☆USランキング(us ranking)

2009年9月15日 (火)

USランキング 2009年9月11日~9月13日

RankPre.作品名
1 NEW Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself
出演:タラジ・P・ヘンソン 監督:テイラー・ペリー
2 NEW 9
出演:クリストファー・プラマー(声) 監督:シェーン・アッカー
3 2 『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds)
出演:ブラッド・ピット 監督:クエンティン・タランティーノ
4 3 All About Steve
出演:サンドラ・ブロック トーマス・ヘイデン・チャージ 監督:フィル・トレイル
5 1 『ファイナル・デッドサーキット 3D』(The Final Destination)
出演:ボビー・カンポ 監督:デヴィット・R・エリス
6 NEW Sorority Row
出演:ブリアナ・エヴィガン 監督:スチュアート・ヘンドラー
7 NEW 『ホワイトアウト』(Whiteout)
出演:ケイト・ベッキンセール 監督:ドミニク・セナ
8 5 District 9
出演:ナタリー・ボルト 監督:ニール・ブロムカンプ
9 4 Gamer
出演:ジェラルド・バトラー 監督:マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー
10 6 『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
“ファミリー・コメディ『Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself』が首位!”

不況下でも過去最高の興行成績を記録した今年のサマーシーズンが幕を閉じ、新学期がはじまった今週末は、新作4本がランクイン。毎年、興行成績が最も低い時期だが、監督兼脚本家兼プロデューサー、そして主演のテイラー・ペリーが手がけるファミリー・コメディ・シリーズ『Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself』が健闘し、2,345万ドルで見事1位の座を獲得した。ペリーが手がけ今年2月に公開された『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』は、ペリーの自己最高の約4100万ドルというオープニング記録を樹立したが、昨年公開された『Tyler Perry's The Family That Preys』のオープニングは約1700万ドル。圧倒的な黒人女性の支持を受けた同シリーズの人気は健在で、今作も健闘したと言えるだろう。

2位には、ティム・バートンがプロデューサーを手がけ、イライジャ・ウッドが声優を務める『9』が、1,516万ドルで初登場。人類最後の日に科学者が創造した9が、機械との戦いに挑むSFアニメ・アドベンチャーで、監督は違えども、バートン・ワールドを十分に満喫できそうな作品に仕上がっている。

3位は、先週の2位からワンランク・ダウンしたクエンティ・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』の614万ドル。大失速したが1億ドルを突破しており、タランティーノ監督が持つ『パルプ・フィクション』の1億800万ドルまであと一歩となった。

4位は、先週の3位からワンランク・ダウンしたサンドラ・ブロック、ブラッドリー・クーパー主演のコメディ『All About Steve』の564万ドル。2人は今年、それぞれコメディ『あなたは私の婿になる』と『The Hangover』で大ヒットを飛ばしているが、やはり作品ありきのようだ。

そして5位は、先週、先々週と2週連続で首位を死守しながらも、公開3週目でわずか552万ドルと大失速した『ファイナル・デッドサーキット 3D』。そろそろシリーズも終わりを告げそうだ。

<次週の見どころ>
マット・デイモンが、約14キロの増量という役者根で挑むコメディ・スリラー『The Informant!』が公開される。監督は「オーシャンズ」シリーズでデイモンとタッグを組んだスティーブン・ソダーバーグで、同じく同作で共演し、プライベートでも親友のジョージ・クルーニーがプロデューサーを兼ねる渾身作。ソダーバーグ独特の料理法で、また新たなデイモンの魅力が発見出来そうだ。
またジェニファー・アニストンとアーロン・エックハート主演のロマンティック・ドラマ『Love Happens』、『ジュノ/Juno』の製作チームが手がける最新作で、今最もホットなミーガン・フォックスがティーンエイジャーに扮する、コメディ・スリラー『Jennifer's Body』、アニメでは遅れを取っているソニー・ピクチャーズが手がけるSFアニメ『くもりときどきミートボール(Cloudy With a Chance of Meatballs: An IMAX 3D Experience)』など、どの世代も楽しめそうな多ジャンルの作品が全米公開される。

<お知らせ>
長い間掲載してまいりましたUSランキングですが、諸事情により今回を持ちまして終了となります。ご愛読いただいた方々ありがとうございました。



2009年9月 9日 (水)

USランキング 2009年9月4日~9月6日

RankPre.作品名
1 1 『ファイナル・デッドサーキット 3D』(The Final Destination)
出演:ボビー・カンポ 監督:デヴィット・R・エリス
2 2 『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds)
出演:ブラッド・ピット 監督:クエンティン・タランティーノ
3 NEW All About Steve
出演:サンドラ・ブロック トーマス・ヘイデン・チャージ 監督:フィル・トレイル
4 NEW Gamer
出演:ジェラルド・バトラー 監督:マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー
5 4 District 9
出演:ナタリー・ボルト 監督:ニール・ブロムカンプ
6 6 『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
7 3 Halloween II
出演:タイラー・メイン 監督:ロブ・ゾンビ
8 5 『G.I.ジョー』(G.I. Joe: The Rise of Cobra)
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー 監督:スティーヴン・ソマーズ
9 NEW Extract
出演:ジェイソン・ベイトマン 監督:マイク・ジャッジ
10 7 『きみがぼくを見つけた日』(The Time Traveler's Wife)
出演:エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス 監督:ロベルト・シュヴェンケ
“シリーズ第4弾『ファイナル・デッドサーキット 3D』が2週連続首位”

レイバー・デイの4連休となった先週末は新作3本がベスト10入りを果たしたが、「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾となるサスペンス・ホラー『ファイナル・デッドサーキット 3D』が、1,530万ドルで2週連続首位の座についた。

2位も先週と変わらずで、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の『イングロリアス・バスターズ』の1,495万ドル。既に海外の興行成績は、タランティーノ監督作の金字塔を打ち立てているが、北米だけは、1994年に公開された『パルプ・フィクション』の約1億800万ドルにあと一歩というところ。もちろん来週には1億ドルも突破し、同数字を超えるのも時間の問題だ。

そして3位に初登場したのは、サンドラ・ブロック、ブラッドリー・クーパー主演のコメディ『All About Steve』の、1,406万ドル。サンドラは、最近コメディ『あなたは私の婿になる』で約3360万ドルの、そしてブラッドリーは大ヒット・コメディ『The Hangover』で約4500万ドルのオープニング記録を出した人気者とあって、この数字は今ひとつ期待はずれだが、いずれも公開館数が3000館以上の上映に対して、同作は2251館。またサマーシーズンが終わった閑散期とも言える時期とあって、配給元の20世紀フォックスは、同数字に満足しているようだ。

そして4位に初登場したのは、ジェラルド・バトラー主演のサスペンス・アクション『Gamer』の1,120万ドル、5位は、先週の4位からランクダウンした『District 9』の911万ドルで、公開4週目で1億ドルを突破した。

<次回の見どころ>
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのフロッドでおなじみのイライジャ・ウッド主演のSFアドベンチャー『9』、アメリカでは大ヒットを飛ばしているテリー・ペリー・シリーズのコメディ『Tyler Perry's I Can Do Bad All ByM』、そしてケイト・ベッキンセール主演のサスペンス・スリラー『ホワイトアウト(Whiteout)』など、他ジャンルの新作が公開される。


2009年9月 1日 (火)

USランキング 2009年8月28日~8月30日

RankPre.作品名
1 NEW 『ファイナル・デッドサーキット 3D』(The Final Destination)
出演:ボビー・カンポ 監督:デヴィット・R・エリス
2 1 『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds)
出演:ブラッド・ピット 監督:クエンティン・タランティーノ
3 NEW Halloween II
出演:タイラー・メイン 監督:ロブ・ゾンビ
4 2 District 9
出演:ナタリー・ボルト 監督:ニール・ブロムカンプ
5 3 『G.I.ジョー』(G.I. Joe: The Rise of Cobra)
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー 監督:スティーヴン・ソマーズ
6 5 『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
7 4 『きみがぼくを見つけた日』(The Time Traveler's Wife)
出演:エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス 監督:ロベルト・シュヴェンケ
8 6 Shorts
出演:ウィリアム・H・メイシー 監督:ロバート・ロドリゲス
9 NEW Taking Woodstock
出演:デメトリ・マーティン 監督:アン・リー
10 7 『スパイ・アニマル Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
“シリーズ第4弾『ファイナル・デッドサーキット 3D』が首位”

サマーシーズンの最終週となった先週末。秋にふさわしいホラー系が2本公開され、新作3本がベスト10入りを果たしたが、「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾となるサスペンス・ホラー『ファイナル・デッドサーキット 3D』が、2,741万ドルで首位の座に着いた。この手の映画にはありがちで批評の評判は良くなかったが、3Dにしたこともあってか、シリーズ最高のオープニング記録をたたき出した。

2位は、先週の1位からランクダウンしたクエンティン・タランティーノ監督が第二次世界大戦を描いた、ブラッド・ピット主演の戦争大作『イングロリアス・バスターズ』の1,930万ドル。公開2週目で7,302万ドルは、既に2003年に公開された『キル・ビル』の最終興行成績の約 7000万ドル、2004年に公開された『キル・ビル Vol.2』の約6600万ドルを超えており、タランティーノ監督作としてはかなり優秀な成績。1億ドル突破は確実となった。

3位に初登場したのは、シリーズ第2弾となる『Halloween II』の1,635万ドル。同作は1位の『ファイナル・デッドサーキット 3D』とまったく観客が重なるため、スタジオ側はこの成績に大満足のよう。既に約1500万ドルの製作費も回収されたことから、来年夏にはシリーズ第3弾を公開することが決まったそうだ。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした『District 9』の 1,027万ドル。公開3週目で9,038万ドルに達しており、来週には1億ドルに突破しそう。

5位は、先週の3位からランクダウンした『G.I.ジョー』の772万ドルだった。

なお、アン・リー監督の『Taking Woodstock』は、346万ドルで初登場9位にランク入りした。


<次回の見どころ>
『あなたは私の婿になる』で復活を果たしたサンドラ・ブロック、『スパイダーマン3』のトーマス・ヘイデン・チャーチ、そして『Hang Over』でブレイクし、プライベートではレニー・ゼルウィガーと噂のブラッドリー・クーパー共演のロマコメ『All About Steve』、ジェラルド・バトラー主演のサスペンス・アクション『Gamer』などが、が全米公開される。


2009年8月25日 (火)

USランキング 2009年8月21日~8月23日

RankPre.作品名
1 NEW 『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds)
出演:ブラッド・ピット 監督:クエンティン・タランティーノ
2 1 District 9
出演:ナタリー・ボルト 監督:ニール・ブロムカンプ
3 2 『G.I.ジョー』(G.I. Joe: The Rise of Cobra)
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー 監督:スティーヴン・ソマーズ
4 3 『きみがぼくを見つけた日』(The Time Traveler's Wife)
出演:エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス 監督:ロベルト・シュヴェンケ
5 4 『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
6 NEW Shorts
出演:ウィリアム・H・メイシー 監督:ロバート・ロドリゲス
7 5 『Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
8 7 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
9 8 『男と女の不都合な真実』(The Ugly Truth)
出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー 監督:ロバート・ルケティック
10 6 The Goods: Live Hard, Sell Hard
出演:ジェレミー・ピーヴン監督:ニール・ブレナン
“タランティーノ監督の自己ベストで『イングロリアス・バスターズ』が首位!”

新作2本がベスト10入りした先週末、クエンティン・タランティーノ監督久々の新作『イングロリアス・バスターズ』が、3,805万ドルで見事首位の座についた。タランティーノ監督といえば、1992年に公開された『パルプ・フィクション』が最終的に1億700万ドルを稼ぎ出しているが、オープニング記録の過去最高は、2004年に公開された『キル・ビル2』の2510万ドルのため、今作で自己ベスト記録を樹立。製作費は約7000万ドルと言われているが、スタジオ側は2500万ドル程度の成績を見込んでいたため、予想を大きく上回る好スタートを切った。

相変わらずの斬新な作品で、カンヌ国際映画祭、ベルリン映画祭でも賛否両論だったようだが、タランティーノ節は健在。ブラッド・ピット扮するアルド大佐率いるユダヤ系アメリカ人部隊“バスターズ”が、ナチス軍に占領されたフランスで、妥当ヒトラーをかかげて大暴れ。タランティーノお得意の手法で、家族を虐殺された少女の復讐劇も同時平行で描かれる。

2位は、先週からワンランクダウンした『District 9』の1,821万ドル。失速したが、公開2週目で万ドルを稼ぎ出しており、1億ドル突破は間違いなさそうだ。

3位から4位は、先週からワンランクづつのダウン。3位は『G.I.ジョー』の1,220万ドル、4位は『きみがぼくを見つけた日』の972万ドル、そして5位は、メリル・ストリープ主演の『Julie & Julia』の880万ドルだった。

なお2館のみで公開されている『崖の上のポニョ』は、先週の9位から12位にランクダウンしたものの健闘している。

<次回の見どころ>
秋といえばホラー!そろそろ夏休みモードも一段落した今週末は、2007年に公開された『ハロウィーン』の続編でリメイク版
『Halloween II』が全米公開される。そして「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾『ファイナル・デッドサーキット3D(The Final Destination)』も公開され、首位争いが注目される。

また、限定上映作では、『おくりびと』に続いてトライベッカ祭で上映された是枝裕和監督作『Still Walking』(邦題『歩いても 歩いても』がついに公開される。


2009年8月18日 (火)

USランキング 2009年8月14日~8月16日

RankPre.作品名
1 NEW District 9
出演:ナタリー・ボルト 監督:ニール・ブロムカンプ
2 1 『G.I.ジョー』(G.I. Joe: The Rise of Cobra)
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー 監督:スティーヴン・ソマーズ
3 NEW The Time Traveler's Wife
出演:エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス 監督:ロベルト・シュヴェンケ
4 2 『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
5 3 『Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
6 NEW The Goods: Live Hard, Sell Hard
出演:ジェレミー・ピーヴン監督:ニール・ブレナン
7 4 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
8 6 『男と女の不都合な真実』(The Ugly Truth)
出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー 監督:ロバート・ルケティック
9 NEW 『崖の上のポニョ』(Ponyo)   
出演:ノーラ・サイラス(声) 監督:宮崎駿
10 5 Funny People
出演:アダム・サンドラー 監督:ジャド・アパトウ
“SFスリラー『District 9』 が、予想外の大ヒット”

新作4本がベスト10入りを果たした今週末、SFスリラー『District 9』 が、予想外の大ヒットで見事1位の座を獲得した。舞台は南アフリカ。施設に収容されたエイリアンと、エイリアンのもつ高度な技術を利用しようとする人間組織の戦いを描いた同作は、製作費約3000万ドルと低予算でキャストも無名だが、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が製作を手がけたことや、先月サンディエゴで開催されたコミコンで題材的に宣伝したこと、そして批評家からの絶大な評価も手伝って、見事にSFファンの心をつかんだよう。たった3日間で製作費を回収した。

2位は、先週の1位からランクダウンした『G.I.ジョー』の2,232万ドル。公開2週目でわずかに1億ドルに届かなかった。

3位に初登場したのは、原作を基にしたエリック・バナ、レイチェル・マクダムズ主演の『The Time Traveler's Wife』の1,862万ドルで、ほぼ予想通りの結果。ブラッド・ピットが製作に名を連ねている同作は、元ブラッドとジェニファー・アニストン夫妻をイメージして書かれた脚本とあって、主演によっては成績が違っていたかもしれない。

なお4位は、先週2位からランクダウンしたメリル・ストリープ、エイミー・アダムス主演の『ジュリー&ジュリア(Julie & Julia)』、そして5位は先週の3位からランクダウンしたライブ・アクション・アニメ『G-Force』の691万ドルで、公開4週目でほぼ1億ドルに到達した。

なお927館で公開された宮崎駿監督作『崖の上のポニョ』は、359万ドルで初登場9位という快挙を成し遂げた。

<来週の見どころ>
カンヌ国際映画祭の目玉作品だったクエンティン・タランティーノ監督の久々の渾身作『イングロリアス・バスターズ』が公開される。舞台は、第2次世界大戦のナチス占領下のフランス。主演のブラッド・ピット扮するアルド・レイン大佐ら8人のユダヤ系アメリカ人で結成されたゲリラ部隊“バスターズ”が、打倒ナチスの極秘ミッションに加わることからさまざまな事件が起こるアクション・ドラマ。R指定のため、夏休み中の家族はコメディ『Post Grad』、家族向けSFアドベンチャー『Shorts』などに流れそうだが、タランティーノ人気がどこまで浸透しているのか、結果が楽しみだ。


2009年8月11日 (火)

USランキング 2009年8月7日~8月9日

RankPre.作品名
1 NEW 『G.I.ジョー』
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー 監督:スティーヴン・ソマーズ
2 NEW Julie & Julia
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス 監督:ノーラ・エフロン
3 3 『Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
4 2 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
5 1 Funny People
出演:アダム・サンドラー 監督:ジャド・アパトウ
6 4 『男と女の不都合な真実』(The Ugly Truth)
出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー 監督:ロバート・ルケティック
7 NEW A Perfect Getaway
出演:スティーブ・ザーン、ミラ・ジョボヴィッチ 監督:スティーブ・トゥーヒー
8 5 Aliens in the Attic
出演:アシュレイ・ティスデイル 監督:ジョン・シュルツ
9 12 『(500)日のサマー』((500) Days of Summer)
出演:ズーイー・デシャネル 監督:マーク・ウェッブ
10 6 Orphan
出演:ピーター・サースガード、ヴェラ・ファーミガ 監督:ジャウム・コレット=セラ
“『G.I.ジョー』が首位席巻!”

3作品が初登場を果たした今週末、人気フィギュアから派生した1980年代のテレビ・アニメの実写版、アクション・スリラー『G.I.ジョー』が、 5,471万ドルで首位の座に立った。同作は、今後注目をあびそうなチャニング・テイタム、アクション・スターとしての一歩を歩みはじめたシエナ・ミラー、ハリウッド・デビューを飾る韓流スターのイ・ビョンホンらが扮する、アメリカ軍の特殊部隊
G.I.ジョーが、世界征服をもくろむ悪の組織コブラに戦いを挑むというストーリー。
「トランスフォーマー」シリーズで成功を収めたパラマウントは、シリーズ第2弾が、批評家からの評判が悪かったにもかかわらず興行的に大成功を収めた経験を生かし、同作も批評家に試写を見せない方式を導入。公開後の批評家の評価は賛否両論だが、サマー・ムービーとしては十分楽しめる内容。『ダークナイト』が公開中の昨年と比べ、これまでの約1ヶ月間はマイナスだった興行成績も、同作のおかげで前年同週比で約20%アップとなったようだ。

2位に初登場したのは、『Julie & Julia』の2,003万ドル。メリル・ストリープが、実在の料理人ジュリア・チャイルドを、『ダウト~あるカトリック学校で~』で共演したエイミー・アダムスが、自分の人生を充実させるために、ジュリアの料理本のレシピを1年間作り続けてブログに書き込むという任務を自らに課したジュリーを熱演。同作のジャンルはコメディだが、またもや2人の息の合っ
た演技に注目が集まっている。

そして3位は、先週と変わらずライブ・アクション・アニメ『G-Force』の987万ドル。

4位は先週の2位からランクダウンし公開4週目で大失速した『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の893万ドル。

5位は、アダム・サンドラー作品には珍しく公開2週目で1位から陥落し、大幅ダウンとなったコメディ『Funny People』の799万ドルだった。

<来週の見どころ>
同名ベストセラー小説を映画化したロマンティック・ドラマ『The Time Traveler's Wife』が公開される。タイムトリップしてしまう夫に苦悩する妻にレイチェル・マクダム、夫役はエリック・バナが演じているが、当初は脚本家がブラッド・ピットとジェニファー・アニストンを想定して書いたといわれている作品。2人が演じていたら、まったく違う作品になっただけではなく、離婚も間逃れたかも?

他ミュージック・コメディ『Bandslam』が全米公開されるほか、日本で大ヒットした宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』の吹き替え版『Ponyo』が限定公開される。ちなみに声優は、ボヒョをマイリー・サイラスの妹ノア・サイラス、ジョナス・ブラザーズの4男フランキーが担当するほか、ケイト・ブランシェット、マット・デイモン、リーアム・ニーソンら豪華キャストが務めている。



2009年8月 4日 (火)

USランキング 2009年7月31日~8月2日

RankPre.作品名
1 NEW Funny People
出演:アダム・サンドラー 監督:ジャド・アパトウ
2 2 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
3 1 『Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
4 3 『男と女の不都合な真実』(The Ugly Truth)
出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー 監督:ロバート・ルケティック
5 NEW Aliens in the Attic
出演:アシュレイ・ティスデイル 監督:ジョン・シュルツ
6 4 Orphan
出演:ピーター・サースガード、ヴェラ・ファーミガ 監督:ジャウム・コレット=セラ
7 5 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(Age: Dawn of the Dinosaurs)
出演:ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ(声) 監督:カルロス・サルダーニャ
8 7 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
9 8 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
10 6 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
“アダム・サンドラー主演のコメディ『Funny People』が首位!”


アメリカでは人気のアダム・サンドラー主演のコメディ『Funny People』が、2,266万ドルで首位に立った。サンドラー扮する余命いくばくもない人気コメディアンに扮するため、コメディといっても若干ダーク。さらに批評家からの評判が悪かったせいか、1位を死守したものの、通常サンドラーが稼ぎ出す3000万ドルから4000万ドルには及ばずだった。

2位は、先週と同じ『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の1,791万ドル。公開3週目で全米歴代48位につけているが、大失速しており、他のシリーズにどこまで追いつけるか、どこまで超えられるかが見もの。

そして3位は、先週の1位からランクダウンしたライブ・アクション・アニメ『G-Force』の1,751万ドルだった。

4位は、先週の3位からランクダウンしたジェラルド・バトラー、キャサリン・ヘイグル主演のコメディ『男と女の不都合な真実』の1,319万ドル。

5位はファミリー向けライブ・アクション『Aliens in the Attic』が、予想を下回る801万ドルで初登場を果たした。

なお昨年の同時期は、『ダークナイト』がボックスオフィスを席巻していたこともあり、特にスローな週末となった。

<来週の見どころ>
人気フィギュアから派生した1980年代のテレビ・アニメの実写版、アクション・スリラー『G.I.ジョー』が公開される。
主演は、今後注目をあびそうなチャニング・テイタム、アクション・スターとしての一歩を歩むシエナ・ミラー、ハリウッド・デビュー作となる韓流スターのイ・ビョンホンなど、豪華キャストが勢ぞろい。

そして、『プラダを来た悪魔』でファッション雑誌のドンを演じたメリル・ストリープが、今度は実在の料理人ジュリア・チルドを熱演する『Julie & Julia 』も公開に。『プラダ~』ではボスに振り回されるアシスタントを演じたアン・ハサウェイが注目をあびたが、今度は『ダウト』でコンビを組み息のあったところを見せてくれたエイミー・アダムスが、またもや振り回され役として注目をあびそう。

今週静かだったボックス・オフィスをどこまでに賑わしてくれるか楽しみだ。


2009年7月28日 (火)

USランキング 2009年7月24日~7月26日

RankPre.作品名
1 NEW 『Gフォース』(G-Force)
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス(声) 監督:ホイト・イェットマン
2 1 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
3 NEW 『男と女の不都合な真実』(The Ugly Truth)
出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー 監督:ロバート・ルケティック
4 NEW Orphan
出演:ピーター・サースガード、ヴェラ・ファーミガ 監督:ジャウム・コレット=セラ
5 2 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(Age: Dawn of the Dinosaurs)
出演:ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ(声) 監督:カルロス・サルダーニャ
6 3 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
7 6 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
8 5 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
9 7 『パブリック・エネミーズ』(Public Enemies)
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル 監督:マイケル・マン
10 4 『ブルーノ』(Bruno)
出演:サシャ・バロン・コーエン 監督:ラリー・チャールズ
“ディズニー・アニメ『Gフォース(G-Force)』が、ハリポタを抜く快挙!”

