公開3週目には159館で公開、週末だけで790万ドルを記録し、北米において200館以下で上映された作品で歴代1位となる記録を作った。
今回は本作の監督であるオーレン・ペリ、そして製作総指揮のスティーヴン・シュナイダー プロデューサーにお話を伺いました。
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出席者:堺雅人&竹内結子

首相暗殺犯に仕立て上げられ訳も分からないまま逃げ惑う男・青柳雅春。彼の無実を信じ逃亡の手助けを試みる元恋人・樋口晴子。杜の都・仙台を舞台に繰り広げられる個人VS巨大権力の戦いを描いたエンターテインメント作品『ゴールデンスランバー』。『アヒルと鴨とコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続き、ベストセラー作家伊坂幸太郎の原作を中村義洋監督が映画化。今回は同じく中村義洋監督作『ジェネラル・ルージュの凱旋』でも共演している青柳役の堺雅人さんと樋口晴子を演じた竹内結子さんにお話を伺いました。
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田村は祖母と二人で暮らしている。仕事もクビになり、通っているボクシングジムの友人とともに当たり屋などをして過ごしている。漫画家の服部は、高校時代の馴染みで元ボクシング世界チャンピオンの三国を取材するため、ボクシングジムへ訪れる。以前から服部の漫画に思い入れのあった田村は、服部の存在が気にかかる。ある日、服部が田村をモデルに漫画のキャラクターを描いたことから、田村は日常を変化させようと行動し始める…。
国内外の数々の映画祭で受賞歴があり、短編映画の旗手と話題を呼んでいる真利子哲也監督の長編劇場デビュー作『イエローキッド』。ボクサーを目指す青年の日常が、気鋭の漫画家の新作「イエローキッド」のストーリーと同時進行でクロスしていく、二焦点活劇。
今回は本作の監督である真利子哲也さんにお話を伺いました。
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出席者:加瀬亮

東京の郊外で亡夫なきあと小さな薬局を営みながら、一人娘の小春(蒼井優)を育ててきた姉・吟子(吉永小百合)だが、小春の結婚式に音信不通で大阪に住む吟子の弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)が突然姿を現す。お調子者で大酒飲みの鉄郎は酔っ払って、小春の結婚式を台無しにしてしまう。激昂する身内の中、鉄郎を庇うのは吟子だけだったが、後日、ある出来事がきっかけで、吟子は鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。再び鉄郎は消息不明となるが、絶縁宣言時の鉄郎の顔色の悪さが忘れられない吟子は、大阪の警察に捜索願を出す・・・。
家族の絆とは?人生とは?人間の最期とは?様々なテーマを切々と問いかけてくる山田洋次監督10年ぶりの現代劇『おとうと』。
今回は吟子の一人娘で、鉄郎に結婚式をメチャクチャにされ、結婚にも失敗した小春をそっと見守る幼馴染みの大工・長田亨を演じた加瀬亮さんに、撮影現場での出来事や作品の魅力を語って頂きました。
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もう少し早く出会っていれば?もしあの時別の路を選んでいたら?数十年後にそんな彼と再会したら?そして、死ぬ前に思い出すのは、自分が愛されたことか、それとも愛したことか―。そんな人生の究極の選択と、25年の歳月をかけた男女の様々な愛の形を描いた涙のラブストーリー『サヨナライツカ』。
中山美穂12年ぶりの主演作として話題の本作は、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督がメガホンをとり、日本人キャストで、タイのバンコクを舞台に撮影したという国際的プロジェクト。監督は映画の世界観や切なさを完璧に表現するため、徹底的なこだわりを貫き、エキゾチックでドラマティック、そしてスケール感のある映像に仕上げている。
この中で婚約者がいながらどうにもならない恋愛に魅かれていく東垣内豊を演じたのは、最近ドラマに映画に大活躍の西島秀俊。「表向きは好青年らしい温和で親近感がある反面、心の中は熱く燃えている」、そんなイメージを持った演技派俳優として豊役に抜擢された西島さんにお話をうかがいました。
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