新作3本が公開された今週末、先週公開された待望のシリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が首位の座を死守すると思われていたが、ディズニーのアニメ『Gフォース(G-Force)』が、3,171万ドルで見事首位の座を奪い取った。同作は、ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーとニコラス・ケイジがタッグを組んだ、ライブ・アクション・アニメで、FBIの特殊部隊Gフォースの隊員であるネズミたちが、アメリカの危機を救うというストーリー。夏休みはファミリー映画が優勢になる上に、最近は3D映画が好調ではあるものの、スタジオ側もハリポタ映画に勝てるとは思っていなかったよう。危機に扮しているアメリカを助けてくれる何かを探している国民心理にもぴったりの内容だったようだ。

2位は、先週の1位からランクダウンした『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の2,946万ドル。公開2週間で2億2,130万ドル、全米歴代71位に達したが、前週比60%以上ダウンと数字の落ち込みがひどく、スタートの勢いに反してどこまで数字を伸ばせるかが疑問視されはじめている。

3位、4位は初登場作品がランクインしている。まず3位は、ジェラルド・バトラー、キャサリン・ヘイグル主演のロマンティック・コメディ『男と女の不都合な真実』の2,761万ドル。批評家のレビューではわずか15%しか好評価を得られなかったため、スタジオ側にとっては予想を上回る数値のよう。『トランスフォーマー/リベンジ』もしかり、近年は、あまり批評家の意見を当てにしない傾向があるようだ。

そして4位はホラー『Orphan』の1,287万ドル、5位は、先週の2位からランクダウンした『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』の841万ドルだった。

ちなみに6位は、3位からランクダウンした『トランスフォーマー/リベンジ』の812万ドルで、公開5週目で全米歴代10位まで浮上。前作の『トランスフォーマー』は21位だったことから、予想を上回る大ヒットとなった。

<来週の見どころ>
アダム・サンドラー主演のコメディ『Funny People』、人間とCGアニメのエイリアンが激突するライブ・アクション『Aliens in the Attic』、そして夏の暑さも吹っ飛ばすホラー『The Collector』など、多ジャンルの作品が公開される。




2009年7月21日 (火)

USランキング 2009年7月17日~7月19日

RankPre.作品名
1 NEW 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Potter and the Half-Blood Prince)
出演:ダニエル・ラドクリフ 監督:デイビッド・イェーツ
2 2 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(Age: Dawn of the Dinosaurs)
出演:ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ(声) 監督:カルロス・サルダーニャ
3 3 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
4 1 『ブルーノ』(Bruno)
出演:サシャ・バロン・コーエン 監督:ラリー・チャールズ
5 5 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
6 6 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
7 4 『パブリック・エネミーズ』(Public Enemies)
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル 監督:マイケル・マン
8 8 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
9 9 『私の中のあなた』(My Sister's Keeper)  
出演:キャメロン・ディアス 監督:ニック・カサベテス
10 7 I Love You, Beth Cooper
出演:ヘイデン・パネッティーア ポール・ラスト 監督:クリス・コロンバス
“待望のシリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、ぶっちぎりの1位”

15日、昨年のサンクスギビングに公開予定だったにも関わらず、半年以上公開が先延ばしになってファンをガッカリさせたシリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が公開され、オープニング5日間で1億5,802万ドルの大ヒットを記録した。この数字は、水曜日公開作としては、先月公開され約2億ドルを稼ぎ出した『トランスフォーマー/リベンジ』に次いで2番目で、ミッドナイト・プレミアでは、昨年公開された『ダークナイト』の約1800万ドルを越える約2200万ドルを稼ぎ出す快挙。ファンの渇望感がそのまま数字に表れ、新記録を樹立した。また同数字は、2007年に公開されたシリーズ第5弾『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の1億3,970万ドルより約2,000万ドル多く、スタジオ側は、2001年に公開されたシリーズ第1弾で、シリーズで最高成績全米歴代23位を誇る、『ハリー・ポッターと賢者の石』と同様に、3億ドル越えを期待しているようだ。

2位と3位は、先週と変わらずで、2位は『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』の1,756万ドル、3位は、『トランスフォーマー/リベンジ』の1,369万ドル。大失速しているものの、公開4週目で1993年に公開された『ジュラシック・パーク』を抜き、歴代13位に浮上した。

4位は、先週1位から大きくランクダウンした『ブルーノ』の832万ドル。『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』が大ヒットしたサシャ・バロン・コーエン主演作とあってオープニングはまずまずだったが、作品が酷評されているため、予想通り前週比約70%の大幅ダウンとなった。

そして5位も先週と変わらずで、『あなたは私の婿になる』の829万ドル。公開5週目で1億ドルを突破した。

なお、ズーイ・ディシャネル主演の『(500) Days of Summer』は、ロマンティック・コメディの中でも指折りとの評判で、わずか27館の公開にも関わらず、初登場12位にランク入りを果たしている。

<来週の見どころ>
来週は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど数々のヒット作を生み出しているジェリー・ブラッカイマーがプロデュースする3Dコメディ・アニメ『G-Force』が公開される。声優には、ジェリー作品の常連ニコラス・ケイジや、ペネロペ・クルスら。ネズミ率いるFBI秘密部隊Gフォースが、アメリカの危機を救うべく、ミッションを遂行する。

他、ジェラルド・バトラーとキャサリン・ヘイゲル主演のロマンティック・コメディ『The Ugly Truth』、『オーメン』もビックリのホラー『Orphan』と多ジャンルの作品が公開され、強敵『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に挑む。


2009年7月14日 (火)

USランキング 2009年7月10日~7月12日

RankPre.作品名
1 NEW Bruno
出演:サシャ・バロン・コーエン 監督:ラリー・チャールズ
2 2 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(Age: Dawn of the Dinosaurs)
出演:ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ(声) 監督:カルロス・サルダーニャ
3 1 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
4 3 『パブリック・エネミーズ』(Public Enemies)
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル 監督:マイケル・マン
5 4 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
6 5 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
7 NEW I Love You, Beth Cooper
出演:ヘイデン・パネッティーア ポール・ラスト 監督:クリス・コロンバス
8 6 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
9 7 『私の中のあなた』(My Sister's Keeper)  
出演:キャメロン・ディアス 監督:ニック・カサベテス
10 9 『サブウェイ123 激突』(The Taking of Pelham 123)
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 監督:トニー・スコット
“サシャのコメディ『Bruno』が首位”

2006年に公開された『ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』が大ヒットしたサシャ・バロン・コーエンが、オーストラリア人のゲイに扮する爆笑コメディ『Bruno』が、3,062万ドルで初登場。見事首位の座を獲得した。客足は金曜日から土曜日にかけて39%も減少しており、今後の数字の伸びは期待値より低くなりそうだが、アメリカでは、すっかりサシャの人気が定着したようだ。

2位は先週と変わらず、『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』の2,761万ドル。公開2週目で1億ドルを突破した。

そして3位は、2週連続首位の座から脱落した『トランスフォーマー/リベンジ』の2,421万ドル。大失速したが、公開3週間で3億3,922万ドルに達しており、早くも全米歴代16位の座についている。

4位は、先週の3位からワンランクダウンしたジョニー・デップ主演の『パブリック・エネミーズ』の1,379万ドルで、ギャングものとしては珍しく、3週目となる来週には1億ドル突破は確実。さすがはジョニー・デップ!!

そして5位は、サンドラ・ブロック主演作『あなたは私の婿になる』の1,060万ドルで、公開4週目で1億ドルに到達するヒットとなった。

<来週の見どころ>
来週は、15日(水)に公開されるハリー・ポッター・シリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス/Harry Potter and the Half-Blood Prince』一色になること間違いなし!1位は確実だが、昨年の公開が伸びて待ちくたびれたファンも多く、どこまで数字が伸ばせるか、他シリーズとの比較も楽しみだ。


2009年7月 7日 (火)

USランキング 2009年7月3日~7月5日

RankPre.作品名
1 1 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
2 NEW 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(Ice Age: Dawn of the Dinosaurs)
出演:ジョン・レグイザモ、クィーン・ラティファ(声) 監督:カルロス・サルダーニャ
3 NEW 『パブリック・エネミーズ』(Public Enemies)
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル 監督:マイケル・マン
4 2 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
5 3 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
6 4 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
7 5 『私の中のあなた』(My Sister's Keeper)  
出演:キャメロン・ディアス 監督:ニック・カサベテス
8 7 『サブウェイ123 激突』(The Taking of Pelham 123)
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 監督:トニー・スコット
9 6 Year One
出演:ジャック・ブラック、マイケル・セラ 監督:ハロルド・ライミス
10 9 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
“『トランスフォーマー/リベンジ』がわずかの差で、2週連続首位!”

独立記念日の連休となった今週末は新作2本が公開されたが、先週に引き続き『トランスフォーマー/リベンジ』が、2位の4,169万ドルとわずかの差 4,232万ドルで、見事首位の座を死守した。公開2週目で2億9,336万ドルを稼ぎ出し、既に全米歴代31位まで上昇。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、どこまで数字が伸ばせるか楽しみだ。

残念ながら初登場2位の座に落ち着いたのは、CGアニメのシリーズ第3弾『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』。累積推定値では『トランスフォーマー/リベンジ』と並んでいたが、水曜日に公開されたこともあり、わずかの差ながら首位には立てなかった。しかし、初日1日の興行収入は1,380万ドルで首位に初登場。これまで最高だった『シュレック2』(2004)の1180万ドルを抜き、水曜日公開のアニメ作品としては、過去最高となった。

そして大方の予想通り3位に初登場したのは、マイケル・マン監督、ジョニー・デップ主演の『パブリック・エネミーズ』の2,527万ドル。同作はノンフィクション小説の映画化で、1930年代のアメリカを舞台に、実在したアメリカのギャングたちとFBIの関係を描いた硬派作品。ギャングものが流行らない昨今だが、さすがはデップ。1日から5日間で、4,014万ドルを稼ぎ出している。

4位は先週の2位からランクダウンした『あなたは私の婿になる』の1,286万ドルで、1億ドル突破目前、5位は3位からランクダウンした『The Hangover』の1,127万ドルで、2億ドルを突破する快進撃を続けている。

<来週の見どころ>
『ボラット』で大ブレイクしたサシャ・バロン・コーエン主演の最新コメディ『Bruno』が全米公開されるほか、小雪も出演する『ラスト・ブラッド(Blood: The Last Vampire)』が、限定公開される。


2009年6月30日 (火)

USランキング 2009年6月26日~6月28日

RankPre.作品名
1 NEW 『トランスフォーマー/リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)
出演:シャイア・ラブーフ 監督:マイケル・ベイ
2 1 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
3 2 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
4 3 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
5 NEW 『私の中のあなた』(My Sister's Keeper)  
出演:キャメロン・ディアス 監督:ニック・カサベテス
6 4 Year One
出演:ジャック・ブラック、マイケル・セラ 監督:ハロルド・ライミス
7 5 『サブウェイ123』(The Taking of Pelham 123)
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 監督:トニー・スコット
8 7 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
9 6 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
10 8 Away We Go
出演:ジョン・クラシンスキー、マヤ・ルドルフ 監督:サム・メンデス
“『トランスフォーマー/リベンジ』が、新記録樹立のブッチギリNo.1!”

映画界が活況を迎える4日の独立記念日を控え、シリーズ第2弾『トランスフォーマー/リベンジ』が24日(水)から公開され、たった5日間で、2億ドルを突破するという快挙を成し遂げた。初日の6,202万ドルは、2007年の金曜日に公開された『ダークナイト』の6720万ドルに次いで2位、水曜日公開作としては、2007年に公開された『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の4420万ドルを軽々と超え、新記録を樹立。また歴代の6月公開作品の記録を塗り替えるとともに、今年の公開作の中でもダントツだった『スター・トレック』が7週間で築き上げた2億4,633万ドルまであと一歩という驚異的なヒットとなった。

シリーズ第2弾の同作は、前作と同様にマイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス主演だが、批評家からの評判は最悪。しかしこの結果に配給元のパラマウントは、「批評家は、映画の出来栄えばかりに注目してしまい、映画の最終目的がエンターテインメントであるということを忘れているのでしょう」と強気のコメント。実際の出口調査でも、鑑賞者の91%が「前作と同じかもっと面白い」と答えているそうで、全米歴代2位の『ダークナイト』の5 億は難しいにしても、早くも4億ドル突破が現実味を帯びてきた。

以下2位から4位は、先週からワンランク・ダウン。2位は、『あなたは私の婿になる』の1,858万ドル、3位は『The Hangover』の1,702万ドル。

そして4位は『カールじいさんの空飛ぶ家』の1,306万ドルだった。なお同作は、公開5週目で2億5000万ドルを突破し、全米歴代48位まで浮上している。

そして5位は、キャメロン・ディアスと天才子役アビゲイル・ブレスリンが母子を演じるベストセラー小説の映画化『私の中のあなた』の1,244万ドル。監督はニック・カサべテスで、アビゲイルが、白血病の姉に助けるために遺伝子操作によって臓器提供者として生まれてきたアンナを熱演している。

<来週の見どころ>
今最もホットなジョニー・デップが、珍しくキザな2枚目を熱演し、クリスチャン・ベイル主演、『ヒート』のマイケル・マン監督で贈るアクション・ドラマ『パブリック・エネミーズ(Public Enemies)』、ヒット作『アイス・エイジ』のシリーズ第3弾『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの(Ice Age: Dawn of the Dinosaurs)』が公開され、強敵『トランスフォーマー/リベンジ』に挑む。


2009年6月23日 (火)

USランキング 2009年6月19日~6月20日

RankPre.作品名
1 NEW 『あなたは私の婿になる』(The Proposal)
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ 監督:アン・フレッチャー
2 1 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
3 2 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
4 NEW Year One
出演:ジャック・ブラック、マイケル・セラ 監督:ハロルド・ライミス
5 3 『サブウェイ123』(The Taking of Pelham 123)
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 監督:トニー・スコット
6 4 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
7 7 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
8 5 『マーシャル博士の恐竜ランド』(Land of the Lost)
出演:ウィル・ファレル、アナ・フリエル 監督:ブラッド・シルバーリング
9 6 Imagine That
出演:エディ・マーフィ 監督:カーリー・カートパトリック
10 8 『ターミネーター4』(Terminator Salvation)
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 監督:マックG
“サンドラ・ブロックが、主演作のロマコメ『あなたは私の婿になる』で10年ぶり
に首位!”

ロマコメの女王サンドラ・ブロックの久々の主演作『あなたは私の婿になる』が、3,363万ドルを稼ぎだし見事首位に立った。ヒット作を連発しているように見えるサンドラだが、なんと初登場1位はベン・アフレックと共演した『恋は嵐のように』以来で10年ぶりの快挙となった。同作は、サンドラ演じる凄腕編集者が、ビザ申請を却下されてカナダに強制送還されないよう、ライアン・レイノルズ扮するアメリカ人アシスタントに、昇進と引き換えに偽装結婚を頼むドタバタ・ラブコメディ。ふたりのホットなセックス・シーンが話題になっているからか、観客の37%が男性客と、ロマコメ映画には珍しい現象でヒットしているようだ。

2位は、2週連続首位の座を明け渡したコメディ『The Hangover』の2,675万ドル。ジェニファー・アニストンの新たな恋人としてホットなブラッドリー・クーパーも主演の1人とあって、公開3週で1 億5,282万ドルと相変わらず快進撃を続けておりR指定コメディ映画の新記録樹立に期待がかかる。

3位は先週の2位からワンランクダウンしたアニメ『カールじいさんの空飛ぶ家』の2,349万ドル。公開4週目で2億2,627万ドルと、早くも歴代67 位だった『WALL-E/ウォーリー』の2億2381万ドルを突破して67位の座に。ピクサー・アニメとしては既に歴代3位の座についたが、早くもスタジオ側は2004年に公開された歴代2位『インクレディブル』の2億6100万ドル突破に期待しているようだ。

そして4位に初登場したのは、ジャック・ブラック主演のコメディ『Year One』の1,961万ドル。こちらは、製作費6000万ドルの作品としては期待値を下回る結果となった。

5位は、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演のアクション・スリラー『サブウェイ123/激突』の1,203万ドル。トニー・スコット監督は、リメイク版ではなく新たな作品としての自信を見せたが、こちらは期待を大きく下回る結果に終わった。

<来週の見どころ>
2007年に公開された『トランスフォーマー』のシリーズ第2弾で、シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス主演の『トランスフォーマー/リベンジ(Transformers: Revenge of the Fallen)』が、24日水曜日から公開される。シャイア扮するサムは大学生になり、特殊能力を身につけたために、トランスフォーマーから狙われる。監督は前作に引き続きマイケル・ベイだが、続編の意欲はないようで、ベイ監督最後の作品になるかも?

そして『リトル・ミス・サンシャイン』の天才子役アビゲイル・ブレスリンとキャメロン・ディアス主演、そしてニック・カサヴェテス監督で贈る感動のドラマ『My Sister's Keeper』が公開される。『トランスフォーマー/リベンジ(Transformers: Revenge of the Fallen)』の首位デビューは確実だが、どこまで数字が伸ばせるか、そして公開中の作品の人気も以前高いことから、新作との
首位の順位の入れ替わりが注目される。


2009年6月16日 (火)

USランキング 2009年6月12日~6月14日

RankPre.作品名
1 1 The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
2 2 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
3 NEW 『サブウェイ123』(The Taking of Pelham 123)
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ 監督:トニー・スコット
4 4 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
5 3 『マーシャル博士の恐竜ランド』(Land of the Lost)
出演:ウィル・ファレル、アナ・フリエル 監督:ブラッド・シルバーリング
6 NEW Imagine That
出演:エディ・マーフィ 監督:カーリー・カートパトリック
7 5 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
8 6 『ターミネーター4』(Terminator Salvation)
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 監督:マックG
9 8 『天使と悪魔』(Angels & Demons)
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー 監督:ロン・ハワード
10 7 Drag Me to Hell
出演:アリソン・ローマン 監督:サム・ライミ
“R指定コメディ『The Hangover』が、驚きの2週連続首位!”

新作2本が初登場したにもかかわらず、前週も予想外のヒットで首位の座を獲得した『The Hangover』が、3,279万ドルで2週連続首位の座を死守した。男4人のバチェラーバーティの行く末を描いたR指定の同コメディは、評判が高さとおもしろさが口コミで伝わったようで、前週比わずか28%のダウン。製作費はわずか3100万ドルだが、ストーリーの斬新さと出来栄えは抜群で、キャストもブラッドリー・クーパー以外はほぼ無名なのが功を奏したよう。公開10日目で1億ドルを突破しており、R指定コメディとしては、昨年公開された『セックス・アンド・ザ・シティ』の11日を抜いて記録を更新!スタジオ側も、予想外のヒットに嬉しい悲鳴をあげており、2億ドル突破が見えてきた。

2位も先週と変わらずヒットを続けているファンタジー・アニメ『カールじいさんの空飛ぶ家』の3,076万ドル。公開3週目で1億8,743万ドルは、昨年夏に公開された『WALL-E/ウォーリー』の1億6300万ドルを越しており、ピクサーアニメの中でも指折りの大ヒット間違いなしだ。

絶好調の上位2作品とは反対に、初登場3位と不本意な結果に終わったのは、デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタ主演、トニー・スコット監督とビッグ・ネームが揃う、リメイク版のサスペンス・アクション『サブウェイ・パニック』の2,337万ドル。過去のセットとは違い、実際にNYの地下鉄を使って撮影されたハイジャック映画は迫力は抜群なはずなのだが、物騒で不景気なこのご時世に、観客は映画に夢や非現実を望んでいるのかもしれない。

そして4位は先週と変わらず、『ナイトミュージアム 2』の962万ドル、5位は、先週3位からランクダウンした『マーシャル博士の恐竜ランド』の899万ドルだった。

ちなみにスタジオ側が、「本当に落胆している」と発表しているのが、6位に初登場したエディ・マーフィ主演のファミリー・コメディ『Imagine That』の550万ドル。ドラマ『ドリーム・ガールズ』では、アカデミー賞以外、助演男優賞をほぼ総なめにしたエディだが、昨年7月に公開されたコメディ『Meet Dave』もオープニング成績が約500万ドル、総興行成績が1200万ドルとかなり寒い数字に
終わっており、主役を張るのは難しい状態に追い込まれている。

なお、デビッド・ボーイの息子ダンカン・ジョーンズが初メガホンを取り、未来の月を舞台に描いた『Moon』は、1人2役のサム・ロックウェルの演技とダンカンのカメラワークが絶賛されており、評判も成績も上々。今後拡大公開される予定になっている。

<来週の見どころ>
サンドラ・ブロックライアン・レイノルズのセックス・シーンが話題のロマンティック・コメディ『The Proposal』やウッディ・アレン監督が久々にマンハッタンを舞台に描いたロマンティック・コメディ『Whatever Works』、そしてジャック・ブラック主演のコメディ『Year One』と、コメディ3作品が全米公開される。



2009年6月 9日 (火)

USランキング 2009年6月5日~6月7日

RankPre.作品名
1 NEW The Hangover
出演:ジャスティン・バーサ 監督:トッド・フィリップス
2 1 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
3 NEW 『マーシャル博士の恐竜ランド』(Land of the Lost)
出演:ウィル・ファレル、アナ・フリエル 監督:ブラッド・シルバーリング
4 2 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
5 5 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
6 3 『ターミネーター4』(Terminator Salvation)
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 監督:マックG
7 4 Drag Me to Hell
出演:アリソン・ローマン 監督:サム・ライミ
8 6 『天使と悪魔』(Angels & Demons)
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー 監督:ロン・ハワード
9 NEW My Life in Ruins
出演:ニア・ヴァルダロス リチャード・ドレイファス 監督:ドナルド・ペトリ
10 7 Dance Flick
出演:ショシャーナ・ブッシュ 監督:ダミアン・ウェイアンズ
“コメディ『The Hangover』が、驚きの首位!”

新作3本がベスト10圏内にランクインした今週末、大方の予想を裏切って、コメディ『The Hangover』が、4,498万ドルで首位の座にたった。同作は、結婚前の週末に、ラスベガスで独身最後のパーティを開いた花婿が行方不明になり、二日酔いの親友3人が必死に花婿を探しまわるコメディ。通常日曜日の数字は、金、土曜日の成績でスタジオが予測するために下方修正することが多く、予測では3位デビューと思われていた。しかし、批評家からの評判も良かったせいか予想を大きく上回り、見事首位の座に立った。

わずかの差で2週連続の首位ならず!だったのが、頑固爺さんカールが、招かざる客である少年と長年の夢だった風船で家ごと空を旅するというファンタジー・アニメ『カールじいさんの空飛ぶ家』の4,414万ドル。ブロックバスター映画は、前週比50%以上ダウンするのが普通だが、同作はわずか約35%ダウン。ピクサーは今週の興行成績は4000万ドル以下と見積もっていたようだが、評判と作品の良さが口コミで広がり、公開2週目で1億3,721万ドル。2 億ドル突破は確実となった。またオープニング成績で言えば、ピクサー映画10本中3位だが、最終的に3億3970万ドルを稼ぎ出した『ファインディング・ニモ』、2億6140万ドルの『Mr.インクレディブル』、そして2億5580万ドル『モンスターズ・インク』のうちの、どのポジションまで追い上げるのか注目されている。

これら2本の快進撃の一方で、残念な結果に終わったのが1974年から77年までアメリカで放映された子供向けテレビ・シリーズの映画版で、ウィル・ファレル主演の『Land of the Lost』。タイムマシーンを発明したマーシャル博士が、助手らとともに恐竜のいるもう一つの地球へとタイムスリップしてしまうというストーリーだが、批評家からの評判も悪く、製作費1億ドルをかけて首位デビューが期待されていたにもかかわらず、わずか1,884万ドルの残念な結果に終わった。

4位は、先週の2位からランクダウンしたベン・スティラー主演の『ナイト ミュージアム2』の1,463万ドルで、公開3週目で1億4,634万ドルを稼ぎ出している。

そして5位は、先週と変わらず快進撃を続けている『スター・トレック』の831万ドル。大失速したが、公開5週目で全米歴代67位まで浮上している。

ちなみに『The Departures』(邦題『おくりびと』)は、前週と変わらず2館の上映にもかかわらず、33位から31位にランクアップしている。

<来週の見どころ>
1974年に公開されたサスペンス・アクション『サブウェイ・パニック』のリメイク『サブウェイ123』のが公開される。トニー・スコット監督が、NYの地下鉄を舞台に、乗客を人質にとったジョン・トラボルタ扮する犯人と、デンゼル・ワシントン扮する地下鉄公安局の職員の頭脳戦を描く。

また限定公開では、デビット・ボーイの息子ダンカン・ジョーンズが初メガホンを取った『Moon』、アメリカの恥部を抉り出し続けているマイケル・ムーアに習いロバート・ケナー監督が、食品産業の内情を暴いた『Food, Inc.』などが公開される。


2009年6月 2日 (火)

USランキング 2009年5月29日~5月30日

RankPre.作品名
1 NEW 『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)
出演:エド・アズナー クリストファー・プラマー (声) 監督:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン
2 1 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
3 2 『ターミネーター4』(Terminator Salvation)
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 監督:マックG
4 NEW Drag Me to Hell
出演:アリソン・ローマン 監督:サム・ライミ
5 3 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
6 4 『天使と悪魔』(Angels & Demons)
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー 監督:ロン・ハワード
7 5 Dance Flick
出演:ショシャーナ・ブッシュ 監督:ダミアン・ウェイアンズ
8 6 『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(X-Men Origins: Wolverine)
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー 監督:ギャヴィン・フッド
9 7 Ghosts of Girlfriends Past
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー 監督:マーク・ウォーターズ
10 8 Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
“批評家も大絶賛の嵐!のピクサー・アニメ『カールじいさんの空飛ぶ家』が首位”

超大作が目白押しのサマーシーズンにうってつけのピクサー・アニメ『カールじいさんの空飛ぶ家』が、6,811万ドルで、見事首位の座に立った。これまでに10本のアニメをこの世に送り出してきたピクサーだが、同作のオープニングは、昨年アカデミー賞アニメ部門賞を受賞した『WALL-E/ウォーリー』の6,310万ドルを抜き、『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』の7000万ドルに続く3位。チケット代の値上げや、代金の高い3Dでの鑑賞者が多いことから単純な比較は難しいが、批評家に「これまでのピクサー・アニメの中で最高のできばえ。映像、スクリプト、エンターテインメント性と、どの要素をとっても申し分がない」と
言わしめるほど。作品の評判が高いことから、今後もファミリーだけではなく、大人のカップルの観客も足を運びそうで、息の長いヒットが期待されている。

先週の1位の座を明け渡して2位にランクダウンしたのは、ベン・スティラー主演の『ナイトミュージアム2』の2,435万ドル。前編よりも作品の評価が高いことから、2週間で1億ドルを突破する快進撃を続けている。

そして3位は、先週の2位からランクダウンした『ターミネーター4』の1,643万ドル。極力CGを控えたため、爆破シーンなどにはリアリティがありアクション映画としては楽しめるが、もともとは、主役なるはずだった記憶喪失のサイボーグ、マーカス・ライト役をオファーされていたクリスチャン・ベールが、ジョン・コナー役を切望したため、直前にスクリプトがコナー中心に書き換えられたそう。その結果。作品の完成度がイマイチでドラマ性にかけると、批評家からの評判が悪いことが、数字にそのまま結びついてしまったようだ。

4位には、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督がメガホンを取ったホラー『Drag Me to Hell』が1,583万ドルで初登場。

そして5位は、先週の3位からランクダウンした『スター・トレック』の1,261万ドル。大失速したが、公開4週目で2億931万ドル、全米歴代81位と立派な成績。また、今年公開された作品の中で見てみると、これまで最高だった『モンスターVSエイリアン』が10週間で築き上げた1億9,442万ドルを軽く超えて首位に立つとともに、2億ドルをはじめて突破した作品となった。

なお、『Departures』(邦題『おくりびと』)は、わずか9館での公開にもかかわらず、33位に初登場。アカデミー効果は抜群のようだ。

<来週の見どころ>
1970年代のアメリカの人気テレビシリーズで、ウィル・ファレル主演のアドベンチャー・コメディ『Land of the Lost』、結婚の2日前にバチェラー・パーティよろしくラスベガスに出向いた男性4人が繰り広げるドタバタ・コメディ『The Hangover』など、アメリカ人好みのおバカなエンターテインメント映画が 2本公開されるほか、トライベッカ映画祭のオープニング作品に選ばれたニア・バルダロス主演のロマンティック・コメディ『My Life in Ruins』が公開される。


2009年5月27日 (水)

USランキング 2009年5月22日~5月24日

RankPre.作品名
1 NEW 『ナイト ミュージアム2』(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 監督:ショーン・レヴィ
2 NEW 『ターミネーター4』(Terminator Salvation)
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン 監督:マックG
3 2 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
4 1 『天使と悪魔』(Angels & Demons)
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー 監督:ロン・ハワード
5 NEW Dance Flick
出演:ショシャーナ・ブッシュ 監督:ダミアン・ウェイアンズ
6 3 『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(X-Men Origins: Wolverine)
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー 監督:ギャヴィン・フッド
7 4 Ghosts of Girlfriends Past
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー 監督:マーク・ウォーターズ
8 5 Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
9 7 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
10 6 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
“ファミリー映画『ナイトミュージアム2』が、『ターミネーター4』をくだして首位!”

メモリアル・デイの3連休の週末は映画業界ではかき入れ時とあって、通常では考えられないような超大作2本が激突!このところ快進撃を続けているベン・スティラー主演の続編『ナイト ミュージアム2』と、アーノルド・シュワルツェネッガーでおなじみの6年ぶりのシリーズ第4弾『ターミネーター4』が公開され、ファミリー向けの『ナイトミュージアム2』が、金曜日から月曜日の4日間で7005万ドルを稼ぎ出し、見事首位の座に立った。

舞台はNYの自然史博物館から世界最大の博物館スミソニアンに移り、ナポレオンやアインシュタインなど、歴史や自然界の遺産たちが次々と動き出すというストーリー。製作費は約1億2500万ドルと前編からスケールアップしたが、2006年のクリスマスに公開された前作のオープニングは3日間で約3000万ドル。今回の数字は4日間のため単純に比較はできないが、内容も質が大幅アップしたと批評家からの良い評判がそのまま反映され、2倍以上の興行成績を稼ぎ出した。

一方、初登場2位となった『ターミネーター4』は、4日間で5,194万ドルと予想を下回る残念な結果に。21日(木)から公開されているため単純比較はできないが、5日間で考えた場合でも、スタジオ側の予想の7000万ドルを下回る6,532万ドルと、少々物足りない結果に終わったようだ。製作費約1億8000万の同作の舞台は2018年。バットマンのクリスチャン・ベイルが、ジョン・コナーが、人類の生き残りをかけて戦うというストーリーで、特撮バリバリの超大作だが、連休とあってファミリー客を『ナイト ミュージアム2』に取られたことや、観客の70%は男性であることから大ヒット公開中の『スター・トレック』に客足を取られている可能性もありそうで、来週の動向にも注目したい。

そして3位は、先週の2位からワンランクダウンした『スター・トレック』の1,938万ドル。予想以上の快進撃を続けており、公開わずか3週目で2億ドル目前の1億9,101万ドルをたたきだし、早くも全米歴代99位にランクインした。

4位は、先週の1位からランダウンした『天使と悪魔』の2,741万ドル。公開11日目で8,752万ドルは、2006年に公開された『ダ・ビンチ・コード』の1億4500万ドルからは程遠い結果に終わりそうだが、同タイトルの原本の売れ行きから考えても、この結果はスタジオ側があらかじめ予測していた範囲のようだ。

なお、5位には、コメディ『Dance Flick』が、1,262万ドルで初登場した。

<来週の見どころ>
数々のアニメをこの世に送り出してきたピクサーが贈るアニメ『Up』、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督のホラー『Drag Me to Hell 』などが公開されるほか、マーク・ラファエロ、エイドリアン・ブロディ、レイチェル・ワイズ、そして菊地凛子主演のクライム・ロマンス『The Brothers Bloom』が拡大公開される。
かつての日本が不景気のときに映画の興行成績が良かったように、100年に1度の景気後退期を迎えているアメリカでも客足は好調のようで、来週の数字も楽しみだ。


2009年5月19日 (火)

USランキング 2009年5月15日~5月17日

RankPre.作品名
1 NEW 『天使と悪魔』(Angels & Demons)
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー 監督:ロン・ハワード
2 1 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
3 2 『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(X-Men Origins: Wolverine)
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー 監督:ギャヴィン・フッド
4 3 Ghosts of Girlfriends Past
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー 監督:マーク・ウォーターズ
5 4 Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
6 5 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
7 8 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
8 7 『路上のソリスト』(The Soloist)
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェイミー・フォックス 監督:ジョー・ライト
9 6 Next Day Air
出演:マイク・エプス 監督:ベニー・ブーム
10 9 『アース』(Earth)
監督:アラステア・フォザーギル&マーク・リンフィールド
“『天使と悪魔』ギリギリ・セーフで首位の座をキープ!”

大ヒット作『ダ・ヴィンチ・コード』の前編『天使と悪魔』が公開され、ギリギリ首位の座はキープしたものの4,620万ドルと期待をかなり下回るオープニングとなった。『ダ・ヴィンチ・コード』は、期待値がかなり高かったのでオープニングは約7710万ドル。今回はそれには及ばないことはあらかじめ予想がついていたため、コロンビア・ピクチャーズは、「4000万から5000万くらいを考えていたので、この結果には満足しています」とコメント。しかし、批評家からの厳しい意見と、絶好調の『スター・トレック』の存在が少なからず影響しているようだ。

公開2週目で惜しくも2位に転落した『スター・トレック』は大好評で口コミが広がり、今週も4,303万ドルを稼ぎ出して、公開2週目で1億4,765万ドルを突破!『スター・ウォーズ』ファンで『スター・トレック』には興味がなかったと豪語
するJ・J・エイブラムス監督だが、人間ドラマに重点を置いたプロットと、監督が得意とする映像美と迫力が見事に融合し、見ごたえは十分。昨年同時期に大ヒットを記録した『アイアンマン』の公開2週目で約1億7700万ドルには及ばないが、今のところ今シーズン最大の当たり作と言われている。

以下5位までは、ワンランクづつダウンと激しい順位の入れ替わりはなく、3位は『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』が1,470万ドルと大失速。公開3週で1億5,099万ドルとそろそろ先が見えて来た。

4位はマシュー・マコノヒーとジェニファー・ガーナー主演のラブコメ『Ghosts of Girlfriends Past』の665万ドル、5位は、サスペンス・スリラー『Obsessed』の459万ドル。正妻の立場で身体を張って家庭を崩壊しようとする女性に、体当たりで向かっていくビヨンセの渾身の演技は女性にとってスカッとするようで、上映終了後は拍手喝さいの嵐。その結果、駄作と言われても公開4週で6,261万ドルを稼ぎ出している。

ちなみに2007年にカンヌ映画祭にも出展された松本人志の初監督作品『Big Man Japan』(邦題『大日本人』)は、2館の上映で71位に初登場した。

<来週の見どころ>
サマーシーズン4週目となる来週は、25日のメモリアル・デイで3連休となり、映画産業の最大の稼ぎ時。今のところアメリカでは、不況にも新型インフルエンザ騒ぎにも負けずに多くの人々が映画館に足を運んでいるが、21日からはクリスチャン・ベイル主演のSFアクションのシリーズ第4弾『ターミネーター4』が、 22日からはベン・スティラー主演のヒット作で、ファミリー向けコメディのシリーズ第2弾となる『ナイトミュージアム2』が公開される。これまでの3週間は、大作の公開が各週に1本だったが、今回は客層の違う超大作が2本同時に公開となり、どちらが首位の座に立つのか、どれだけ数字が伸ばせるのか、今から楽しみだ。
またトライベッカ映画祭での先行上映も好評だった『おくりびと』が、『Depertures』として限定公開される。アカデミー賞効果はいかほどか?


2009年5月12日 (火)

USランキング 2009年5月8日~5月10日

RankPre.作品名
1 NEW 『スター・トレック』(Star TreK)
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント 監督:J.J.エイブラムス
2 1 『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(X-Men Origins: Wolverine)
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー 監督:ギャヴィン・フッド
3 2 Ghosts of Girlfriends Past
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー 監督:マーク・ウォーターズ
4 3 Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
5 4 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
6 NEW Next Day Air
出演:マイク・エプス 監督:ベニー・ブーム
7 6 『路上のソリスト』(The Soloist)
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェイミー・フォックス 監督:ジョー・ライト
8 5 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
9 7 『アース』(Earth)
監督:アラステア・フォザーギル&マーク・リンフィールド
10 8 Hannah Montana The Movie
出演:マイリー・サイラス 監督:ピーター・チョルソム
“『スター・トレック』が、予想を上回る好成績で首位デビュー”

『M:i:III』のJ・J・エイブラムス監督が手がけたSFアドベンチャー『スター・トレック』が、木曜日深夜の先行上映から日曜日までで、予想をはるかに上回る7,920万ドルで首位の座に立ち、先週の『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』に続いて、幸先のよいサマー・シーズンのスタートを切った。

同作は、米テレビシリーズでの上映と過去に10本の映画が公開されており、知名度は抜群。しかし、多くのブロックバスター映画は批評家からの評判が悪く、また過去の名作のシリーズものは、新作が劣っていると判断されることが多いため、配給元のパラマウント・ピクチャーズは、5000万ドル前後の成績を見込んでいた。しかし、作品も抜群の出来栄えで、批評家からの評判は大ヒットした『アイアンマン』や『ダークナイト』以上。先行上映された木曜日深夜だけで400万ドル、そして口コミが威力を発揮している証として、金曜日より土曜日、そして日曜日と来場者が予想以上に増える現象が起きており、見積もりの7,600万ドルをも大幅上方修正する結果となった。

ちなみにシリーズ11弾の同作は続編ではなく、「バットマン」シリーズの『バットマン・ビギンズ』のように、カーク船長やスポックなどの若き日々が壮大な宇宙空間の中で描かれる傑作と称されており、今後『ターミネーター4』や『ハリー・ポッターと謎のプリンス』などの超大作が控えているにもかかわらず、2億ドル超えは確実。またオープニングの成績は、チケット代の値上がりを
考慮に入れてもシリーズ最高の数字を稼ぎ出しており、製作費1億4000万ドルをかけたスタジオ側は、 3億ドル突破に鼻息も荒い。

そして2位から5位は、いずれも先週からワンランクダウン。先週華々しい首位を飾った『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』は、前週比で約70%ダウンの2,641万ドル。2週間で1億2,903万ドルとかなり失速したが、大ヒットを既に受けて、既に続編計画も持ち上がっているようだ。

3位は、マシュー・マコノヒーとジェニファー・ガーナー主演のロマンティック・コメディの1,026万ドル、4位はビヨンセ主演のサスペンス・スリラー『Obsessed』の656万ドル、そして5位は、ザック・エフロン主演の青春コメディ『セブンティーン・アゲイン』の423万ドルだった。

<来週の見どころ>
キリスト教の冒涜とも言われ、物議をかもし出した『ダ・ヴィンチ・コード』から3年。今回もトム・ハンクスとロン・ハワード監督のコンビで贈る、『天使と悪魔』が公開となる。同作は、映画と同タイトルの作家のダン・ブラウンのデビュー作で2000年に発売されていたが、映画と同タイトルの「ダ・ヴィンチ・コード」の大ヒットを受けて一気に日の目をあびたもの。今回は、司祭のカメルレンゴ役でユアン・マクレガーも出演しており、前回にも増して期待度は高いようだ。

また限定公開作品としては、エイドリアン・ブロディ、レイチェル・ワイズ、そして菊池凛子も出演するクライム・コメディー『The Brothers Bloom』、ウッディ・ハレルソン、ジェニファー・アニストン主演のロマコメ『Management』、そして、2007年にカンヌ映画祭でも上映された松本人志の初監督作『大日本人』が、『Big Man Japan』として限定公開される。『おくりびと』がアカデミー賞外国語作品賞を受賞し日本映画が注目を浴びているアメリカで、まっちゃん・パワーがどこまで通じるか注目だ。



2009年5月 7日 (木)

USランキング 2009年5月1日~5月3日

RankPre.作品名
1 NEW 『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(X-Men Origins: Wolverine)
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー 監督:ギャヴィン・フッド
2 NEW Ghosts of Girlfriends Past
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー 監督:マーク・ウォーターズ
3 1 Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
4 2 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
5 6 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
6 4 『路上のソリスト』(The Soloist)
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェイミー・フォックス 監督:ジョー・ライト
7 5 『アース』(Earth)
監督:アラステア・フォザーギル&マーク・リンフィールド
8 8 Hannah Montana The Movie
出演:マイリー・サイラス 監督:ピーター・チョルソム
9 3 Fighting
出演:チャニング・テイタム テレンス・ハワード 監督:ディート・モンティエル
10 7 『消されたヘッドライン』(State of Play)
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック 監督:ケヴィン・レイノルズ
“『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』が、予想を大きく上回り首位!”

本格的なサマー・シーズンに突入した今週末、「Xマン」シリーズのスピンオフ映画『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』が公開され、予想を上回る8,506万ドルと好成績をきった。「Xマン」シリーズと比較すると、シリーズ第1弾『X-MEN』のオープニングは 5447万ドル、第2弾『X-MEN 2』が8558万ドル、そして『X-MEN:ファイナルディシジョン』は1億万ドル以上を稼ぎ出しているが、スピンオフ映画であることや、シリーズの出演者がヒュー・ジャックマンのみとなっていることから、単純な比較はできないため、スタジオ側は7000~8000万ドルの数字を見込んでいたようだ。また昨年の同時期に公開された『アイアンマン』のオープニングは9860万ドルだったが、上述の理由のほかに事前に作品がネットで不正流失された事実や、批評家の評判がボロボロだったことを考慮に入れれば、かなり立派な数字といえそうだ。

2位に初登場を果たしたのは、ロマコメ王子マシュー・マコノヒーとジェニファー・ガーナーの『Ghosts of Girlfriends』の1,541万ドル。またまたマコノヒーが自由奔放なプレーボーイを演じているが、批評家からの評判も悪い上に、そろそろ観客もこのパターンを見飽きたようで、数字が伸び悩んだ。

3位は、先週の1位からランクダウンしたビヨンセ主演のサスペンス・スリラー『Obsessed』の1,205万ドル、

4位は、公開3週目で大失速し、先週の2位からランクダウンした『セブンティーン・アゲイン』の646万ドル。

そして5位は、先週の6位から再浮上を果たしたアニメ『モンスターVSエイリアン』の580万ドル。公開6週目で1億8,241万ドルと
着実に数字を積み上げている。

<来週の見どころ>
人気テレビシリーズとしてお馴染みの『Star Trek』が公開される。「スター・ウォーズ」シリーズなどと同様に、シリーズ前編ともいえる内容でカーク船長が誕生する過去が明かされるが、同作になじみがない若い世代にも楽しめる作りになっていることや、ただのCG超大作ではなくストーリー性も高いとなかなかの評判で、どこまで数字がのばせるかが楽しみだ。

その他限定公開作品としては、メキシコの2大スター、ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナが兄弟役を演じるコメディ・ドラマ『Rudo y Cursi』や、『トワイライト~恋人~』で一躍ティーンのアイドルになったロバート・パティンソンが、全裸でスペインの天才画家サルバドール・ダリに挑む『Little Ashes』などが公開される。


2009年4月28日 (火)

USランキング 2009年4月24日~4月26日

RankPre.作品名
1 NEW Obsessed
出演・ビヨンセ・ノウルズ 監督:スティーヴ・シル
2 1 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
3 NEW Fighting
出演:チャニング・テイタム テレンス・ハワード 監督:ディート・モンティエル
4 NEW 『路上のソリスト』(The Soloist)
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェイミー・フォックス 監督:ジョー・ライト
5 NEW 『アース』(Earth)
監督:アラステア・フォザーギル&マーク・リンフィールド
6 4 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
7 2 『消されたヘッドライン』(State of Play)
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック 監督:ケヴィン・レイノルズ
8 1 Hannah Montana The Movie
出演:マイリー・サイラス 監督:ピーター・チョルソム
9 5 Fast & Furious
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー 監督:ジャスティン・リン
10 6 『アドレナリン2』(Crank High Voltage)
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ブライアン・タイラー&マーク・ネヴェルダイン
“『Obsessed 』首位で、ビヨンセが本物の映画女優に!”

東海岸も真夏日となり映画界も本格的なサマーシーズンに突入した今週末、新作4本が1、3、4、5位とベスト10入りを果たしたが、ビヨンセ主演のサスペンス・ドラマ『Obsessed』が、2,861万ドルで見事首位の座に立った。同作でビヨンセが演じるのは、夫と不倫した派遣社員の女性から執拗な嫌がらせを受け、壮絶なバトルを繰り広げる既婚女性。あえて専門家にも試写を見せなかったため、1987年に公開されたマイケル・ダグラスとグレン・クローズ主演作で、センセーショナルな話題を巻き起こした『危険な情事』が引き合いに出されていたことも功を奏したようで、当初スタジオ側が予想していた1500 万ドル程度のオープニング成績と予算の約2000万ドルを大きく上回る好調な滑り出しとなった。歌手としては大スターだが、主演作がなかなかヒットしなかったビヨンセだが、「今までは、ビヨンセのナイスバディを見に行くファンが多かったが、これで女優として認められた」と、迫真迫る演技への評価も高い。

2位は、先週の1位からランクダウンしたザック・エフロン主演作『セブンティーン・アゲイン』の1,152万ドル。場合によっては2週連続1位を死守するかもと言われていたが、同作が思ったより失速したことと、『Obsessed』の予想外のヒットで2位の座に落ち着いた。

3位に初登場したのは、チャニング・テイタム、テレンス・ハワード主演のアクション・アドベンチャー『Fighting』の1,102万ドル。

4位には、ジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・Jr.主演の、実在の人物を描いたヒューマン・ドラマ『The Soloist』の971万ドルだった。今をときめく実力派俳優がソリストとジャーナリストを通じて生の人間同士のぶつかり合いを体当たりで演じているが、地味なせいか数字には結びつかなかった。

そして5位には、22日から公開されているドキュメンタリー『アース(Earth)』が883万ドルで初登場。オバマ大統領がグリーン・ニューディール政策を掲げ、国全体でも環境問題に取り組み始めたアメリカ国民の意識は高く、ネイチャー・ドキュメンタリーとしては過去最高のオープニング記録を樹立した。

<来週の見どころ>
サマーシーズンのオープニングを飾るのは、ブロックバスター映画「Xマン」シリーズのスピンオフ映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。今をときめくヒュー・ジャックマンが主演だが、先月同作が不正ダウンロードされるという残念な事件が起こり、十数億円の損害になるとも。この事件がオープニング成績にどこまで影響するのかが注目されている。

その他、ジャスティン・ロング、エバン・レイチェル・ウッドがエイリアンを演じるファミリー・アニメ『Battle for Terra』、ラブコメ・キング、マシュー・マコノヒーとジェニファー・ガーナー主演のロマンティック・コメディ『Ghosts of Girlfriends Past』など娯楽映画が続々と公開される。



2009年4月21日 (火)

USランキング 2009年4月17日~4月19日

RankPre.作品名
1 NEW 『セブンティーン・アゲイン』(17 Again)
出演:ザック・エフロン 監督:バー・スティアーズ
2 NEW 『消されたヘッドライン』(State of Play)
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック 監督:ケヴィン・レイノルズ
3 1 Hannah Montana The Movie
出演:マイリー・サイラス 監督: ピーター・チョルソム
4 3 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
5 2 Fast & Furious
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー 監督:ジャスティン・リン
6 NEW 『アドレナリン2』(Crank High Voltage)
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ブライアン・タイラー&マーク・ネヴェルダイン
7 4 Observe and Report
出演:セス・ローゲン 監督:ジョディ・ヒル
8 5 『ノウイング』Knowing
出演:ニコラス・ケイジ 監督:アレックス・プロヤス
9 6 I Love You, Man
出演:ポール・ラッド 監督:ジョン・ハンバーグ
10 7 The Haunting in Connecticut
出演:バージニア・マドセン 監督:ピーター・コーンウェル
“『セブンティーン・アゲイン』が首位。主演のザック・エフロンがスター街道
まっしぐら!”

トップ10圏内に新作3本が初登場を果たした週末、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ、「ヘア・スプレー」などミュージカル映画でティーンの心をわし掴みにしてきたザック・エフロン主演の青春コメディ『セブンティーン・アゲイン』が、2,372万ドルを稼ぎ出して首位デビューを飾った。37歳のマイクが、輝かしいハイスクール時代(17歳)に戻ったことで引き起こすさまざまさ騒動を描いた同作の結果について配給元のワーナーブラザーズは、「2000万ドル程度の数字を期待していたが、予想以上のヒットだった。この数字は、ザックがボックスオフィスをけん引できるスターに成長したことを証明した」と語っている通り、次世代の映画界を担うスターとして承認されたようだ。

惜しくも2位に初登場となったのは、サスペンス・スリラー『消されたヘッドライン』の1,407万ドル。ワシントンDCで起きた殺人事件を調査する敏腕の新聞記者にラッセル・クロウ、事件に巻き込まれる気鋭の国会議員にベン・アフレック、そしてアカデミー女優のヘレン・ミレンなど豪華キャストが出演し、作品の評価も上場だったが、残念ながらDVD待ちの人が多く映画館の集客力を欠いたようだ。

3位は、先週の1位から大失速した『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』の1,341万ドル、4位は、3位とわずかの差で先週の3位からランクダウンした『モンスターVSエイリアン』の1,324万ドル。学校が休みだったことも幸いして先週からあまり失速しておらず、公開4週間で1億6,306万ドルを突破した。

そして5位は、先週の2位からランクダウンした『Fast & Furious』の1,177万ドルだった。

なお、2009年度のこれまでのチケット・セールスは、前年比で17.3%アップの29.2億ドル。チケット代の値上がりも手伝って1年で97億ドルを稼ぎ出した2007年よりも好調な滑り出しを見せており、今年は初の100億ドル超えを期待できそうだ。

<来週の見どころ>
ジェイミー・フォックス&ロバート・ダウニー・Jr.主演で実在の人物を描いたドラマ『路上のソリスト(The Soloist)』が公開される。精神分裂病を患ってジュリアード大学を中退しホームレスになった天才ソリストにジェイミー・フォックス、彼の過去と実力を見出し、再びソリストとしての道を見つけ出そうとするジャーナリストにロバート・ダウニー・Jr.が扮し、2人の奇妙な友情を描いた感動作品に仕上がっているそう。
また、映画に力を入れているビヨンセが、プロデュースと主演を兼ね、夫の浮気相手の女性から脅される妻を演じるサスペンス・スリラー『Obsessed』、チャニング・テイタム、テレンス・ハワード主演のアクション・アドベンチャー『Fighting』などが公開される。


2009年4月14日 (火)

USランキング 2009年4月10日~4月13日

RankPre.作品名
1 NEW Hannah Montana The Movie
出演:マイリー・サイラス 監督: ピーター・チョルソム
2 1 Fast & Furious
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー 監督:ジャスティン・リン
3 2 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
4 3 Observe and Report
出演:セス・ローゲン 監督:ジョディ・ヒル
5 4 『ノウイング』Knowing
出演:ニコラス・ケイジ 監督:アレックス・プロヤス
6 5 I Love You, Man
出演:ポール・ラッド 監督:ジョン・ハンバーグ
7 3 The Haunting in Connecticut
出演:バージニア・マドセン 監督:ピーター・コーンウェル
8 NEW 『DRAGONBALL EVOLUTION』Dragonball Evolution
出演:ジャスティン・チャットウィン 監督:ジェームズ・ウォン
9 6 Adventureland
出演:ジェシー・アイゼンバーグ 監督:グレッグ・モットーラ
10 7 『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』(Duplicity)
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン 監督:トニー・ギルロイ
“マイリー・サイラス主演作「Hannah Montana The Movie」が、期待を上回る数値で首位”

イースターの今週末は新作3本がトップ10圏内に初登場したが、予想通り16歳のマイリー・サイラス主演作「Hannah Montana The Movie」が、3,232万ドルを稼ぎ出して見事首位の座に立った。同数字は、イースターのオープニング記録としては、2006年に公開された『最終絶叫計画4』の約4020万ドルに次いで歴代2位の記録。配給元のディズニーは、米テレビ・チャンネルのディズニーから登場したスターでヒラリー・ダフ主演で2003年に公開された『The Lizzie McGuire Movie』のオープニングが1730万ドルだったことから、2000万ドル以上の数字を期待していたようだが、その予想をはるかに上回る数字となった。また昨年大ヒットを記録した『ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3D』の約3110万ドルを若干でも上回ったことから、改めてマイリー人気が証明された。

2位は、惜しくも先週の1位からランクダウンした『Fast & Furious』の2,724万ドル。観客層が違うこともあってマイリー人気に左右されずに2週間で1億1,650万ドルを稼ぎ出しており、興行的には大成功と言えそう。

そして3位は、先週2位からワンランクダウンした3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』の2,181万ドルで、3週間で1億4,020万ドルを稼いでおり、続編製作は確実となりそうだ。

4位に初登場したのは、日本ではまったく受けそうもないがアメリカで人気急上昇中のセス・ローゲン主演のアクション・コメディ
『Observe and Report』の1,102万ドル。

5位は、先週の4位からランクダウンしたニコラス・ケイジ主演の『ノウイング』の643万ドルだった。

なお、鳥山明の人気アニメ「ドラゴンボール」の実写映画版で、チョウ・ユンファ、エミー・ロッサム主演『DRAGONBALL EVOLUTION』は、2181館で上映されたにもかかわらずわずか476万ドルと振るわず、期待はずれの結果となった。

<来週の見どころ>
ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチャル・マクダムス、そしてヘレン・ミレンら主演のサスペンス・スリラー『消されたヘッドライン(State of Play)』、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで人気のザック・エフロン主演の青春コメディ『セブンティーン・アゲイン(17 Again)』、そして『アドレナリン』の続編でクライム・アクション『Crank: High Voltage』が公開される。



2009年4月 7日 (火)

USランキング 2009年4月3日~4月5日

RankPre.作品名
1 NEW Fast & Furious
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー 監督:ジャスティン・リン
2 1 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
3 2 The Haunting in Connecticut
出演:バージニア・マドセン 監督:ピーター・コーンウェル
4 3 『ノウイング』(Knowing)
出演:ニコラス・ケイジ 監督:アレックス・プロヤス
5 4 I Love You, Man
出演:ポール・ラッド 監督:ジョン・ハンバーグ
6 NEW Adventureland
出演:ジェシー・アイゼンバーグ 監督:グレッグ・モットーラ
7 5 『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』(Duplicity)
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン 監督:トニー・ギルロイ
8 6 Race to Witch Mountain
出演:ドゥエイン・ジョンソン 監督:アンディー・フィックマン
9 7 Rounds
出演・監督:マーク・アティエンサ
10 11 『サンシャイン・クリーニング』Sunshine Cleaning
出演:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント 監督:クリスティン・ジェフズ
“『Fast & Furious』が、今年公開作&4月のオープニング記録を樹立!”

 2001年に公開されたシリーズ第1弾『ワイルド・スピード』のキャストがカムバックした、ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー主演の『Fast & Furious』が公開され、7,095万ドルで見事首位に立った。この数字は、5月のメモリアルデイ・シーズンを目前にした4月公開作としては2003 年公開のジャック・ニコルソン&アダム・サンドラー主演の『N.Y.式ハッピー・セラピー/アンガーマネージメント』の4220万ドルを超える新記録であると同時に、先週公開されたアニメ『モンスターVSエイリアン』が打ち立てた今年度公開作の記録5932万ドルを1週間で塗り替える快挙。批評家からの評判が辛口だったことや、不況で車の売れ行きがガタ落ちといった経済状況も含め、スタジオ側は5000万ドル前後の数字を見込んでいたようだが、F1シーズン開始時期にあわせて、専用の予告編を作成するなどの積極的なプロモーションが功を奏したのか、ヒスパニック系の若い男性の心を捉えて新たな金字塔を打ち立てた。
 
2位は、先週からワンランクダウンしたドリームワークス・アニメーションの第1弾『モンスターVSエイリアン』の3260万ドル。他のアニメに比べて少々幼稚な感じがするせいか、公開2週で1億480万ドルと1週目ほどの勢いは見られないようだ。しかし、声優のリース・ウィザスプーンの台詞回しも小気味良く、人類をエイリアンから守る体長15メートルのスーパーウーマンを熱演。エンディングからも、続編製作は確実と考えられる。
 
3位は、先週の2位からワンランク・ダウンしたホラー『The Haunting in Connecticut』の948万ドル、4位は先週の3位からワンランク・ダウンしたサスペンススリラーでニコラス・ケイジ主演の『ノウイング』の 815万ドル、そして5位も先週からワンランク・ダウンのコメディ『I Love You, Man』の772万ドルだった。

ちなみに、全般的にアメリカでは人気が高いコメディ『Adventureland』が、572万ドルで初登場6位。公開館数が少ないものあるが、観客を『Fast & Furious』に奪われたのか、振るわないスタートとなった。

<来週の見どころ>
ハンナ・モンタナに扮してマイリー・サイラスを一躍スターダムにのし上げた、アメリカの人気テレビ番組でディズニー・チャンネルとABCで放送されているテレビドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」の映画版『Hannah Montana: The Movie』が公開される。マイリーの人気は、若者の間でいまや沸点に達しているが、ハンナの映画はこれで最後にしたいとか。どこまで数字が伸ばせるかに、注目が集まっている。

また、鳥山明の人気アニメ「ドラゴンボール」の実写映画版チョウ・ユンファ、エミー・ロッサム主演『Dragonball Evolution』が公開される。公開にあたっても賛否両論があったが、日本アニメブームのアメリカで実写版がどこまでアメリカで受け入れられるのかも見もの。一方で、同作はシリーズ3部作での契約で、既に2作目の脚本も出来上がっているとの噂もあり、ヒットは必須のようだ。


2009年3月31日 (火)

USランキング 2009年3月27日~3月29日

RankPre.作品名
1 NEW 『モンスターVSエイリアン』(Monsters vs. Aliens)
出演:リース・ウィザースプーン(声) 監督:ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン
2 NEW The Haunting in Connecticut
出演:バージニア・マドセン 監督:ピーター・コーンウェル
3 1 Knowing
出演:ニコラス・ケイジ 監督:アレックス・プロヤス
4 2 I Love You, Man
出演:ポール・ラッド 監督:ジョン・ハンバーグ
5 3 『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』(Duplicity)
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン 監督:トニー・ギルロイ
6 4 Race to Witch Mountain
出演:ドゥエイン・ジョンソン 監督:アンディー・フィックマン
7 NEW 12 Rounds
出演:ジョン・セナ 監督:レニー・ハーリン
8 5 『ウォッチメン』(Watchmen)
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン 監督:ザック・スナイダー
9 7 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
10 6 The Last House on the Left
出演:トニー・ゴールドウィン 監督:デニス・イリアディス
"新時代到来!ドリームワークスの3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』が好調な滑り出し"

新作3本がトップ10入りを果たした今週末、ドリームワークスの3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』が、予想を上回る5,932万ドルで首位の座に立った。製作費1億6500万ドル以上といわれる同作は、公開館数4104館中、3D対応のスクリーン上映は半分以下の2080館だったが、興行成績は 3300万ドルと半分以上。不況にあえぐアメリカでは、チケット代が通常より3ドルから3.5ドル高いため苦戦も予想されたが、「人々が、わくわくする新技術を駆使した映画を求めている結果だ」とドリームワークス・アニメの責任者ジェフリー・カッツェンバーグが結果に自信を除かせる一方で、「本来は3D対応のスクリーン5000館で公開したかったが、不況のせいもあって劇場対応が間に合っていない状態だ。今後3年間に約40本の3D映画が公開される予定になっており、業界全体で対応を急ぐべきだ」と語っており、3Dの映画館数が多ければもっと成績が伸ばせたことを示唆し、映画の新時代到来を宣言した。

2位に初登場したのは、実話に基づいたスリラー『The Haunting in Connecticut』が地味ながら2,300万ドルと好成績でランク入り。

3位は先週の1位からランクダウンした、ニコラス・ケイジ主演のスリラー『ノウイング』の1,470万ドルで、4位は先週の2位からランクダウンしたポール・ラッド、ジェイソン・シーゲル主演のコメディ『I Love You, Man』の1,267万ドルだった。

そして5位は、ジュリア・ロバーツとクライブ・オーエン、そしてポール・ジアマッティにトム・ウィルキンソンと、大スター&実力派俳優がそろっている割に、先週初登場3位と苦戦を強いたれているサスペンス・コメディ『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』の767万ドル。作品の評判はまずまずだったため、2週目の挽回が期待されたが、先週比約50%で2週間の興行成績はたったの2,575万ドル。スターになってからのジュリアとクライブの、最低成績となりそうだ。

<来週の見どころ>
ポール・ウォーカー、ビン・ディーゼル主演のアクション・アドベンチャー・シリーズ『Fast & Furious』が公開される。舞台はメキシコとロスに移り、超スリリングなカー・アクションが展開される。またコメディ『Adventureland』や『Alien Trespass』などが公開される。

2009年3月24日 (火)

USランキング 2009年3月20日~3月22日

RankPre.作品名
1 NEW Knowing
出演:ニコラス・ケイジ 監督:アレックス・プロヤス
2 NEW I Love You, Man
出演:ポール・ラッド 監督:ジョン・ハンバーグ
3 NEW 『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』(Duplicity)
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン 監督:トニー・ギルロイ
4 1 Race to Witch Mountain
出演:ドゥエイン・ジョンソン 監督:アンディー・フィックマン
5 2 『ウォッチメン』(Watchmen)
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン 監督:ザック・スナイダー
6 3 The Last House on the Left
出演:トニー・ゴールドウィン 監督:デニス・イリアディス
7 4 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
8 6 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
9 5 Tyler Perry's Madea Goes to Jail
出演・監督:タイラー・ペリー
10 9 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
“J・ロバーツのスター・パワーは消滅!? N・ケイジ主演のスリラー『Knowing』が
首位”

初登場作品が1~3位を占めた今週末、ニコラス・ケイジ主演のスリラー『Knowing』が、2,460万ドルで首位の座に立った。
同作は、スリラーという人気のジャンルでありかつ公開館数が多いのも事実だが、『クローサー』以来、ジュリア・ロバーツとクライブ・オーエンが再タッグを組んだサスペンス・ドラマ『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』の順位が注目されていた。しかし、ジュリアのスター・パワーはもはや過去のものになってしまったようで、わずか1,397万ドルで3位の座に甘んじた。

その一方で初登場2位と大健闘したのは、ジュリアとブロードウェイの舞台で共演したポール・ラッド主演のコメディ『I Love You, Man』の1,781万ドル。不動産の仕事も絶好調で、憧れの女性との結婚にもこぎつけたピーターだが、フィアンセのズーイから、結婚式に(花婿に)付き添ってくれる男友達がいないという欠点を指摘され、急遽親友を探すことに。しかし、シドニーと男同士のデートを繰り返すうちにあまりに意気投合してしまい、ズーイが嫉妬するまでに…というハートウォーミングなストーリーだが、昨年公開されたポール主演のコメディ『Role Models』も大ヒットしており、ポールの人気も大きく貢献しているようだ。

そして4位は、先週の1位から大失速した、ザ・ロック改めドウェイン・ジョンソン主演のアクション・アドベンチャー『Race to Witch Mountain』の1,279万ドル、5位も、2位からランクダウンした『ウォッチメン』の680万ドル。公開3週目で9,814万ドルと1億ドルにほぼ到達したが、アメコミ映画としては勢いのない作品となってしまったようだ。

 ちなみに『スラムドッグ$ミリオネア』は、先週の6位から8位にランクダウンしたものの相変わらずベスト10圏内におり、また、多くのセレブがアカデミー賞でも愛用しているデザイナー、バレンティのの生涯を描いた『Valentino: The Last Emperor』が1館で公開され、50位にランク入りしている。

<来週の見どころ>

パラマウント・ピクチャーズが贈る3Dアニメ『モンスターVSエイリアン(Monsters vs. Aliens)』が公開されるが、今週の大作はこの1本のため1位は確実で、人気のアニメ映画としてどこまで数字が伸ばせるかが注目される。人気絶頂のリース・ウィザースプーンが声優を勤めるカリフォルニア在住のスーザンは、挙式の日にエイリアンがたくさん存する地球外スペースの隕石の直撃を受けて巨大化。危険分子として政府に捕らえられてしまう。


2009年3月17日 (火)

USランキング 2009年3月13日~3月15日

RankPre.作品名
1 NEW Race to Witch Mountain
出演:ドゥエイン・ジョンソン 監督:アンディー・フィックマン
2 1 『ウォッチメン』(Watchmen)
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン 監督:ザック・スナイダー
3 NEW The Last House on the Left
出演:トニー・ゴールドウィン 監督:デニス・イリアディス
4 3 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
5 2 Tyler Perry's Madea Goes to Jail
出演・監督:タイラー・ペリー
6 4 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
7 5 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
8 6 He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
9 7 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
10 NEW Miss March
出演・監督:トレバー・ムーアほか
“『Race to Witch Mountain』が、予想を上回る首位デビュー”

ザ・ロック改めドウェイン・ジョンソン主演のアクション・アドベンチャー『Race to Witch Mountain』が、予想を上回る2,440万ドルで見事首位に立った。

しかし一方で、アメコミの映画化『ウォッチメン』が、先週の1位5512万ドルから2位の1782万ドルと大失速したことも手伝って、チケット代があがっているにもかかわらず、トップ12の興行成績は、6週間ぶりに前年同時期比を割りこんだ。

3位に初登場したのは、ホラー『The Last House on the Left』の1,412万ドル。

4位は、先週の3位からランクダウンした、リーアム・ニーソン主演のアクション・ドラマ『Taken』の657万ドル。アップダウンを繰り返しながらも公開7週目にしてあまり数字がさがらず、既に1億2,675万ドルを稼ぎ出す予想外の大ヒットとなっている。

6位は、5位とわずか11万ドル差の『スラムドッグ$ミリオネア』で、公開18週目で1億3,260万ドルを突破!エネルギッシュな作品に、魅了される人があとをたたないようだ。

<来週の見どころ>
ジュリア・ロバーツが、相性ばっちり!と褒めちぎるクライブ・オーエンと2度目のタッグを組んだサスペンス・ドラマ『デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく』が公開される。監督は『フィクサー』のトニー・ギルロイで、業界トップのライバル2社が、互いの秘密情報を探りあうために、政府の要職であるCIAエージェントとM16を辞め、スパイとして送り込まれるというストーリー。他に、ポール・ジアマッティ、トム・ウィルキンソン、ビリーボブ・ソーントンらが脇を固め、激しい陰謀合戦にラブ・ストーリーを絡めて展開される。

そして、ニコラス・ケイジが教授に扮し、50年前に女子小学生が生めたカプセルに書かれた数字と地球滅亡の関係についての謎解きに迫るサスペンス・スリラー『Knowing』などが全米公開される。


2009年3月10日 (火)

USランキング 2009年3月6日~3月7日

RankPre.作品名
1 NEW 『ウォッチメン』(Watchmen)
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン 監督:ザック・スナイダー
2 1 Tyler Perry's Madea Goes to Jail
出演・監督:タイラー・ペリー
3 4 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
4 3 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
5 6 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
6 5 He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
7 7 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
8 9 『お買いもの中毒な私!』(Confessions of a Shopaholic) 
出演:アイラ・フィッシャー 監督:P.J.ホーガン
9 2 『ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D』(Jonas Brothers: The 3D Concert Experience)
出演:ジョナス・ブラザーズ 監督:ブルース・ヘンドリックス
10 10 Fired Up!
出演:ニコラス・ダゴスト、エリック・クリスチャン・オルセン、監督:ウィル・グラック
“『ウォッチメン』が、2009年度オープニング記録で、首位デビュー”

ベスト10圏内の3作品が、ワンランクずつアップするという珍しい結果となった今週末は、予想通り、アメコミの映画化『ウォッチメン』が5,521万ドルで一人勝ちした。1986年に出版された同コミックは、SF文学の最高峰ヒューゴ賞を受賞した唯一のコミックで、今年度公開作のオープニング記録を樹立するとともに、3月公開の映画としても歴代3位の快挙となった。監督は、同1位でオープニング成績7090万ドルだった『300/スリーハンドレッド』のザック・スナイダー監督とあって、同作と比較されがちだが、2時間43分という長い上演時間のため、単純な比較はできないとスタジオ側は指摘。しかし一方では、北米に124あるIMAXの巨大スクリーンで公開されたことで、通常の価格の約1.5倍の収益を得ている現状もあり、観客の動員数を比べればかなりの差があるのも現実だ。

そして2位は、先週の1位から全ワンランクダウンした『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』の853万ドル。

3位は、先週の4位からランクダウンしたリーアム・ニーソン主演のアクション・ドラマ『Taken』の733万ドル。

4位は、先週の3位からワンランクダウンしたアカデミー作品『スラムドッグ$ミリオネア』の680万ドル。

5位は、『Paul Blart: Mall Cop』の415万ドルだった。

売り上げベースでは、昨年同比16%増となり、不況でも、楽しい映画や素晴らしい映画を見るために、人々は映画館に足を運ぶことがわかった。

<来週の見どころ>
今週はザ・ロック改めドウェイン・ジョンソン主演のアクション・アドベンチャー『Race to Witch Mountain』、ホラー『The Last House on the Left』が公開となる。


2009年3月 3日 (火)

USランキング 2009年2月28日~3月1日

RankPre.作品名
1 1 Tyler Perry's Madea Goes to Jail
出演・監督:タイラー・ペリー
2 NEW 『ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D』(Jonas Brothers: The 3D Concert Experience)
出演:ジョナス・ブラザーズ 監督:ブルース・ヘンドリックス
3 5 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
4 3 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
5 4 He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
6 7 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
7 2 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
8 NEW 『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』Street Fighter: The Legend of Chun-Li
出演:クリスティン・クルック 監督:アンジェイ・バートコイァク
9 8 『お買いもの中毒な私!』(Confessions of a Shopaholic) 
出演:アイラ・フィッシャー 監督:P.J.ホーガン
10 9 Fired Up!
出演:ニコラス・ダゴスト、エリック・クリスチャン・オルセン、監督:ウィル・グラック
“タイラー・ペリーのコメディ『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』が2週連続首位”
アカデミー賞の授賞式が行われた翌週のボックス・オフィスは、同賞を席巻し作品賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』が1億ドルを突破するなど、アカデミー現象が現れた1週間となった。それにも負けず、2週連続1位を死守したのは、コメディ『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』の1,618万ドルで、公開2週目で6,453万ドルを稼ぎ出している。

そして2位に初登場したのは人気3人グループ、ジョイナス・ブラザーズの3Dコンサート『ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D(Jonas Brothers: The 3D Concert Experience)』の1,251万ドルだった。

3位は、先週の5位からまたもやランクを上げた『スラムドッグ$ミリオネア』。22日の受賞を受け、翌日からランクが2位に浮上するとともに、24日水曜日には、興行成績が1億ドルに達成。今週末は1,204万ドルを稼ぎ出し、公開16週目で1億1,150万ドルとアカデミーを一人勝ちした効果は絶大だった。

そして4位は先週の3位からワンランク・ダウンしたリーアム・ニーソン主演のサスペンス・ドラマ『Taken』の986万ドルで、公開5週目で見事1億ドルを突破。

5位も先週からワンランク・ダウンした『He's Just Not That Into You』の601万ドルだった。

<来週の見どころ>
他に大作がないため、昨年から題材的に宣伝展開し、IMAXでも公開されるアメコミ映画『ウォッチメン(Watchmen)』の一人勝ちになると予想される来週末。しかし、アメコミ映画の人気も二分していることから、どれだけ数字を伸ばせるかどうかが注目されている。
また、今週1館で上映され45位にランクインしたハリソン・フォード久々の主演サスペンス・ドラマ『Crossing Over』が、拡大公開される。


2009年2月24日 (火)

USランキング 2009年2月20日~2月22日

RankPre.作品名
1 NEW Tyler Perry's Madea Goes to Jail
出演・監督:タイラー・ペリー
2 4 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
3 3 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
4 2 He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
5 9 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
6 1 『13日の金曜日』(Friday the 13th)
出演:ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー 監督:マーカス・二スペル
7 6 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
8 5 『お買いもの中毒な私!』(Confessions of a Shopaholic) 
出演:アイラ・フィッシャー 監督:P.J.ホーガン
9 NEW Fired Up!
出演:ニコラス・ダゴスト、エリック・クリスチャン・オルセン、監督:ウィル・グラック
10 8 『ザ・バンク -堕ちた巨像-』(The International)
出演:クライヴ・オーエン ナオミ・ワッツ 監督:トム・ティクヴァ
“タイラー・ペリーのコメディ『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』が首位”

アカデミー賞の授賞式が行われた今週末のボックスオフィスは、新作の力不足のためか、ベスト10圏内の2作品が、ランクアップするという珍しい事態となった。

ぶっちぎりで首位に立ったのは、タイラー・ペリーが製作・監督・脚本を手がけ、自身が女装してお婆さんとして主演するシリーズ第4弾『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』。4,103万ドルは、2006年に公開された『Madea's Family Reunion』を抜いて、タイラーの自己最高のオープニング記録を樹立した。ちなみにタイラーは黒人などマイノリティから絶大な人気を誇っており、ボックスオフィスの首位を飾っているにもかかわらず、コメディという理由でアカデミー賞にノミネートもされないという皮肉も込めて、公開を同賞の開催時期にぶつけることが多い。

そして2位は、先週の5位から3ランクもアップした「Coraline」の1,143万ドル。

3位は先週と変わらず、リーアム・ニーソン主演の『Taken』の1,128万ドルで、公開5週目で9,503万ドルと1億ドル目前に迫っている。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした『He's Just Not That Into You』の856万ドル、5位は、見事アカデミー賞で8冠に輝いた『スラムドッグ$ミリオネア』が838万ドルでまたもや先週の9位から再浮上。公開15週目で9,845万ドルと、こちらも1億ドル突破目前だが、アカデミー賞は日曜日の夜だったため、アカデミー効果のピークはこれから。来週の成績が楽しみだ。

<来週の見どころ>
ゲームソフトの映画化でアクション・アドベンチャー『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(Street Fighter: The Legend of Chun-Li)』、今若者の間で大ブレイクしている3人組ジョナス・ブラザーズのコンサートを3Dで楽しめる『ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D(Jonas Brothers: The 3D Concert Experience)』、そして、ハリソン・フォードが久々に主演のサスペンス・ドラマ『Crossing Over』などが公開される。


2009年2月18日 (水)

USランキング 2009年2月13日~2月15日

RankPre.作品名
1 NEW 『13日の金曜日』(Friday the 13th)
出演:ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー 監督:マーカス・二スペル
2 1 He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
3 2 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
4 3 Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
5 NEW 『お買いもの中毒な私!』(Confessions of a Shopaholic) 
出演:アイラ・フィッシャー 監督:P.J.ホーガン
6 5 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
7 4 『ピンクパンサー2』(The Pink Panther 2)
出演:スティーヴ・マーティン、ジャン・レノ 監督:ハラルド・ツワート
8 NEW 『ザ・バンク -堕ちた巨像-』(The International)
出演:クライヴ・オーエン ナオミ・ワッツ 監督:トム・ティクヴァ
9 7 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
10 6 Push
出演:クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング 監督:ポール・マクギガン
“マイケル・ベイ製作のリメイク版『13日の金曜日』が、ホラー新記録を樹立!”

プレジデント・デイの祝日で3連休となったバレンタイン・デイの今週末は、1980年に公開されて以来根強い人気を誇る『13日の金曜日』のリメイク版が、4,359万ドルで首位の座にたった。同作は『悪魔の棲む家』や『悪魔のいけにえ』などをリメイクしてきたマイケル・ベイ製作のホラー。オープニング3日間の数字4,057万ドルは、2004年に公開された『THE JUON 呪怨』がこれまでもっていた3,910万ドルの記録を破り、ホラー映画としての金字塔を打ち立てた。ちなみに、初日となった13日の金曜日だけで約1929万ドを稼ぎ出し、製作費約1900万ドルが回収された。

2位は、先週の1位からワンランクダウンした、ドリュー・バイモア、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストで贈るロマンティック・コメディ『He's Just Not That Into You』の2,233万ドル。

3位は、同じく先週の2位からワンランクダウンした『Taken』の2,182万ドルだった。

そして4位は、先週の3位からワンランクダウンしたドラマ『Coraline』の1,885万ドル、5位にはサシャ・バロン・コーエンの妻であるアイラ・フィッシャー主演のコメディ『お買いもの中毒な私!(Confessions of a Shopaholic) 』が、1,781万ドルでランク入りを果たした。

<来週の見どころ>
コメディ『Fired Up』、テイラー・ベリーが製作、監督そして主演を兼ねる人気シリーズ『Tyler Perry's Madea Goes to Jail』が公開される。        


2009年2月12日 (木)

USランキング 2009年2月6日~2月8日

RankPre.作品名
1 NEW He's Just Not That Into You
出演:ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック 監督:ケン・クワピス
2 1 Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
3 NEW Coraline
出演:ダコタ・ファニング(声) 監督:ヘンリー・セリック
4 NEW 『ピンクパンサー2』(The Pink Panther 2)
出演:スティーヴ・マーティン、ジャン・レノ 監督:ハラルド・ツワート
5 2 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
6 NEW Push
出演:クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング 監督:ポール・マクギガン
7 6 『スラムドッグ$ミリオネア』Slumdog Millionaire
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
8 5 『グラン・トリノ』(Gran Torino)
出演・監督:クリント・イーストウッド
9 3 The Uninvited
出演:エミリー・ブラウニング、エリザベス・バンク 監督:チャールズ&トーマス・ガード
10 4 Hotel for Dogs
出演:エマ・ロバーツ
“『He's Just Not That Into You』が首位!”

新作4本が公開された今週末、ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック、ドリュー・バイモア、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストで贈るロマンティック・コメディ『He's Just Not That Into You』が2,779万ドルで、首位の座にたった。同作は、ボルチモアを舞台に、恋愛に苦しむ男女の姿を描いた群像劇「恋愛修行/最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」の映画版。

2位は、2週連続の首位の座からランクダウンしたリーアム・ニーソン主演の『Taken』の2,055万ドル。リーアム扮する、パリに旅行中の娘が誘拐された元CIAエージェントが、単独でテロリストに挑む、リュック・ベッソン、製作、脚本のサスペンス・アクションで、公開3週目で5,361万ドルを稼ぎ出している。

ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャーが声を担当しているストップモーションアニメ『Coraline』が、1,685万ドルで3位に初登場。

一方のシリーズ第2弾『ピンクパンサー2』の1,159万ドルで、まさかの4位初登場となった。

そして5位は、先週の2位からランクダウンした『Paul Blart: Mall Cop』の1,088万ドルで、1億ドルまであと少しに迫っている。

<来週の見どころ>
ナオミ・ワッツ、クライブ・オーエン主演の金融サスペンス『ザ・バンク /堕ちた巨像(The International)』、リメイク版でマイケル・ベイ製作の『13日の金曜日(Friday the 13th)』などが公開される。


2009年2月 3日 (火)

USランキング 2009年1月30日~2月1日

RankPre.作品名
1 NEW Taken
出演:リーアム・ニーソン 監督:ルイ・レテリエ
2 1 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
3 NEW The Uninvited
出演:エミリー・ブラウニング、エリザベス・バンク 監督:チャールズ&トーマス・ガード
4 4 Hotel for Dogs
出演:エマ・ロバーツ
5 3 『グラン・トリノ』(Gran Torino)
出演・監督:クリント・イーストウッド
6 5 『スラムドッグ$ミリオネア』Slumdog Millionaire
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
7 2 『アンダーワールド ビギンズ』(Underworld: Rise of the Lycans)
出演:マイケル・シーン、ビル・ナイ 監督:パトリック・タトポロス
8 NEW New In Town
出演:レニー・ゼルウィガー、ハリー・コニックJr. 監督:ジョナス・エルマー
9 6 『ブラッディ・バレンタイン 3D』(My Bloody Valentine 3D )
出演:ジェンセン・アクレス、ジェイミー・キング 監督:パトリック・ルシエ
10 NEW Inkheart
出演:ブレンダン・フレイザー、ポール・ベタニー 監督:イアン・ソフトリー
“リーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション『Taken』が首位”

第43回スーパーボウルが行われた週末、リュック・ベッソン製作・脚本、リーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション『Taken』が、予想をはるかに上回る2,472万ドルで首位の座にたった。同数字は、昨年の同時期に公開された『シークレットアイドル ハンナ・モンタナ』の約3100万ドルに次ぐオープニング記録で、今年は劇場に足を運んだ男性客が多かったようだ。

2位は、2週連続首位の座から脱落したコメディ『Paul Blart: Mall Cop』の1,387万ドルで、来週には1億ドルを突破しそうな勢い。

そして3位は、韓国映画『箪笥(たんす)』のリメイク版で、エリザベス・バンク主演のホラー『The Uninvited』の1,033万ドル。

4位は先週と変わらず、ファミリー・コメディ『Hotel for Dogs』の863万ドルだった。

また5位は先週の3位からランクダウンした『グランド・トリノ』の823万ドルで、公開8週目で1億ドルを突破し、自身の新記録を更新した。

ちなみにレニー・ゼルウィガーが久々に主演のラブ・コメディ『New In Town』は、初登場8位と残念な結果に終わった。

<来週の見どころ>
ジェニファー・アニストン、ベン・アフレック、ドリュー・バイモア、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストで贈るロマンティック・コメディ『He's Just Not That Into You』、クリス・エバンス、ダコタ・ファニング主演のSFスリラー『Push』、そしてシリーズ第2弾となるスティーブ・マーティン、ジャン・レノ主演の『ピンク・パンサー2(Pink Panther 2) 』が公開される。前作はビヨンセやクライブ・オーエンなど豪華キャストが出演していたが、今回は『スパイダーマン2』でDr.オックを演じたアルフレッド・モリーナと地味目。どこまで数字を伸ばせるかが楽しみだ。


2009年1月27日 (火)

USランキング 2009年1月23日~1月24日

RankPre.作品名
1 1 Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
2 NEW 『アンダーワールド ビギンズ』(Underworld: Rise of the Lycans)
出演:マイケル・シーン、ビル・ナイ 監督:パトリック・タトポロス
3 2 『グラン・トリノ』(Gran Torino)
出演・監督:クリント・イーストウッド
4 5 Hotel for Dogs
出演:エマ・ロバーツ
5 10 『スラムドッグ$ミリオネア』Slumdog Millionaire
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
6 3 『ブラッディ・バレンタイン 3D』(My Bloody Valentine 3D )
出演:ジェンセン・アクレス、ジェイミー・キング 監督:パトリック・ルシエ
7 NEW Inkheart
出演:ブレンダン・フレイザー、ポール・ベタニー 監督:イアン・ソフトリー
8 6 Bride Wars
出演:ケイト・ハドソン、アン・ハサウェイ 監督:ゲイリー・ウィニック
9 11 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(The Curious Case of Benjamin Button)

出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 監督:デビッド・フィンチャー
10 4 Notorious
出演:ジャマル・ウーラード 監督:ジョージ・ティルマン・Jr.
“コメディ『Paul Blart: Mall Cop』が、2週連続首位!”

アカデミー賞のノミネートが発表された今週末は、予想通り関連作品の順位が大きく入れ替わった。
そんな中、ケビン・ジェームス主演のコメディ『Paul Blart: Mall Cop』が2,162万ドルを稼ぎ出し、2週連続で首位の座を死守。公開2週目で6,492万ドルは、スタジオの予想を大きく上回る大ヒットとなった。

惜しくも初登場2位に甘んじたのは、人気シリーズ第3弾『アンダーワールド ビギンズ』の2,983万ドル。レン・ワイズマン監督と妻のケイト・ベッキンセールが主役を演じたシリーズ第1、2弾『アンダーワールド』、『アンダーワールド:エボリューション』からキャストが総入れ替えしたせいか、今ひとつ勢いがないようだ。

そして3位は、先週2位からランクダウンした『グランド・トリノ』の1,624万ドル。クリント・イーストウッドにしては珍しくアカデミー賞から総スカンを食らったが、公開7週目で1億ドル目前と興行成績は抜群で、相変わらずの快進撃を続けている。

4位は、先週の5位からランクダウンしたファミリー・コメディ『Hotel forDogs』の1,286万ドル。

そして5位は、アカデミー賞の呼び声も高く1411館に拡大公開された『スラムドッグ$ミリオネア』が、公開11週目で5,607万ドルを稼ぎ出し、先週比80%アップで10位から大きく順位を上げた。

なお、アカデミー賞最多の12部門にノミネートされた『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』も11位から9位に再浮上したほか、ベスト10圏外でも、『フロスト×ニクソン』、『愛を読むひと』、『ミルク』、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、『ザ・レスラー』、『ダウト~あるカトリック学校で~』、『レイチェルの結婚』などのアカデミー賞関連作品が、軒並み先週と同じかランクを上げており、同賞の影響力をうかがわせている。

ちなみにIMAX版『The Dark Knight: The IMAX Experience』として350館で凱旋公開している『ダークナイト』は、60位から26位に浮上した。

<来週の見どころ>
レニー・ゼルウィガーの久々の主演のロマンティック・コメディ『New inTown』、リーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション
『Taken』、エリザベス・バンク主演のホラー『The Uninvited』など多ジャンルの作品が公開される。
また、昨年度カンヌ映画祭でグランプリを受賞し、アカデミー賞外国映画賞にノミネートされているローラン・カンテ監督のフランス映画『The Class』が限定公開される。


2009年1月21日 (水)

USランキング 2009年1月16日~1月18日

RankPre.作品名
1 NEW Paul Blart: Mall Cop
出演:ケヴィン・ジェームズ 監督:スティーヴ・カー
2 1 『グラン・トリノ』(Gran Torino)
出演・監督:クリント・イーストウッド
3 NEW 『ブラッディ・バレンタイン 3D』(My Bloody Valentine 3D )
出演:ジェンセン・アクレス、ジェイミー・キング 監督:パトリック・ルシエ
4 NEW Notorious
出演:ジャマル・ウーラード 監督:ジョージ・ティルマン・Jr.
5 NEW Hotel for Dogs
出演:エマ・ロバーツ
6 2 Bride Wars
出演:ケイト・ハドソン、アン・ハサウェイ 監督:ゲイリー・ウィニック
7 3 The Unborn
出演:オデット・ユーストマン、ゲイリー・オールドマン 監督:デビッド・ゴイヤー
8 35 『ディファイアンス』(Defiance)

出演:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー 監督:エドワード・ズウィック
9 4 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(Marley & Me)
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン 監督:デヴィッド・フランケル
10 6 『スラムドッグ$ミリオネア』Slumdog Millionaire
出演:デヴ・パテル、フレイダ・ピント 監督:ダニー・ボイル
“コメディ『Paul Blart: Mall Cop』が首位!”

オバマ新大統領の就任式を20日に控えて大いに盛り上がったアメリカは、19日のマーティン・ルーサーキングス・デイの祝日で4連休となった。

ベスト10圏内に4本初登場作品がランク入りを果たし順位が大きく入れ替わった中で見事首位を飾ったのは、かつてはウィル・スミスやアダム・サンドラーの脇役だったケビン・ジェームス主演のコメディ『Paul Blart: Mall Cop』。スタジオ側は、16日から18日の3日間で2500万ドル程度の成績を見込んでいたようだが、結果は3380万ドルに達し、4日間の合計は 3,923万ドル。
ケビンの人気を証明するとともに、不況にあえぐアメリカで、大スターのいない低予算の作品でも面白ければヒットすることを証明できたことに満足しているようだ。

そして2位は、先週の1位からワンランクダウンしたクリント・イーストウッド監督・主演作『グラン・トリノ』の2,561万ドル。過去の監督作に比べて、アカデミー賞のノミネートや受賞の確率は低そうだが、公開6週目(拡大公開後2週目)で7,660万ドルを稼ぎ出しており、興行成績は順調。1億ドル突破は確実といえそうだ。

3位から5位までも初登場作品で、3位はホラー『ブラッディ・バレンタイン 3D』の2,410万ドル、4位はミュージカル・ドラマ『Notorious』の2340万ドル、そして5位は、ファミリー・コメディ『Hotel for Dogs』の2,239万ドルだった。

なお、拡大公開されたエドワード・ズウィック監督作、ダニエル・クレイグ主演の戦争ドラマ『ディファイアンス』が、先週の35位から8位に、ゴールデン・グローブ賞を席巻し、アカデミー賞の呼び声も高い『スラムドッグ$ミリオネア』が、11位から10位に再々浮上を果たした。


<来週の見どころ>
故ヒース・レジャーのアカデミー賞助演男優賞受賞が確実視されてきた『ダークナイト』が、IMAX版『The Dark Knight: The IMAX Experience』に生まれ変わって一足早く凱旋上映されるほか、大ヒットしたSFサスペンス「アンダーワールド」シリーズ第3弾『アンダーワールド ビギンズ(Underworld: Rise of the Lycans)』、すっかりSFアドベンチャーものでおなじみになったブレンダン・フレーザー、そしてポール・ベタニー、ヘレン・ミレンら主演の『Inkheart』が全米公開される。また、『レスラー』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞して見事な復活劇を見せたミッキー・ローク、そしてダイアン・レイン主演のサスペンス・ドラマ『Killshot』が限定公開されるほか、アカデミー賞レースに参戦確実な『スラムドッグ$ミリオネア』、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、『フロスト×ニクソン』が拡大公開され、来週も順位の激しい入れ替わりが予想される。



2009年1月13日 (火)

USランキング 2009年1月9日~1月12日

RankPre.作品名
1 14 『グラン・トリノ』(Gran Torino)
出演・監督:クリント・イーストウッド
2 NEW Bride Wars
出演:ケイト・ハドソン、アン・ハサウェイ 監督:ゲイリー・ウィニック
3 NEW The Unborn
出演:オデット・ユーストマン、ゲイリー・オールドマン 監督:デビッド・ゴイヤー
4 1 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(Marley & Me)
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン 監督:デヴィッド・フランケル
5 3 『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』(The Curious Case of Benjamin Button)
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 監督:デビッド・フィンチャー
6 2 『ベッドタイム・ストーリー』(Bedtime Stories)
出演:アダム・サンドラー 監督:アダム・シャンクマン
7 4 『ワルキューレ』(Valkyrie)
出演:トム・クルーズ 監督:ブライアン・シンガー
8 5 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(Yes Man)
出演:ジム・キャリー 監督:ペイトン・リード
9 NEW Not Easily Broken
出演:モリス・チェストナット 監督:ビル・デューク
10 6 『7つの贈り物』(Seven Pounds)
出演:ウィル・スミス 監督:ガブリエル・ムッチーノ
“78歳のクリント・イーストウッドが、監督主演作『グラン・トリノ』で自己最高
オープニング記録を樹立!”

北東部が雪という悪天候に見舞われた今週末は、ベスト10圏内に3本初登場作品がランク入りしたが、78歳のクリント・イーストウッドが監督と主演を勤める『グラン・トリノ』が、公開5週目で2808館に拡大公開され、14位から一気に首位に躍り出た。クリントの今までのオープニング記録は2000年に監督と主演を手がけた『スペースカウボーイ』の約1,800万ドルで、今回の2,948万ドルは、自己最高のオープニング記録。

同作でクリントは、『ダーティハリー』で演じたハリー・キャラハンにオマージュを捧げるとともに、役者引退を宣言していることも宣伝にはなったと思われるが、ダークな人間ドラマにもかかわらず、観客の50%が女性、25歳以下の観客も全体の約1/4を占めており、年を重ねるごとに万人のスターとしてますます人気が出てきたようだ。『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』のように、ゴールデングローブ賞などの賞レースにはあまり絡んでいないが、その分既に4,000 万ドルを稼いでおり、興行成績は期待できそう。これまでの自己最高だった『許されざる者』の1億120万ドルを抜く可能性も出てきており、クリントが、この結果を見て役者を引退できなくなるかもしれない。

2位には、アン・ハサウェイとケイト・ハドソン扮する、将来の結婚を夢見て2人で計画を立ててきた仲の良いおさななじみが繰り広げるドタバタ・コメディ『Bride Wars 』の2,106万ドル。

3位にはホラー『The Unborn 』が、1,981万ドルで初登場。どちらも批評家からの評判は今ひとつだったため、スタジオ側の予
想を上回る好成績だったようだ。

4位は、2週連続首位から転落した『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』の1,139万ドル。公開3週目で既に1億万ドルを突破した同作は、ジョン・グローガン原作の同タイトルの映画版。、引き取った犬を通じて新婚カップルが人生で大切なものを学んでいくという、心温まるファミリー映画で、暗いご時世に、多くの人々の心にぴったりはまった映画になったようで、クリスマス当日に公開された作品として史上最高の1,475万ドルを記録している。

そして5位は、先週の3位からランクダウンした『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』。ブラッド・ピットが、老けた子供や若かりしころなどをうまく演じ分けており、各賞にノミネートされているものの、なかなか受賞は厳しい状況。しかし、涙せずにいられない深みのあるストーリーの人気は根強く、約3時間という上映時間のハンディがあるものの、公開3週で9,409万ドルに達した。

なお『スラムドッグ$ミリオネア』は10位から11位にランクダウンしたが、第66回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、脚本賞、監督賞などを席巻しており、翌日の映画館は、人でいっぱい。週以降のランキングが楽しみだ。

<来週の見どころ>

来週のボックスオフィスは、日本人受けしそうなスター映画は公開されないが、ジュリア・ロバーツの姪っ子エマ・ロバーツ主演の動物ファミリー・コメディ『Hotel for Dogs』、コメディ『Paul Blart: Mall Cop 』、そして ホラー『My Bloody Valentine 3-D 』などが上位にランク入りを果たしそうだ。
また、ダニエル・クレイグとリーヴ・シュライバー主演の『ディファイアンス(Defiance)』、主演のダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンがゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門に選ばれた『Last Chance Harvey』が拡大公開される。



2009年1月 6日 (火)

USランキング 2009年1月2日~1月4日

RankPre.作品名
1 1 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(Marley & Me)
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン 監督:デヴィッド・フランケル
2 2 『ベッドタイム・ストーリー』(Bedtime Stories)
出演:アダム・サンドラー 監督:アダム・シャンクマン
3 3 『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』(The Curious Case of Benjamin Button)
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 監督:デビッド・フィンチャー
4 4 『ワルキューレ』(Valkyrie)
出演:トム・クルーズ 監督:ブライアン・シンガー
5 5 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(Yes Man)
出演:ジム・キャリー 監督:ペイトン・リード
6 6 『7つの贈り物』(Seven Pounds)
出演:ウィル・スミス 監督:ガブリエル・ムッチーノ
7 7 The Tale of Despereaux
出演:マシュー・ブロデリック、ダスティン・ホフマン(声) 監督:サム・フェルほか
8 10 『ダウト/あるカトリック学校で』(Doubt)
出演:メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン 監督:ジョン・パトリック・シャンリィ
9 8 『地球が静止する日』(The Day the Earth Stood Still)
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー 監督:スコット・デリクソン
10 13 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル 監督:ダニー・ボイル
“コメディ『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』が、2週連続首位”

昨年の景気後退ムードを引きづったまま新年を迎えた北米の1位から12位の興行収入は、昨年の同時期比約7%アップとまずますのスタートを切った。

新作の公開がなかったため1位から7位までは先週と変わらずで、プライベートでは手痛い失恋をしたジェニファー・アニストン&オーウェン・ウィルソンが夫婦を演じるコメディ『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』が2426万ドルを稼ぎ出し、2週連続で首位の座を死守。1億ドルを突破した。

2位は、アダム・サンドラー主演のファミリー・コメディ『ベッドタイム・ストーリー』の2,050万ドル。必ず首位を飾れる男だったサンドラーが、2週連続で2位に甘んじる結果となったが、暗い世相を反映してか、コメディ人気は今年も健在のようだ。

3位は、デビット・フィンチャー監督とブラッド・ピットが再々タッグを組んだファンタジー・ドラマ『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』の1,869万ドル。地味な作品ながら年老いて生まれ、若返ってゆく男の人生の悲しみをブラッドが熱演し、アカデミー賞の呼び声も高い。

そして4位は、ブライアン・シンガー監督作、トムが第二次世界大戦時にヒトラー暗殺を企てた男を演じる歴史ドラマ『ワルキューレ』の1,409万ドル。

5位はジム・キャリー主演のコメディ『イエスマン/“YES”は人生のパスワード』の1,391万ドル。
どちらもそこそこの人気を誇っているものの、ドル箱スターだったかつての勢いはなくなってしまったようだ。

なお、アカデミー賞に絡みそうな『ダウト/あるカトリック学校で』が10位から8位にランクアップしたほか、『スラムドッグ$ミリオネア』が、13位から 10位とベスト10圏内に再浮上。また31日から限定公開されているヴィゴ・モーテンセン主演の『Good』は2館の上映で59位に、ダニエル・クレイグ主演の『ディファイアンス(Defiance)』も同じく2館の上映で31位にランク入りを果たすなど、ヒトラー関連作品が他にも2作品注目を集めている。

<来週の見どころ>
アン・ハサウェイ、ケイト・ハドソンが親友を演じるコメディ『Bride Wars』が、チャートの上位にどこまで食い込んでくるかが注目される。またアカデミー賞呼び声も高いクリント・イーストウッド主演のドラマ『グラン・トリノ(Gran Torino)』、ケイト・ウィンスレット&レイフ・ファインズ主演のドラマ『The Reader』、スティーブン・ソダーバーグ監督、ベニシオ・デル・トロが、革命家チェ・ゲバラ
を演じる2部作『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』などが、拡大公開される。



2008年12月29日 (月)

USランキング 2008年12月26日~12月28日

RankPre.作品名
1 NEW 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(Marley & Me)
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン 監督:デヴィッド・フランケル
2 NEW 『ベッドタイム・ストーリー』(Bedtime Stories)
出演:アダム・サンドラー 監督:アダム・シャンクマン
3 NEW 『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』(The Curious Case of Benjamin Button)
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 監督:デビッド・フィンチャー
4 NEW 『ワルキューレ』(Valkyrie)
出演:トム・クルーズ 監督:ブライアン・シンガー
5 1 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(Yes Man)
出演:ジム・キャリー 監督:ペイトン・リード
6 2 『7つの贈り物』(Seven Pounds)
出演:ウィル・スミス 監督:ガブリエル・ムッチーノ
7 3 The Tale of Despereaux
出演:マシュー・ブロデリック、ダスティン・ホフマン(声) 監督:サム・フェルほか
8 4 『地球が静止する日』(The Day the Earth Stood Still)
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー 監督:スコット・デリクソン
9 8 The Spirit
出演:ガブリエル・マクト 監督:フランク・ミラー
10 15 『ダウト/あるカトリック学校で』(Doubt)
出演:メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン 監督:ジョン・パトリック・シャンリィ

2008年12月24日 (水)

USランキング 2008年12月19日~12月21日

RankPre.作品名
1 NEW 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(Yes Man)
出演:ジム・キャリー 監督:ペイトン・リード
2 NEW 『7つの贈り物』(Seven Pounds)
出演:ウィル・スミス 監督:ガブリエル・ムッチーノ
3 NEW The Tale of Despereaux
出演:マシュー・ブロデリック、ダスティン・ホフマン(声) 監督:サム・フェルほか
4 1 『地球が静止する日』(The Day the Earth Stood Still)
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー 監督:スコット・デリクソン
5 2 Four Christmases
出演:ヴィンス・ボーン、リース・ウィザースプーン 監督:セス・ゴードン
6 3 『トワイライト~初恋~』(Twilight)
出演:クリステン・スチュワート 監督:キャサリン・ハードウィック
7 4 『ボルト』(Bolt)
出演:ジョン・トラボルタ(声) 監督:バイロン・ハワード他
8 11 『スラムドッグ$ミリオネア』(Slumdog Millionaire)
出演:デヴ・パテル 監督:ダニー・ボイル
9 5 『オーストラリア』(Australia)
出演:ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン 監督:バズ・ラーマン
10 6 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
“ジム・キャリーは健在!『イエスマン “YES”は人生のパスワード(Yes Man)』が首位に”

中西部や東部が大雪に見舞われるという悪天候も重なって、興行成績が2週連続で前年比からダウンした今週末、初登場作品がベスト3を占めた。

堂々の1位に輝いたのは、全米脚本家組合のストやギャラの高さなどの問題で出演作のプロジェクトが次々にお蔵入りになっていたジム・キャリーが久々に出演しているコメディ『イエスマン “YES”は人生のパスワード(Yes Man)』の1,826万ドル。

そして昨年の同時期に『アイ・アム・レジェンド』で大ヒットを飛ばしたしたウィル・スミスが、『幸せのちから』の監督と再タッグを組んだドラマ『7つの贈り物(Seven Pounds)』は、1,485万ドルで初登場2位という結果に。ヒーローものでもドラマでも、数字を稼げる“ボックス・オ
フィス男”と言われていたウィルだが、大恐慌に見舞われたアメリカでは、シリアスなものよりコメディが好まれたようで、ジム・キャリーに敗北を帰した。

そして3位には、耳の大きなネズミが主人公のアニメ『The Tale of Despereaux』が1,010万ドルでランクイン。声優陣にはマシュー・ブロデリック、ダスティン・ホフマンなどそうそうたるメンバーが揃っているようだが、『ラタトュユ』や『シュレック』など歴代アニメをパクッった二番せんじと批評家からの評判も悪く、アニメとしては惨たんたる結果となった。

4位は、先週1位からランクダウンしたキアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』、5位は、先週の2位からランクダウンしたビンス・ボーンとリース・ウィザースプーン主演のコメディ『Four Christmases』の770万ドルで、公開4週目で1億ドルを突破した。

なお、今週はベスト20圏内に賞レースで有力候補となっている作品が乱立。11位に『ミルク(Milk)』、19位に『フロスト×ニクソン』が、そして『スラムドッグ$ミリオネア(Slumdog Millionaire)』が公開6週目で589館で拡大公開されて先週11位から8位に、『ダウト(Doubt)』が19位から15位に、『グラン・トリノ(Gran Torino)』20位から18位ランクアップしたほか、4館で公開されたミッキー・ローク主演の『ザ・レスラー(The Wrestler)』が、23位に初登場した。

<来週の見どころ>
クリスマスの25日(木曜日)には、公開作品が目白押し!アダム・サンドラー主演のSFコメディ『Bedtime Stories』、オーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストン主演のコメディ『Marley & Me』、トム・クルーズ久々の主演でナチスの時代を描いたスリラー『ワルキューレ(Valkyrie)』ほか、アカデミー賞の呼び声も高い、ブラッド・ピット、ケイト・ウィンスレット主演の『ベ
ンジャミン・バトン 数奇な人生』、『タイタニック』コンビのレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットが久々に再タッグを組み夫婦を演じるドラマ『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』が全米公開される。
また、『フロスト×ニクソン』、『ダウト(Doubt)』が拡大公開されるなど、ジャンルは盛りだくさん。観客も、見るものに迷ってしまう贅沢な週末になりそうだ。


2008年12月16日 (火)

USランキング 2008年12月12日~12月14日

RankPre.作品名
1 NEW 『地球が静止する日』(The Day the Earth Stood Still)
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー 監督:スコット・デリクソン
2 1 Four Christmases
出演:ヴィンス・ボーン、リース・ウィザースプーン 監督:セス・ゴードン
3 2 『トワイライト~初恋~』(Twilight)
出演:クリステン・スチュワート 監督:キャサリン・ハードウィック
4 3 『ボルト』(Bolt)
出演:ジョン・トラボルタ(声) 監督:バイロン・ハワード他
5 4 『オーストラリア』(Australia)
出演:ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン 監督:バズ・ラーマン
6 5 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
7 NEW Nothing Like the Holidays
出演:ジョン・レグイザモ、フレディ・ロドリゲス監督:アルフレド・デ・ヴィラ

8 6 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
9 11 『ミルク』(Milk)
出演:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ 監督:ガス・ヴァン・サント
10 7 『トランスポーター3』(Transporter 3)
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:オリヴィエ・メガトン
“リメイク版『地球が静止する日』が、初登場首位!”

1951年に公開された同タイトルのSF映画のリメイク版で、キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー主演の『地球の静止する日』が、3,048万ドルで首位の座についた。SFものとしてはやや少なめの製作費約8000万ドルが費やされた同作は、あまり批評家受けも良くなかったため、同数字について製作元の20世紀フォックスは、満足な結果とコメント。しかし、SFものであることや「マトリックス」シリーズのキアヌの知名度を考えると、思ったほど数字が伸びなかったようだ。

2位から5位までは先週からワンランクづつダウン。
2位は『Four Christmases』の1,307万ドルで、公開3週目で8,778万ドルまで稼ぎ出すヒットとなった。

3位は『トワイライト/初恋』の795万ドルで、こちらも公開4週間で1億5,005万ドルに達している。

そして4位はアニメ『ボルト』の756万ドル、5位は『オーストラリア』の417万ドルだった。

なお、アカデミー賞に先立って各賞のノミネートが発表になった結果、多くの賞でノミネートや受賞を果たしているショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン主演の『ミルク(Milk)』が、公開3週目で328館に拡大公開され、先週の11位から9位に浮上したほか、『Slumdog Millionaire』が公開5週目で5館で上映され、先週の12位から11位に浮上している。またメリル・ストリープ、フリップ・シーモア・ホフマン主演の『Doubt』が15館の上映で19位に、クリント・イーストウッド主演の『グラン・トリノ(Gran Torino)』はわずか6館の上映で20位に、そしてケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ主演の『The Reade』が8館の上映で25位に、それぞれ初登場を果たしている。

<来週の見どころ>
メモリアル・デイやクリスマス・シーズンに必ず主役を務め、ボックス・オフィスに多大なる貢献をしているウィル・スミス主演のドラマ『7つの贈り物(Seven Pounds)』が公開される。ウィルの演技力と人気は『幸せのちから』で既に証明されているが、今までの出演作とはかなり異なるドラマのため、興行成績が楽しみだ。
また、巨大な耳を持つねずみが主役、マシュー・ブロデリックやダスティン・ホフマンが声優を務めるアドペンチャー・アニメ『The Tale of Despereaux』、米脚本化組合のストライキの影響をもろに受け、主演作の製作延期を余儀なくされたジム・キャリーの久々の新作でコメディ『Yes Man』が公開される。

単館系作品としては、賞レースに絡んでいるミッキー・ローク主演の『The Wrestler』が17日に、そして『グラン・トリノ(Gran Torino)』と『Doubt』、『The Reade』が拡大公開される。


2008年12月 9日 (火)

USランキング 2008年12月5日~12月7日

RankPre.作品名
1 1 Four Christmases
出演:ヴィンス・ボーン、リース・ウィザースプーン 監督:セス・ゴードン
2 3 『トワイライト~初恋~』(Twilight)
出演:クリステン・スチュワート 監督:キャサリン・ハードウィック
3 2 Bolt
出演:ジョン・トラボルタ(声) 監督:バイロン・ハワード他
4 5 『オーストラリア』(Australia)
出演:ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン 監督:バズ・ラーマン
5 4 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
6 6 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
7 7 『トランスポーター3』(Transporter 3)
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:オリヴィエ・メガトン
8 NEW Punisher: War Zone
出演:レイ・スティーヴンソン 監督:レクシー・アレクサンダー
9 NEW Cadillac Records
出演:エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト 監督:ダーネル・マーティン
10 8 Role Models
出演:シーン・ウィリアム・スコット 監督:デヴィッド・ウェイン
“一足早いクリスマス映画『Four Christmases』が、2週連続首位!”

新作2本がベスト10圏内にランク入りを果たした今週末、ヴィンス・ボーンとリース・ウィザースプーン主演のロマンティック・コメディ『Four Christmases』が、1,676万ドルで2週連続首位の座を死守。2人の息のあった演技とともに、このシーズンにはピッタリの映画として観客から受け入れられたようだ。

2位は、先週の3位からランクアップしたSF小説の映画版『トワイライト/初恋』の1,305万ドル。公開3週目で1億3,840万ドルを稼ぎ出し、早くも続編の映画化が決まっている。

そして3位は、先週の2位からランクダウンしたアニメ『ボルト』の794万ドル。公開3週目で7,938万ドルと、ディズニー・アニメとしては惨たんたる結果となった。

4位は先週の5位からランクアップした、バズ・ラーマン監督、ヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマン主演作『オーストラリア』の705万ドル。涙を誘う超大作だが、3時間という長さもあってか、こちらも興行的には失敗に終わったようだ。

そして5位は、先週からワンランクダウンした『007/慰めの報酬』の675万ドルで、ボンド映画としてはオープニング記録を樹立したが、アクションの連続で作品の評価は今ひとつなため、最終的には、『007/カジノ・ロワイヤル』同様の数字に収まりそうだ。

ちなみに、マーベル・コミックが原作のアメコミ映画『Punisher: War Zone』は、早くから劇場で予告編を流し、2508館で上演されたにもかかわらず、わずか427万ドルでまさかの初登場8位となった。

本格的な不景気に突入したアメリカだが、総興行成績は5週連続で前年比を上回っており、アメリカ国民にはまだ明るい希望があるようだ。

<来週の見どころ>
来週は、久々にキアヌ・リーブス主演のSF超大作で1951年に公開された同タイトルのリメイク版『地球が静止する日(The Day The Earth Stood Still)』が公開される。

また今週3館で上映され22位にランク入りを果たしたロン・ハワード監督作『フロスト×ニクソン(Frost/Nixon)』が拡大公開され、どこまで順位を伸ばせるか楽しみだ。

限定公開作では、アカデミー賞の呼び声も高い、フィリップ・シーモア・ホフマン、メリル・ストリープ主演の問題作『Doubt』、そしてニコール・キッドマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督作がメガホンを取った『The Reader』が公開される。こちらも名優レイフ・ファインズとケイト・ウィンスレットが難しい役どころに挑戦。物議をかもし出すとともに、賞レースに絡んできそうだ。


2008年12月 2日 (火)

USランキング 2008年11月28日~11月30日

RankPre.作品名
1 NEW Four Christmases
出演:ヴィンス・ボーン、リース・ウィザースプーン 監督:セス・ゴードン
2 3 Bolt
出演:ジョン・トラボルタ(声) 監督:バイロン・ハワード他
3 1 『トワイライト~初恋~』(Twilight)
出演:クリステン・スチュワート 監督:キャサリン・ハードウィック
4 2 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
5 NEW 『オーストラリア』(Australia)
出演:ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン 監督:バズ・ラーマン
6 4 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
7 NEW 『トランスポーター3』(Transporter 3)
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:オリヴィエ・メガトン
8 5 Role Models
出演:シーン・ウィリアム・スコット 監督:デヴィッド・ウェイン
9 9 The Boy in the Striped Pajamas
出演:アサ・バターフィールド 監督:マーク・ハーマン
10 NEW Milk
出演:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ 監督:ガス・ヴァン・サント
“一足早いクリスマス映画『Four Christmases』が首位!”

27日がサンクスギビング・デイ(感謝祭)だったため、26日(水)に大作が公開された今週末は、ベスト10圏内に4作品がランク入り。
ヴィンス・ボーンとリース・ウィザースプーンが長年の恋人を役を演じるロマンティック・コメディ『Four Christmases』が、3,107万ドルで首位デビューを果たした。2人の身長差に加えて不仲説も話題になったが、ヴィンスもリースも同噂を笑い飛ばして否定しており、スクリーンで見る限り息はあっているようだ。

2位は、アニメ『ボルト』の2,658万ドルで3位から浮上。テレビ・シリーズのアニメ作品としては、かなり力不足で、2週目で6,685万ドル。

3位は、先週の1位からランクダウンしたSF小説の映画版『トワイライト/初恋』。2,634万ドルで大失速したが、26日にも着実に数字を稼いでおり、公開2週で1億ドルを突破する快挙となった。

そして4位は、先週2位からランクダウンした『007/慰めの報酬』の1,883万ドルで、公開3週目で1億4,142万ドル。

5位には、莫大な製作費と製作年月をかけたバズ・ラーマン監督作、ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン主演のエピック・ロマン超大作『オーストラリア』が、1,480万ドルと予想を下回る残念な結果となった。

そして7位には、シリーズ第3弾となるアクション・アドベンチャー『トランスポーター3』が、10位には、ショーン・ペンが、ゲイの市民権獲得のために闘った政治家のハーベイ・ミルクの半生を演じている伝記映画『Milk』が、36館での上映にもかかわらずランク入りした。

<来週の見どころ>
これまでにも幾度か映画化されてきた「パニッシャー」シリーズでお馴染みのマーベル・コミック原作のアクション・スリラー『The Punisher: Welcome Back Frank』が全米公開される。
ほか、ビヨンセが、エッタ・ジェイムスを演じ女優開眼した自伝的ドキュメンタリー・ドラマ『Cadillac Records』などが公開される。



2008年11月25日 (火)

USランキング 2008年11月21日~11月23日

RankPre.作品名
1 NEW 『トワイライト』(Twilight)
出演:クリステン・スチュワート 監督:キャサリン・ハードウィック
2 1 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
3 NEW Bolt
出演:ジョン・トラボルタ(声) 監督:バイロン・ハワード他
4 2 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
5 3 Role Models
出演:シーン・ウィリアム・スコット 監督:デヴィッド・ウェイン
6 5 Changeling
出演:アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ 監督:クリント・イーストウッド
7 4 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(High School Musical 3: Senior Year)
出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンス 監督:ケニー・オルテガ
8 6 Zack and Miri Make a Porno
出演:セス・ローガン、エリザベス・バンクス 監督:ケビン・スミス
9 19 The Boy in the Striped Pajamas
出演:アサ・バターフィールド 監督:マーク・ハーマン
10 8 The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
“『Twilight』が、女性監督作品の記録更新で首位!”

35歳の新進作家ステファニー・メイヤー自身が、夢に見たバンパイアと孤独な文学少女との禁断の愛を描いたSF小説の映画『Twilight』が、脅威の6,964万ドルを稼ぎ出し、華麗なるデビューを果たした。
世界のベストセラー小説であることに加えて、バンパイア役のロバート・パティンソンがティーンエイジャーの間で熱狂的な人気を集めていることから、スタジオ側は5000万ドル程度の興行成績を見込んでいたようだが、実際にはこれを大きく上回る結果となった。ちなみにチケット購入者の55%は25歳以下で、初日金曜日の夜中には、公開された1100スクリーンのチケットは完売。
この日だけで、製作費約3700万ドルをほぼ回収する3570万ドルを稼ぎ出した。
また、女性監督作品(キャサリン・ハードウィック)としては、これまでミミ・レダーが『ディープ・インパクト』で更新した4110万ドルを軽く突破。10年ぶりに新たな金字塔を打ち立てるとともに、今年公開された作品のオープニング成績も、7月に公開されたあの『ダークナイト』の1億5800万ドルに続いて、2位の記録となった。
このヒットを受けて早くもスタジオ側は、ステファニーの続編小説「New Moon」の映画化と主役の2人の続投を発表しており、未来の大スターと新たなドル箱映画が誕生した。

2位は、惜しくも1位の座を明け渡した『007/慰めの報酬』の2,671万ドル。公開2週目でかろうじて1億ドルを突破したが、大失速しており、来週以降の成績によっては、2億ドルに届くかどうかが微妙になってきた。

わずかの差で初登場3位に終わったのは、ジョン・トラボルタが声優を務める『Bolt』の2,622万ドル。ディズニー・アニメとしては期待はずれの成績となった。

そして4位は、2位からランクダウンした『マダガスカル2』の1,566万ドル。

5位は先週の3位からランクダウンした『Role Models』の732万ドルだった。

<今週の見どころ>
27日はサンクスギビング・デイ(感謝祭)の祝日とあって、前日の26日には、ジャンルの違う大作が3本も同時に公開される。

まず、『ムーラン・ルージュ』以来7年ぶりのメガホンとなるオーストラリア人監督のバズ・ラーマンが、長い年月をかけ、徹底的にオーストラリアにこだわった『オーストラリア(Australia)』がついに公開される。オーストラリア人俳優の二コール・キッドマン、
ヒュー・ジャックマンを迎え、スタッフもほとんど現地採用。製作費約1億3000万ドルの40%をオーストラリア政府が負担したといわれる同作は、第二次世界大戦中のオーストラリアを舞台に、イギリス人富豪の未亡人とカーボウイと壮大なロマンスを描いた一大叙事史として、スケールの大きい作品に仕上がっている。

また、ヴィンス・ボーンとリース・ウィザースプーンが恋人を役を演じ、身長差が話題になったコメディ『Four Christmases』、
シリーズ第3弾となるアクション・アドベンチャー『トランスポーター3』などが公開される。引き続きリュック・ベッソンが製作と脚本を手がけ、主役はジェイソン・ステイサムが続投する。


2008年11月18日 (火)

USランキング 2008年11月14日~11月16日

RankPre.作品名
1 NEW 『007/慰めの報酬』(Quantum Of Solace 007)
出演:ダニエル・クレイグ 監督:マーク・フォスター
2 1 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
3 2 Role Models
出演:シーン・ウィリアム・スコット 監督:デヴィッド・ウェイン
4 3 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(High School Musical 3: Senior Year)
出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンス 監督:ケニー・オルテガ
5 4 Changeling
出演:アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ 監督:クリント・イーストウッド
6 5 Zack and Miri Make a Porno
出演:セス・ローガン、エリザベス・バンクス 監督:ケビン・スミス
7 6 Soul Men
出演:サミュエル・L・ジャクソン、バーニー・マック 監督:マルコム・D・リー
8 9 The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
9 7 『ソウ5』(Saw5)
出演:トビン・ベル、コスタス・マンディラー 監督:デイヴィッド・ハックル
10 11 Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
“『007/慰めの報酬』が、シリーズ歴代オープニング記録更新のブッちぎりデビュー”

イギリスで「ハリー・ポッター」シリーズの記録を抜き、歴代オープニング記録を樹立したダニエル・クレイグ主演のシリーズ第22弾『007/慰めの報酬』が、アメリカではシリーズ歴代オープニング記録を更新。6,753万ドルを稼ぎ出し、見事首位デビューを飾った。
アクションとバイオレンス満載の同作は、撮影時から主演のクレイグを含めてケガ人続出で、評価も賛否両論だったことから、同数字はスタジオの予測を大きく上回る結果。
2006年に公開された『007/カジノ・ロワイヤル』の(4080万ドル)を約2700万ドルも超えるとともに、これまでシリーズの記録だった2002年公開のピアース・ブロスナン主演作『トゥモロー・ネバー・ダイズ』の約4700万ドルを超えるという快挙を成し遂げた。
クレイグがボンドに決まった際は、容姿やあばたまでもが指摘され“ボンドにあらず”と非難されたが、これでクレイグは、一番人気のボンドであることを証明した。

以下2位から7位は、先週からワンランクづつ順位を下げた感じで大きな変化はなく、2位は『マダガスカル2』の3,502万ドル。公開2週で1億ドルを突破しおり、前述のボンド映画とともに前作でなしえなかった2億ドル突破を狙う。

3位は、『Role Models』の1,115万ドル、4位は『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の566万ドル。
そして5位は、アンジェリーナ・ジョリー主演の『Changeling』の425万ドルだった。

<来週の見どころ>
人気テレビ番組のスター犬で、スーパーパワーの持ち主ボルトが、誤ってNYに護送されてしまい、飼い主のいるハリウッドまで大陸横断を試みるアニメ『Bolt』が公開される。ボルトの声にはジョン・トラボルタ。ほかマイリー・サイラスらが声優を務める。
また、ティーンエイジャーの女性とバンパイアの愛を描いたSFサスペンス『Twilight』などが公開される。同作でバンパイアを演じているロバート・パティンソンは、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』セドリック役で出演しているが、先日ハリウッドに出没したところ、ティーンエイジャーの少女たちが大騒ぎだったとか。次世代を担うスターとして、作品のヒットも期待されている。


2008年11月11日 (火)

USランキング 2008年11月7日~11月9日

RankPre.作品名
1 NEW 『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)
出演:ベン・スティラー、クリス・ロック(声) 監督:エリック・ダーネルほか
2 NEW Role Models
出演:シーン・ウィリアム・スコット 監督:デヴィッド・ウェイン
3 1 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(High School Musical 3: Senior Year)
出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンス 監督:ケニー・オルテガ
4 4 Changeling
出演:アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ 監督:クリント・イーストウッド
5 2 Zack and Miri Make a Porno
出演:セス・ローガン、エリザベス・バンクス 監督:ケビン・スミス
6 NEW Soul Men
出演:サミュエル・L・ジャクソン、バーニー・マック 監督:マルコム・D・リー
7 3 『ソウ5』
出演:トビン・ベル、コスタス・マンディラー 監督:デイヴィッド・ハックル
8 5 The Haunting of Molly Hartley
出演:ヘイリー・ベネット 監督:ミッキー・リデル
9 7 The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
10 9 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソ
“『マダガスカル2』が、前編を抜く記録で首位”

ベン・スティラー、クリス・ロック、ジェダ・ピンケット・スミスなどが声優を務めるアニメ『マダガスカル2』が6311万ドルを稼ぎ出し、アニメのオープニングとしては、歴代7位と好スターを切った。「続編は、絶対に前編の質と成績をを超えない」というかつてのジンクスは昨今では通用しないようで、同作も、2005年の5月に公開された前編『マダガスカル』のオープニング4720万ドルを大きく上回る大ヒット。前作の最終興行収入が1億9360万ドルで歴代95位にランク入りしていることから、続編の数字がどこまで伸びるか楽しみだ。

そして2位にランク入りを果たしたのは、『Role Models』の1,917万ドル。違法駐車で、刑務所行きかコミュニティで問題児の指導をするかの二者選択を迫られ、コミュニティで子供たちとともに成長していく、大人になりきれないエナジー・ドリンクの仲良しセールスマンを、ショーン・ウィリアム・スコットとポール・ラッドが好演。

『マダガスカル2』がファミリーに、『Role Models』がティーンエイジャーからの人気を集めて、予想を大きく上回るヒットとなったため、トップ12作品の興行成績は、昨年同時期の約30%アップとなった。

3位は、2週連続の首位からランクダウンした『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の916万ドルで、3週間の興行成績は7,557万ドル。最終的には1億ドル当たりに落ち着きそうだ。

そして4位は、先週と変わらずアンジェリーナ・ジョリー主演のドラマ『Changeling』の725万ドルで、クリント・イーストウッド監督作らしく、先週からあまり数字がさがっていないようだ。

5位は、先週の2位からランクダウンしたコメディ『Zack and Miri Make a Porno』の627万ドル、ちなみにサミュエル・L・ジャクソンと故バーニー・マック主演のコメディ『Soul Men』は、540万ドルで初登場6位と振るわなかった。

<来週の見どころ>
イギリスで「ハリー・ポッター」シリーズの記録を抜き、歴代オープニング記録を樹立した『007/慰めの報酬』が、ついに公開。アメリカでどこまで数字を伸ばせるかが、楽しみだ。


2008年11月 5日 (水)

USランキング 2008年10月31日~11月2日

RankPre.作品名
1 1 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(High School Musical 3: Senior Year)
出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンス 監督:ケニー・オルテガ
2 NEW Zack and Miri Make a Porno
出演:セス・ローガン、エリザベス・バンクス 監督:ケビン・スミス
3 2 『ソウ5』
出演:トビン・ベル、コスタス・マンディラー 監督:デイヴィッド・ハックル
4 20 Changeling
出演:アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ 監督:クリント・イーストウッド
5 NEW The Haunting of Molly Hartley
出演:ヘイリー・ベネット 監督:ミッキー・リデル
6 4 Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
7 6 The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
8 3 Max Payne
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:ジョン・ムーア
9 8 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソ
10 5 Pride and Glory
出演:コリン・ファレル、エドワード・ノートン 監督:ガヴィン・オコーナー
“『ハイスクール・ミュージック3』が2週連続首位”

ハロウィーンの週末にもかかわらず、ミュージカル映画『ハイスクール・ミュージック3』が、1,532万ドルで2週連続で首位の座を死守した。

そして2位に初登場したのもコメディ『Zack and Miri Make a Porno』の1,068万ドル。タイトル通り、家賃を支払うためにポルノ映画を作って一儲けしようと企む仲良しのザックとミリーの周囲に巻き起こるハプニングを描いたケビン・スミス監督作で、本格的なリセッションに突入したアメリカ国民は、やはりバーチャルの世界には明るさを求めているようだ。

そして3位は、先週の2位からランクダウンした『ソウ5』の974万ドル。公開2週目で4,547万ドルを稼ぎ出しているが、2週目の失速がひどく、これまでのシリーズのようには数字を稼げないかもしれない。

そして4位は、先週20位からランクアップしたクリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・ドラマ『Changeling』の935万ドル。旬な2人とあって1850館で4位は見事な数字だが、カンヌ映画祭の絶賛に比べると、アメリカの評価は今ひとつ。アンジェリーナの個性が出すぎたため、従来のクリント映画を好きなアカデミー会員には、少々ハリウッド色が強する感もあるようだ。

そして5位にはハロウィーン・シーズンにはもってこいの学園ものホラー『The Haunting of Molly Hartley』が、543万ドルでランク入りした。

<来週の見どころ>
新しい大統領が決まってはじめての週末は、ドリームワークスの大ヒットアニメ「マダガスカル」の続編で、快進撃を続けているベン・スティラーなどが声優を務める『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)が、秋風の服映画業界も華やかしてくれそうだ。
また、サミュエル・L・ジャクソンと8月に亡くなったバーニー・マック主演のコメディ『Soul Men』、そしてエナジー・ドリンクの仲良しセールスマンが、違法駐車で、刑務所行きかコミュニティで問題児の指導をするかの選択を迫られるコメディ『Role Models』など、来週もほのぼの系の作品が多く公開される。


2008年10月30日 (木)

USランキング 2008年10月17日~10月19日

RankPre.作品名
1 NEW 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(High School Musical 3: Senior Year)
出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンス 監督:ケニー・オルテガ
2 NEW 『ソウ5』
出演:トビン・ベル、コスタス・マンディラー 監督:デイヴィッド・ハックル
3 1 Max Payne
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:ジョン・ムーア
4 2 Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
5 4 Pride and Glory
出演:コリン・ファレル、エドワード・ノートン 監督:ガヴィン・オコーナー
6 3 The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
7 4 W
出演:ジョシュ・ブローリン 監督:オリバー・ストーン
8 5 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソ
9 6 『ワールド・オブ・ライズ』(Body of Lies)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ 監督:リドリー・スコット
10 7 Quarantine
出演:ジェニファー・カーペンター、スティーブ・ハリス監督:ジョン・エリック・ダウドル
“ミュージカル映画は健在!『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』が1位”

トップ10圏内に3作品が初登場した今週末、ミュージカル映画『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』が、4,203万ドルで首位の座を獲得した。ハロウィーン・シーズンから考えれば2位の『ソウ5』が首位に来てもよかったが、史上まれに見る本格的な不況に陥ったアメリカでは、バーチャルの世界に明るさや笑いを求める観客の志向が顕著になってきたようだ。
『ハイスクール・ミュージック3』は、米ディズニー・チャンネルのテレビ番組の映画化で前2作品とも人気はあったが、シリーズ第3弾の同作は、ミュージカル映画のとしては、『マンマ・ミーア!』のもつ2,780万ドルのオープニング記録を抜いて、首位に立った。

2位の「ソウ」シリーズ第5弾『ソウ5』の3,005万ドルは、これまでのシリーズとほぼ同等の数字で興行的には成功だが、初登場1位を逃したのはシリーズ第1弾の『ソウ』以来初めてとなった。

全体としては、同2作の人気で、トップ12作品の興行成績のトータルが昨年同週比約41%アップ。「正義と悪という対照的な映画を一緒に公開したことが効を奏した。観客層もまったくダブらないため、いい結果につながった」と分析しているようだ。

そして3位は、先週の1位からランクダウンした、マーク・ウォールバーグ主演のSFアクション『Max Payne』の760万ドル。

4位は先週の2位からランクダウンした『Beverly Hills Chihuahua』の688万ドル。

そして5位には、コリン・ファレルとエドワード・ノートンが、警察官と容疑者として対峙する兄弟を演じている犯罪ドラマ『Pride and Glory』が初登場を果たしたが、2585館の上映でたった626万ドルだった。

<来週の見どころ>
来週は、日本人が好みそうな作品は見当たらないが、先週に引き続いて正義と悪の闘いになりそうだ。ケビン・スミスが脚本と監督を手がける、ちょっとエッチなロマンティック・コメディ『Zack and Miri Make a Porno』と、コメディ『My Name Is Bruce』が控えているほか、ハロウィーンの週末らしく、ホラー『Splinter』、 スリラー『The Haunting of Molly Hartley』 が公開される。

その中にあって注目すべきは、先週5館で公開され20位に食い込み来週から拡大公開さるれる、クリント・イーストウッド監督作、アンジェリーナ・ジョリー主演のドラマ『Changeling』。イーストウッド監督作は、通常あまり首位争いには食い込まないが、主演が人気絶頂のアンジェリーナとあって、どこまで数字を伸ばせるか楽しみだ。


2008年10月21日 (火)

USランキング 2008年10月17日~10月19日

RankPre.作品名
1 NEW Max Payne
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:ジョン・ムーア
2 1 Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
3 NEW The Secret Life of Bees
出演:ダコタ・ファニング、クィーン・ラティファ 監督:ジーナ・プリンス・ベスウッド
4 NEW W
出演:ジョシュ・ブローリン 監督:オリバー・ストーン
5 4 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソ
6 3 『ワールド・オブ・ライズ』(Body of Lies)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ 監督:リドリー・スコット
7 2 Quarantine
出演:ジェニファー・カーペンター、スティーブ・ハリス監督:ジョン・エリック・ダウドル
8 5 Nick and Norah's Infinite Playlist
出演:マイケル・セラ、カット・デニングス 監督:ピーター・ソレット
9 NEW Sex Drive
出演:ジョシュ・ザッカーマン 監督:ショーン・アンダース
10 7 『最後の初恋』(Nights in Rodanthe)
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン 監督:ジョージ・C・ウルフ
“マーク・ウォールバーグ主演のビデオ・ゲームの映画版『Max Payne』が首位!”

新作4本がベスト10入りを果たした今週末、ビデオ・ゲームが原作のSFアクション『Max Payne』が、1,764万ドルで首位の座に立った。ウォールバーグ扮するNY市警のペインが、捜査中に殺された妻と子供の復讐を果たすというストーリーだが、『マトリックス』に多大な影響を受けたとあって、銃撃戦は迫力満点。しかし、アクション映画としては、振るわない結果となった。

2位は、2週連続1位だったディズニー映画『Beverly Hills Chihuahua』の1,142万ドル。

3位には、クイーン・ラティファ、ジェニファー・ハドソン、そして天才子役のダコタ・ファニング主演のドラマ『The Secret Life of Bees』が、1,053万ドルでランク入りした。

惜しくも初登場4位となったのは、現役のブッシュ米大統領の半生を描いた伝記映画『W.』の1,051万ドル。評判は賛否両論だが、ブッシュを演じたのがジョシュ・ブローリンというのもあり、オリバー・ストーン監督作品としては期待値以下の結果となった。だだし、不振の一番の原因は公開時期。アメリカは空前の大不況に陥っていることもあり、大統領選を2週間後に控えたこの時期に、国民が元大統領に興味を持たないのは必然。少なくとも、ブッシュが退任する来年1月以降の公開にしたかったようだが、さまざまな要因から実現できなかったようだ。

そして5位は、『イーグル・アイ』の703万ドル。公開4週目で8,102万ドルで、1億に届くか微妙になってきた。


<来週の見どころ>
ハロウィーンと言えば、ホラー。2004年から毎年公開され、相変わらずの人気を誇っている「ソウ」シリーズ第5弾『SawⅤ』が公開される。

その他、アメリカでは大ヒットした、ザック・エフロン主演の「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ第3弾、『High School Musical 3: Senior Year』、エドワード・ノートンとコリン・ファレル演じる兄弟が、警察と犯罪者として対峙する犯罪ドラマ『Pride and Glory』が全米公開される。またもや賞レースに絡みそうな、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の実話を基にしたドラマ『Changeling』が限定公開される。


2008年10月15日 (水)

USランキング 2008年10月10日~10月12日

RankPre.作品名
1 1 Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
2 NEW Quarantine
出演:ジェニファー・カーペンター、スティーブ・ハリス監督:ジョン・エリック・ダウドル
3 NEW 『ワールド・オブ・ライズ』(Body of Lies)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ 監督:リドリー・スコット
4 2 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソー
5 3 Nick and Norah's Infinite Playlist
出演:マイケル・セラ、カット・デニングス 監督:ピーター・ソレット
6 NEW The Express
出演:デニス・クエイド、ロブ・ブラウン 監督:ゲイリー・フレダー
7 4 『最後の初恋』(Nights in Rodanthe)
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン 監督:ジョージ・C・ウルフ
8 5 Appaloosa
出演:エド・ハリス、ヴィゴ・モーテンセン、レニー・ゼルウィガー 監督:エド・ハリス
9 20 The Duchess
出演:キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ 監督:ソウル・ディブ
10 8 Fireproof
出演:カーク・キャメロン 監督:アレックス・ケンドリック
“チワワが主役の『Beverly Hills Chihuahu』が、2週連続1位”

新作3本がベスト10入りを果たした今週末、チワワが主役のディズニー映画『Beverly Hills Chihuahua』が1,750万ドルを稼ぎ出し、2週連続で1位の座を死守した。公開2週で5,253万ドルは予想を上回る成績だったが、これについてスタジオ側は、「人々は、映画に現実逃避を求めたのではないか」と分析している。

9月半ばからアメリカではウォール街の崩壊ニュースが連日流れているが、今週は更に、本格的な世界恐慌に突入したという悲観論が広がったためで、ファミリー映画の同作には明るさを、2位に1,421万ドルで初登場したホラー『Quarantine』には、主に若者から、現実逃避の手段として選ばれたのではないかと分析しているようだ。

その逆パターンに陥ったのが、ラッセル・クロウとリドリー・スコット監督が再タッグを組み、レオナルド・ディカプリオ主演のサスペンス・スリラー『Body of Lies』の1,288万ドル。予想を大きく下回る初登場3位という結果についてスタジオ側は、「この暗い世の中にあって、CIAがテロリストを捜査するという内容は、あまりに暗く現実的過ぎた。タイミングが悪かった」とコメントしている。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした『イーグル・アイ』の1,091万ドル。

5位は、先週の3位からランクダウンしたコメディ『Nick and Norah's Infinite Playlist』の642万ドルだった。

なおキーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズの歴史ドラマ『The Duchess』が1207館に拡大公開され、先週20位から9位に浮上した。

<来週の見どころ>

来年8月に結婚することを宣言したマーク・ウォールバーグ主演のSFアドベンチャー『Max Payne』、バリー・レビンソン監督、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、ブルース・ウィリスなど豪華キャストで贈るコメディ『What Just Happened』、そしてオリバー・ストーン監督がジョシュ・ブローリンを主役に迎え、11月で8年の任期を終える元アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュをドキュメンタリー形式で描く『W.』が全米公開される。


2008年10月 7日 (火)

USランキング 2008年10月3日~10月5日

RankPre.作品名
1 NEW Beverly Hills Chihuahua
声の出演:ドリュー・バリモア、アンディ・ガルシア 監督:ラジャ・ゴズネル
2 1 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソー
3 NEW Nick and Norah's Infinite Playlist
出演:マイケル・セラ、カット・デニングス 監督:ピーター・ソレット
4 2 『最後の初恋』(Nights in Rodanthe)
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン 監督:ジョージ・C・ウルフ
5 37 Appaloosa
出演:エド・ハリス、ヴィゴ・モーテンセン、レニー・ゼルウィガー 監督:エド・ハリス
6 3 Lakeview Terrace
出演:サミュエル・L・ジャクソン 監督:ニール・ラビュート
7 5 Burn After Reading
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット 監督:コーエン兄弟
8 4 Fireproof
出演:カーク・キャメロン 監督:アレックス・ケンドリック
9 NEW An American Carol
出演:ケヴィン・ファーレイ 監督:デヴィッド・ザッカー
10 NEW Religulous
出演:ビル・マー 監督:ラリー・チャールズ
“犬は強し!ディスニー映画『Beverly Hills Chihuahu』が1位”

今週も新作4本がベスト10入りを果たし、2週連続で昨年同時期の興行成績よりも上回る成績となった。この成績に貢献したのが、ドリュー・バリモアが犬の声を務めるディズニーのライブ・アクション『Beverly Hills Chihuahu』で、 2,930万ドルで見事1位の座についた。ハリウッドでは犬をペットにするのはセレブのステイタス。また昨今は不景気で寒いニュースばかりが流れるなかで、犬に心を癒してもらっている人間も多いそうで、ファミリーだけでなくカップルなどにとっても、心温まる作品になったようだ。

2位は、先週の1位からランクダウンしたシャイア・ラブーフ主演のサスペンス・アクション『イーグル・アイ』の1,771万ドル。公開3週目で5,461万ドルと、この時期公開の作品としては着実に数字を伸ばしている。

そして3位には、『JUNO/ジュノ』のマイケル・セナら主演のコメディ『Nick and Norah's Infinite Playlist』が1,131万ドルで初登場。

4位は先週の2位からランクダウンしたリチャード・ギアとダイアン・レインで贈るロマンティック・ドラマ『最初の初恋』の737万ドルだった。

また、1045館に拡大公開された西部劇『Appaloosa』が、505万ドルで圏外37位から5位にランクイン。エド・ハリスが監督と俳優を務め、レニー・ゼルウィガー、ヴィゴ・モーンテンセンらが出演している。


<来週の見どころ>
2007年にワシントン・ポスト紙のコラムに掲載された小説の映画化で、『クイック&デッド』以来、2大スターのラッセル・クロウとレオナルド・ティカプリオが久々にタッグを組んだ、サスペンス・アクション・スリラー『ワールド・オブ・ライズ(Body of Lies)』が公
開される。監督は、クロウとのタッグが常連となったリドリー・スコットで、CIAとテロリストを題材に、男臭いドラマが展開される。

また、アメリカ人が大好きな、アメフトを題材にしたスポーツ・ドラマでデニス・クエイドが大学チームのコーチに扮す『The Express』や、ガイ・リッ チー監督、ジェラルド・バトラー主演のアクション・コメディ『RocknRolla』が全米公開されるなど、今週は、男くささ全快。

他、ウォン・カーウァイ監督が大量の未使用フィルムを使い、レスリー・チャン主演の『楽園の瑕』('94)を再編集した『Ashes of Time Redux』や、『ヴェラ・ドレイク』のマイク・リー監督が挑ん だ超ハッピーな『Happy-Go-Lucky』が限定公開される。


2008年10月 2日 (木)

USランキング 2008年9月26日~9月28日

RankPre.作品名
1 NEW 『イーグル・アイ』(Eagle Eye)
出演:シャイア・ラブーフ、ミシャル・モイナハン 監督:D・J・カルーソー
2 NEW 『最後の初恋』(Nights in Rodanthe)
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン 監督:ジョージ・C・ウルフ
3 1 Lakeview Terrace
出演:サミュエル・L・ジャクソン 監督:ニール・ラビュート
4 NEW Fireproof
出演:カーク・キャメロン 監督:アレックス・ケンドリック
5 2 Burn After Reading
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット 監督:コーエン兄弟
6 4 Igor
出演:ジョン・キューザック(声) 監督:アンソニー・レオニダス
7 5 Righteous Kill
出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
8 3 My Best Friend's Girl
出演:デイン・クック、ケイト・ハドソン 監督:ハワード・ドイッチ
9 NEW Miracle at St. Anna
出演:デレク・ルーク 監督:スパイク・リー
10 6 Tyler Perry's The Family That Preys
出演:アルフレ・ウッダード、キャシー・ベイツ 監督:テイラー・ペリー
"シャイア・ラブーフ主演作の『イーグル・アイ』がまた1位"

新作4本がベスト10入りを果たした今週末、今や最も注目される若手俳優となったシャイア・ラブーフが、『ディスタービア』に引き続き、D・J・カルーソー監督とタッグを組んだ『イーグル・アイ』が、期待通り2,915万ドルで見事1位の座についた。『トランスフォーマー』、『ディスタービア』に引き続き、スティーブン・スピルバーグが総指揮監督に名を連ねる同作は、見知らぬ男女が国家に監視され、事件に巻き込まれていくというスリル満点のサスペンス・アクション。批評はあまり芳しくなかったが、サマー・シーズンに公開されてもおかしくないような大作をあえて秋に公開したことで集客に成功し、トップ12位までの興行成績は、昨年の同時期に比べて約15%アップした。

2位は、『運命の女』で夫婦役を演じたリチャード・ギアとダイアン・レインが再タッグを組んだロマンティック・ドラマ『最初の初恋』が、1,342万ドルで初登場。今度は、お互いに家庭に問題を抱える既婚者同士という設定で、大人の男女を好演している。

そして3位は、先週の1位からランクダウンしたサミュエル・L・ジャクソン主演のサスペンス・スリラー『Lakeview Terrace』の697万ドル。

4位は、ヒューマン・ドラマ『Fireproof』が、わずか839館での公開にも関わらず、680万ドルで初登場を飾った。主演のカーク・キャメロンは、突然宗教に没頭して役者業は二の次という状態だった元テレビ・アイドル。同作はキリスト教の布教の一環のようなもので、全米中の教会などに前売り券を発売し、集客に成功したようだ。

5位は、先週の2位からランクダウンしたコーエン兄弟監督作、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニーら主演のブラック・コメディ『Burn After Reading』の620万ドルだった。

なお、戦争のさなか、敵地に取り残された黒人兵士4人と子供や市民との心の交流を描いたスパイク・リー監督の戦争ドラマ『Miracle at St. Anna』は、348万ドルで9位に初登場。白人至上主義のアメリカの過去を非難する作品とも取れるため物議をかもし出しているが、アカデミー賞の呼び声も高い。

<来週の見どころ>

来週の全米公開作品は、キルスティン・ダンスト、サイモン・ペッグら主演のコメディ『How to Lose Friends & Alienate People』、ドリュー・バリモアが、お金持ちの愛犬クロエの声で出演するアドベンチャー・コメディ、『Beverly Hills Chihuahua』、『JUNO/ジュノ』のマイケル・セナら主演のコメディ『Nick and Norah's Infinite Playlist』と、笑が止まらない1週間になりそうだ。


2008年9月24日 (水)

USランキング 2008年9月19日~9月21日

RankPre.作品名
1 NEW Lakeview Terrace
出演:サミュエル・L・ジャクソン 監督:ニール・ラビュート
2 1 Burn After Reading
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット 監督:コーエン兄弟
3 NEW My Best Friend's Girl
出演:デイン・クック、ケイト・ハドソン 監督:ハワード・ドイッチ
4 NEW Igor
出演:ジョン・キューザック(声) 監督:アンソニー・レオニダス
5 3 Righteous Kill
出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
6 2 Tyler Perry's The Family That Preys
出演:アルフレ・ウッダード、キャシー・ベイツ 監督:テイラー・ペリー
7 4 The Women
出演:メグ・ライアン、アニット・ベニング 監督:ダイアン・イングリッシュ
8 NEW Ghost Town
出演:グレッグ・キニア、ティア・レオーニ 監督:デヴィッド・コープ
9 7 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
10 6 The House Bunny
出演:アンナ・ファリス 監督:フレッド・ウルフ
“サミュエル・L・ジャクソン主演『Lakeview Terrace』が首位!”
新作4本がトップ10入りを果たした今週末もボックスオフィスは振るわず、わずか1,500万ドルで、サミュエル・L・ジャクソン主演のサスペンス・スリラー『Lakeview Terrace』が首位の座に立った。製作費約2000万ドルの同作は批評家からの受けも今ひとつだったため、スタジオ側が期待していた以上の数字となった。

そして2位は、先週の1位からワンランクダウンしたコーエン兄弟監督作のブラック・コメディー『Burn After Reading』の1,103万ドル。

3位には、ラブコメの女王ケイト・ハドソン主演の『My Best Friend's Girl 』が、827万ドルで初登場を果たした。

そして4位に初登場したのは、若き研究者イゴールの奮闘を描いたアニメ『Igor』の783万ドル。ジョン・キューザックが声優を務める同作は、アニメのとしては低調なスタートとなった。

5位は、先週の3位からランクダウンしたサスペンス・ドラマ『Righteous Kill』の742万ドル。ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが、引退真近のNYの検事を演じる同作は、最後に驚くべきどんでん返しがあるものの、古臭さが否めず、公開2週目で2,881万ドル。1995年に2人が共演して話題になった『ヒート』の興行成績には及ばないが、2人とも次回作は姉妹役で女装したいと張り切っているようで、今から楽しみだ。

<来週の見どころ>
クリント・イーストウッドとのいさかいが取り沙汰されたスパイク・リーがメガホンを取り、アカデミー賞の呼び声も高い第二次世界大戦を描いた戦争ドラマ『Miracle at St. Anna』が全米公開される。また、『運命の女』で夫婦役を演じたリチャード・ギア、ダイアン・レインが、今度は不倫関係の立場でで純愛を演じるラブ・ストーリー『最後の初恋』、スティーブン・スピルバーグがプロデュースを務める、シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン主演のサスペンス・アクション『イーグル・アイ(Eagle Eye)』、レイチェル・マクアダムス、ティム・ロビンスら主演のドラマ『The Lucky Ones』など、多ジャンルの作品が公開される。


2008年9月16日 (火)

USランキング 2008年9月12日~9月14日

RankPre.作品名
1 NEW Burn After Reading
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット 監督:コーエン兄弟
2 NEW Tyler Perry's The Family That Preys
出演:アルフレ・ウッダード、キャシー・ベイツ 監督:テイラー・ペリー
3 NEW Righteous Kill
出演」ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
4 NEW The Women
出演:メグ・ライアン、アニット・ベニング 監督:ダイアン・イングリッシュ
5 2 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder)
出演・監督:ベン・スティラー 出演:ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr
6 4 The House Bunny
出演:アンナ・ファリス 監督:フレッド・ウルフ
7 3 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
8 1 Bangkok Dangerous
出演:ニコラス・ケイジ 監督:パン兄弟
9 5 Traitor
出演:ドン・チードル、ガイ・ピアース 監督:ジェフリー・ネクマノフ
10 7 『デス・レース』(Death Race)
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン 監督:ポール・W・S・アンダーソン
"コーエン兄弟監督作『Burn After Reading』が、自己新記録で1位!"

初登場4作品が首位を占めた今週末、ベネチア映画祭のオープニングを飾ったコーエン兄弟の新作のブラック・コメディ『Burn After Reading』が、1,913万ドルで首位の座に立った。この数字は、これまでも秀作を生み出してきたコーエン兄弟、そしてフォーカス・フィーチャーズの新記録。作品力もさることながら、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットの力も大きいだろう。しかし、ジョン・マルコビッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンら、実力派俳優が繰り広げるパラノイア狂想曲は、コーエン兄弟ならではの演出とも言える。

2位は、今まで必ず初登場首位を飾ってきたテイラー・ペリー・シリーズ『Tyler Perry's The Family That Preys』の1,738万ドル。

3位は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ主演のアクション・スリラー『Righteous Kill 』の1,629万ドル。

4位は、1939年に公開された同タイトルのリメイク版で、メグ・ライアン、アネット・ベニング、エバ・メンデスら主演のコメディ・ドラマ『The Women』の1,112万ドルだった。

そして5位は、先週の2位からランクダウンした『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の418万ドルで、ついに1億ドルを突破した。

なお『ダークナイト』は3位から7位に転落。公開9週目で5億1,580万ドルと予想通り『タイタニック』には及ばないが、アカデミー賞を意識して、来年早々、劇場に3D バージョンがお目見えする。

<来週の見どころ>
ラブコメの女王ケイト・ハドソン主演の『My Best Friend's Girl』、人種差別者の警察官サミエル・L・ジャクソンが、隣に越してきた黒人と白人という組み合わせの夫婦に執拗な嫌がらせを繰りかえすサスペンス・スリラー『Lakeview Terrace』、ジョン・キューザックが声優を務めるアニメ『Igor』など、さまざまなジャンルの作品が全米公開される。

また秋らしく、限定公開の秀作が勢ぞろい。エド・ハリスがメガホンを取り出演もする西部劇『Appaloosa』は、レニー・ゼルウィガー、ヴィゴ・モーテンセン主演。その他、すっかり大人になったダコタ・ファニング主演のドラマ『Hounddog』、そして時代ドラマ『The Duchess』では、コスチュームがすっかり板についたキーラ・ナイトレイが、レイフ・ファインズ相手にお得意の型破りで激しい気性の公爵夫人を演じる。


2008年9月 9日 (火)

USランキング 2008年9月5日~9月7日

RankPre.作品名
1 NEW Bangkok Dangerous
出演:ニコラス・ケイジ 監督:パン兄弟
2 1 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder)
出演・監督:ベン・スティラー 出演:ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr
3 3 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
4 4 The House Bunny
出演:アンナ・ファリス 監督:フレッド・ウルフ
5 5 Traitor
出演:ドン・チードル、ガイ・ピアース 監督:ジェフリー・ネクマノフ
6 2 Babylon A.D.
出演:ヴィン・ディーゼル 監督:マチュー・カソヴィッツ
7 6 『デス・レース』(Death Race)
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン 監督:ポール・W・S・アンダーソン
8 7 Disaster Movie
出演:マット・ランター 監督:ジェイソン・フライドバーグ他
9 8 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
10 9 Pineapple Express
出演:セス・ローガン、ジェームズ・フランコ 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
"ニコラス・ケイジ主演の『Bangkok Dangerous』が、たった778万ドルで首位"

新学期が始まった今週末のボックスオフィスは例年落ち込むのが普通だが、ヒットが見込める作品不足も手伝って、興行収入合計は6,600万ドルと、過去7年間の同時期の収入が最低記録となった。また、過去7年間全週末でも、同時多発テロの起きた直後の2001年9月21日の5,950万ドル以来最低。

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の3週連続首位を阻んで、初登場1位に輝いたニコラス・ケイジ主演のスリラー『Bangkok Dangerous』は、たった778万ドルで首位の座に立った。ちなみに同作は、1999年に公開されたオキサイド&ダニー・パン監督のタイ映画『RAIN』を、同監督らがハリウッド・リメイクしたもの。

2位は、先週の1位からワンランクダウンした『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の723万ドル。公開4週で9,654万ドルと、1億ドル突破まであと一歩となった。

3位から5位は先週と変わらずで、3位は『ダークナイト』の552万ドル。全米歴代は2位のままで、5億1,200万ドルに到達した。

そして4位は『The House Bunny』の551万ドル、5位は、『Traitor』の427万ドルだった。

<来週の見どころ>
来週は、ベネチア映画祭のオープニングを飾ったコーエン兄弟の新作で、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコビッチら豪華キャストで贈るコメディ『Burn After Reading』が登場。久々のおバカなブラッドが楽しめそうな一作。

また、1995年公開の『ヒート』以来の共演となるロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ主演のアクション・スリラー『Righteous Kill』、メグ・ライアン、アネット・ベニング、エバ・メンデスらで贈るコメディ・ドラマ『The Women』など、キャストだけでも楽しめそうな作品が勢ぞろい。ボックスオフィスが活気付くことを期待したい。


2008年9月 3日 (水)

USランキング 2008年8月29日~8月31日

RankPre.作品名
1 1 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder)
出演・監督:ベン・スティラー 出演:ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr
2 NEW Babylon A.D.
出演:ヴィン・ディーゼル 監督:マチュー・カソヴィッツ
3 4 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
4 2 The House Bunny
出演:アンナ・ファリス 監督:フレッド・ウルフ
5 NEW Traitor
出演:ドン・チードル、ガイ・リッチー 監督:ジェフリー・ネクマノフ
6 3 『デス・レース』(Death Race)
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン 監督:ポール・W・S・アンダーソン
7 NEW Disaster Movie
出演:マット・ランター 監督:ジェイソン・フライドバーグ他
8 8 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
9 6 Pineapple Express
出演:セス・ローガン、ジェームズ・フランコ 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
10 5 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(Star Wars: The Clone Wars)
監督:デイブ・フィローニ
“『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が3週連続首位で、作品力不足が顕著”

サマー・シーズンが幕を閉じるレイバー・デイの3連休となった今週末、夏休み最後の週末とあってもともと客足が遠のく時期ではあるが、新作3本がランク入りを果たしたにもかかわらず、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が、わずか1,460万ドルで3週連続首位の座をキープ。新作の作品力不足が顕著となった。

まさかの初登場2位になったのは、マシュー・カソヴィッツ監督、ヴィン・ディーゼル主演のSFスパイ・アクション『Babylon A.D.』の1,154万ドル。批評家受けも悪く、4日間でかろうじて1000万超えと、かなり厳しい結果になった。

そして3位は、先週4位からワンランクアップした、『ダークナイト』の1,113万ドル。
公開から7週目で5億ドルを突破し、現在は全米歴代2位の万ドル。スタジオ側は最終的に5億3000万ドルを予想していたが、この勢いでいけば、5億5000万ドルには達しそうだ。ちなみに当時のチケット代で換算した場合、歴代1位の座に君臨している『タイタニック』を抜くには、9億ドルを稼がなくてはいけないそう。DVDの普及や不景気のアメリカで、トップの座を抜く作品が出現する日は来るのだろうか?

4位は、先週の2位からランクダウンした学園ドラマ『The House Bunny』の1,018万ドル、

5位は、スティーブ・マーティンが原案を手掛け、ドン・チードル、ガイ・リッチー主演の政治スリラー『Traitor』が1,001万ドルで初登場した。

なお伊藤英明主演の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』は、1館の上映で、75位にランク入りを果たした。

<来週の見どころ>
ニコラス・ケイジ演じるヒットマンが、バンコクで死闘を繰り広げる主演のサスペンス・アクション『Bangkok Dangerous』、ロマンティック・コメディ『Everybody Wants to Be Italian』、コメディ『Ping Pong Playa』が公開されるが、子供たちが学校に戻り映画館もすっかり静けさを取り戻しそうだ。


2008年8月26日 (火)

USランキング 2008年8月22日~8月24日

RankPre.作品名
1 1 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder)
出演・監督:ベン・スティラー
2 NEW The House Bunny
出演:アンナ・ファリス 監督:フレッド・ウルフ
3 NEW 『デス・レース』(Death Race)
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン 監督:ポール・W・S・アンダーソン
4 2 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
5 3 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(Star Wars: The Clone Wars)
監督:デイブ・フィローニ
6 5 Pineapple Express
出演:セス・ローガン、ジェームズ・フランコ 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
7 4 Mirrors
出演:キーファ・サザーランド 監督:アレクサンドル・アジャ
8 7 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
9 6 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor)
出演:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー 監督:ロブ・コーエン
10 NEW The Longshots
出演:アイス・キューブ 監督:フレッド・ダースト
"『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が、2週連続首位

新作3本がベスト10入りしたにも関わらず、ベン・スティラー監督・主演作『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が、1,627万ドルで2週連続の首位を飾った。差別用語やスラングなど続出で障害者団体などからの抗議も殺到した同作が2週連続で首位を死守した結果について、「9月からの新学期を控え、毎年この時期は映画ビジネスはスローになるため大作がないのが常だが、特に今週末は、カップルで見られる作品がなかったからではないか」とスタジオ側は分析しているようだ。しかしおバカとはいえ批評家からの評判も上々。

オーストラリア人のアカデミー俳優として登場し、劇中の戦争映画では顔を黒く塗って黒人に扮しているロバート・ダウニー・Jr.などは、一瞬誰だかわからないほど。『アイアンマン』とはまったく別の新境地で、ますます演技力に評価が高まるばかり。また、カメオ出演のトム・クルーズや「スパイダー・マン」シリーズのトビー・マグワイアも本人として参加しているスパイスも加わって、必ずヒットを飛ばすスティラーは、映画界になくてはならない存在になった。

2位には、いかにもアメリカ人が好みそうな、セクシーでちょっとおバカな学園ドラマ『The House Bunny』が1,453万ドル。

3位には、アクション『デス・レース(Death Race)』が、1,261万ドルでそれぞれ初登場した。走行中に人間を殺していく事でポイントを稼ぐ死のレースを描いた作品で、シルベスター・スタローンが出演した1975年公開の『デス・レース2000』のリメイク版。ガイ・リッチー監督作でおなじみのジェイソン・ステイサム主演で贈る。

そして4位は、先週2位からランクダウンした『ダークナイト』の1,054万ドル。さすがに息切れしてきたようだが、公開6週目で4億8,918万ドル。どこまで数字を伸ばせるのかが見ものだが、それにしても『タイタニック』の壁は厚い。

そして、5位は先週の3位からランクダウンした『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の566万ドルだった。

なお、今年のサマーシーズンは2年連続で40億ドルを突破しそうな勢い。映画業界にとっては嬉しい話だが、今現在39億ドルで数字的にも昨年に追いつかな上に、チケット代金が値上がりしていることを考慮に入れれば、枚数ベースでは昨年比3%ダウン。また『ダークナイト』の貢献が大きかったため、他の作品を考えると、うかうかしてはいられないようだ。

<来週の見どころ>
サマー・シーズンの締めくくりとなる来週は、さまざまなジャンルの作品が公開される。
まず27日に全米公開されるのは、、テロリストとの関わりが疑われている元スペシャル・タスクホース出身のアメリカ兵をドン・チードルが、彼を追うFBI捜査官をガイ、リッチーが演じる政治スリラース『Traitor』。
そして、ヴィン・ディーゼルが、人類の生き残りをかけて闘うSFスパイ・アクション『Babylon A.D.』、学園コメディ『College』や『Hamlet 2』ほか、『魔法にかけられて』、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『アイアン・マン』、『インディ・ジョーンズ』など人気映画のパロディ『Disaster Movie』が29日から公開される。
また、伊藤英明主演の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』が、限定公開される。


2008年8月19日 (火)

USランキング 2008年8月15日~8月17日

RankPre.作品名
1 NEW 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder)
出演・監督:ベン・スティラー
2 1 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
3 NEW 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(Star Wars: The Clone Wars)
監督:デイブ・フィローニ
4 NEW Mirrors
出演:キーファ・サザーランド 監督:アレクサンドル・アジャ
5 2 Pineapple Express
出演:セス・ローガン、ジェームズ・フランコ 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
6 3 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor)
出演:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー 監督:ロブ・コーエン
7 6 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
8 4 『旅するジーンズと19歳の旅立ち』(The Sisterhood of the Traveling Pants 2)
出演:アンバー・タンブリン 監督:サナー・ハムリ
9 5 Step Brothers
出演:ウィル・ファレル、ジョン・C・ライリー 監督:アダム・マッケイ
10 NEW Vicky Cristina Barcelona
出演:スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス 監督:ウディ・アレン
"『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が『ダークナイト』を抜いて首位に!"

新作4本がベスト10入りを果たした今週末、コメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が2,581万ドルを稼ぎ出し、『ダークナイト』の5週連続首位を阻止した。ベン・スティラーが監督と主演を兼ねる同作は、莫大な製作費をかけた戦争映画の撮影中にトラブルに巻き込まれ、俳優たちが本物のゲリラに遭遇するというストーリー。

惜しくも2位にランクダウンしたのは、『ダークナイト』の1,638万ドル。公開5週目で4億7,108万ドルを稼ぎ出し、全米歴代でも2位の座を手に入れた。お化け映画として1位に君臨する『タイタニック』は、悲劇のラブストーリーを見に何度も劇場に足を運ぶ女性が多かったため、同作を抜くことはほぼ不可能だと思われるが、アメコミ映画が歴代2位の座に着いたことは、作品力と監督、そして俳優たちのコラボレーションが成し遂げた快挙と言えるだろう。

そして3位には、スター・ウォーズ新3部作のクローン戦争を3Dアニメにまとめた『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』が1,461万ドルで初登場。総製作指揮にはジョージ・ルーカスが名を連ねているが、1977年に公開された『スター・ウォーズ』ともども、『ダークナイト』に敗北。時代の流れを感じさせる結果となった。

そして4位にはホラー『Mirrors』が1,116万ドルで初登場、5位は先週の2位からランクダウンした、コメディ『Pineapple Express』の981万ドルだった。

なお、ウッディ・アレン監督作『Vicky Cristina Barcelona』は692館の公開ながら、376万ドルで10位にランクイン。監督お気に入りの奔放なスカーレット・ヨハンソン、エキセントリックなペネロペ・クルス、そしてプレーボーイのアーティスト、ハビエル・バルデムの不思議な三角関係がおりなす微妙な恋愛感はウッディならでは。セクシー2大女優スカーレットとペネロペのキス・シーンも話題になっている。

<来週の見どころ>
ガイ・リッチー監督作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』、『リボルバー』などでおなじみのジェイソン・ステイサム主演のアクション・スリラー『Death Race』ほか、コメディ『The House Bunny』、『The Rocker』などが公開される。


2008年8月12日 (火)

USランキング 2008年8月8日~8月10日

RankPre.作品名
1 1 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
2 NEW Pineapple Express
出演:セス・ローガン、ジェームズ・フランコ 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
3 2 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor)
出演:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー 監督:ロブ・コーエン
4 NEW 『旅するジーンズと19歳の旅立ち』(The Sisterhood of the Traveling Pants 2)
出演:アンバー・タンブリン 監督:サナー・ハムリ
5 3 Step Brothers
出演:ウィル・ファレル、ジョン・C・ライリー 監督:アダム・マッケイ
6 4 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
7 5 『センター・オブ・ザ・アース 3D』Journey to the Center of the Earth
出演:ブレンダン・フレザー 監督:エリック・ブレヴィグ
8 7 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
9 6 Swing Vote
出演:ケビン・コスナー 監督:ジョシュア・マイケル・スターン
10 8 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
“『ダークナイト』が4週連続首位で、全米歴代3位!”

今週も『ダークナイト』が2,612万ドルで首位を守り、ついに4週連続首位を達成!
2003年12月に公開された『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』以来の快挙を成し遂げた。今週はあまり公開作品がなかったことや、2位と4位に初登場した作品がいずれも水曜日公開となったことも首位を死守できた理由の一つではあるが、はやり強みは作品力。公開4週目で4億4,163万ドルを稼ぎ出し、既に全米歴代3位まで浮上した。

一方で、PG-13指定であることを疑問視する声があがっている。個々の登場人物の心理描写に優れていることがアメコミ映画のチープさを脱したのは言うまでもないが、アメリカでも多くの人々が、その残虐さに「15歳以下の子供に見せる映画だろうか?」と疑問を感じ、イギリスでは実際に抗議が殺到しているとか。ヒット作の宿命か、何かと話題の多い作品だが、いずれにしても、全米歴代2位の『スター・ウォーズ』を抜く日が楽しみだ。

2位に初登場したのは、アクション・コメディ『Pineapple Express』の2,325万ドル。おバカなコメディがアメリカでは相変わらずの人気で、水曜日から5日間で4,132万ドルを稼ぎ出しており、金曜日に公開されていれば首位は確実だった。

3位は先週の2位からワンランクダウンした『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の1,649万ドルで、公開2週目で7,105万ドルと、シリーズ3作中で一番お粗末な結果になりそうだ。

そして4位の初登場したのは、2006年公開のティーン・ドラマ『旅するジーンズと16歳の夏』の続編、『旅するジーンズと19歳の旅立ち』の1,068万ドル、5位は、先週の3位からランクダウンした『Step Brothers』の913万ドルだった。

<来週の見どころ>
ほぼサマー・シーズンの大作が出揃った感がある来週は、最後の一花としてヒット・メーカー、ベン・スティラー主演の戦争コメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が公開される。ジャック・ブラック、『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.、そして変わり果てた姿のトム・クルーズのカメオ出演も注目されており、『ダークナイト』でシリアスになりすぎたアメリカ人には、ここちよい清涼剤となりそうだ。

またSFアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars) 』や、私生活でもカップルとなったぺネロペ・クルスとハビエル・バルダム、そしてウッディ・アレン監督作には常連のスカーレット・ヨハンソン主演の『Vicky Cristina Barcelona』などが公開される。


2008年8月 5日 (火)

USランキング 2008年8月1日~8月3日

RankPre.作品名
1 1 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
2 NEW 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor)
出演:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー 監督:ロブ・コーエン
3 2 Step Brothers
出演:ウィル・ファレル、ジョン・C・ライリー 監督:アダム・マッケイ
4 3 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
5 5 『センター・オブ・ザ・アース 3D』Journey to the Center of the Earth
出演:ブレンダン・フレザー 監督:エリック・ブレヴィグ
6 NEW Swing Vote
出演:ケビン・コスナー 監督:ジョシュア・マイケル・スターン
7 6 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
8 7 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
9 4 『X-ファイル:真実を求めて』(The X-Files: I Want to Believe)
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン 監督:クリス・カーター
10 9 Space Chimps
監督:カーク・デミッコ
“『ダークナイト』が3週連続首位 4億ドル突破&歴代2位記録樹立は目前!”

やっぱりバットマンは強かった!今週は、首位を死守できるかどうかが注目されていた『ダークナイト』が、4,266万ドルとわずかの差ながらも3連続で首位の座をキープ。
全米歴代でも、3億9,375万ドルと既に2002年に公開された『スパーダーマン』に次ぐ8位に浮上しており、公開18日目か19日目に4億ドルを突破するのは必至となった。
これでスタジオ側は、この快進撃に驚きを隠せないながらも、この勢いでいけば、さらに1億ドルを追加するのは夢ではないと確信したよう。『タイタニック』に次いで全米歴代2位に君臨し続けてきた『スターウォーズ』(1977年)の4億6,100万ドルを突破するのは、間違いなさそうだ。

そして2位に初登場したのは、大ヒットシリーズ第3弾『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の4,046万ドル。1999年に公開された『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』が約4340万ドル、2001年に公開されたシリーズ第2弾『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』は6800万ドルを稼ぎ出しているため、『ダークナイト』との首位争いが期待されていたにも関わらず、予想を下回る結果となった。
現在公開中の『センター・オブ・ジ・アース』が思いのほかヒットしていることから、ブレンダン・フレーザーの人気が原因ではなく、脚本の不出来に加え、舞台を中国に移してジェット・リーやミッシェル・ヨーを迎えたことで本来とは違う形のチープな映画になってしまったと批評家の評判が芳しくなかったことが、集客を押さえてしまったようだ。

そして3位は、先週の2位からワンランクダウンしたコメディ『Step Brothers』の1,651万ドル。ウィル・フェレルとジョン・C・ライリー主演では、日本でのヒットは見込めないが、公開2週目で6,317万ドルを稼いでおり、アメリカでは、相変わらずの人気を誇っている。

そして4位は先週の3位からワンランクダウンした『マンマ・ミーア!』の1,262万ドル。

5位は先週と変わらず、ブレンダン・フレイザー主演のSFアドベンチャー『センター・オブ・ジ・アース』の666万ドルだった。

また、ケビン・コスナー主演の政治コメディ『Swing Vote』は、初登場6位で623万ドルと相変わらず不調。最近全くヒット作がないコスナーが主役をはれるのは、過去のことであることが証明されてしまった。


<来週の見どころ>
アクション・コメディ『Pineapple Express』や 2005年に公開された『旅するジーンズと16歳の夏』の続編『旅するジーンズと19歳の旅立ち(Sisterhood of the Traveling Pants 2)』が6日に公開される。またスポーツ・ドラマ『The Perfect Game』8日に公開されるが、どれも小粒。
モーガン・フリーマンが交通事故で重傷を負うなど、またもや話題には事欠かない『ダークナイト』が、4週連続首位の座を守れるのか注目だ。


2008年7月29日 (火)

USランキング 2008年7月25日~7月27日

RankPre.作品名
1 1 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
2 NEW Step Brothers
出演:ウィル・ファレル、ジョン・C・ライリー 監督:アダム・マッケイ
3 2 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
4 NEW 『X-ファイル:真実を求めて』(The X-Files: I Want to Believe)
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン 監督:クリス・カーター
5 4 『センター・オブ・ザ・アース 3D』Journey to the Center of the Earth
出演:ブレンダン・フレザー 監督:エリック・ブレヴィグ
6 3 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
7 6 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
8 5 Hellboy II: The Golden Army
出演:ロン・パールマン セルマ・ブレア 監督:ギレルモ・デル・トロ
9 7 Space Chimps
監督:カーク・デミッコ
10 8 『ウォンテッド』(Wanted)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ 監督:ティムール・ベクマンベトフ
"『ダークナイト』が2週連続首位! 10日間で3億ドル突破の新記録樹立”

バットマンことクリスチャン・ベールの逮捕劇にもかかわらず、『ダークナイト』が驚異的な強さを見せ、公開2週目で7,517万ドルを稼ぎ出して2週連続首位の座を死守した。
この数字はスタジオ側の予想をはるかに上回るもので、作品の素晴らしい出来栄えと故ヒース・レジャーの怪演が口コミで広がり、2004年に公開された『シュレック2』の約7200万ドルを超える新記録を樹立するとともに、公開10日目で3億ドルを突破するという新たな金字塔を打ち立てた。ちなみに今までの最短記録は、2006年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の16日間だった。

オープニング記録に関しては、昨年公開された『スパイダーマン3』を抜いたものの、チケットの平均価格が6.88ドルだったのに対し、同作が7.08ドルだったことから、チケット枚数で換算した場合には1位ではなかったが、公開2週目で3億1,378万ドルは、既に公開10週目の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を抜いて全米歴代23位の座に君臨。『スパイダーマン3』の3億3,650万ドルを抜くのも時間の問題で、名実ともの新記録となりそうだ。

また、この勢いで行けば、4億ドルを達成するのに43日間かかった全米歴代3位の『シュレック2』に対し、同作は18日で4億ドルを突破すると考えられており、今後は歴代1位のおばけ映画と言われた『タイタニック』(約6億)にどこまで近づくかが、楽しみだ。

3,094万ドルを稼ぎながら、地味に2位デビューとなったのが、ウィル・フェレル、ジョン・C・ライリー扮する義理の兄弟が巻き起こすドタバタ・コメディ『Step Brothers』。スタジオ側の予測は2000万ドルから3000万ドルで、予想を大きく上回るヒットとなった。

そして3位は、先週の2位からランクダウンした『マンマ・ミーア!』の1,775万ドル。

4位には10年ぶりの映画版『X-ファイル:真実を求めて』が、期待値を大きく下回る1,002万ドルで初登場。

5位は、先週の4位からワンランクダウンで意外な健闘を見せている『センター・オブ・ジ・アース』の972万ドルだった。


<来週の見どころ>
大ヒットシリーズ第3弾『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』が、『ダークナイト』を抑えて首位の座に立てるのか!? また北村龍平監督のハリウッド・デビュー作となる『The Midnight Meat Train』などが公開される。


2008年7月22日 (火)

USランキング 2008年7月18日~7月20日

RankPre.作品名
1 NEW 『ダークナイト』(The Dark Knight)
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー 監督:クリストファー・ノーラン
2 NEW 『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)
出演:メリル・ストリープ 監督:フィリダ・ロイド
3 2 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
4 3 『センター・オブ・ザ・アース 3D』Journey to the Center of the Earth
出演:ブレンダン・フレザー 監督:エリック・ブレヴィグ
5 1 Hellboy II: The Golden Army
出演:ロン・パールマン セルマ・ブレア 監督:ギレルモ・デル・トロ
6 4 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
7 NEW Space Chimps
監督:カーク・デミッコ
8 5 『ウォンテッド』(Wanted)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ 監督:ティムール・ベクマンベトフ
9 6 『ゲット スマート』(Get Smart )
出演:スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ 監督:ピーター・シーガル
10 8 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
『ダークナイト』が歴代記録を塗り替え、映画史上No.1の座に!

バットマンの宿敵ジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技力に加え、彼が1月に亡くなったことでずっと話題になっていた『ダークナイト』がついに封切られ、期待通り、さまざまな記録を塗り替えて映画史上No.1の座に君臨した。

まずは、17日に行なわれた先行オールナイト。今までの記録は、2005年に2915館で公開された『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の1,690万ドルだったが、3040館で封切られた同作は、1,850万ドルを突破。ちなみに、売り切れが続出したため夜中の3時と6時の回にも急遽追加上映を行なったが、その数字は含まれていない。

また18日の初日に稼ぎ出した6,640万ドルも、昨年公開された『スパーダーマン3』の5,980万ドルを超えており、新たな金字塔を打ち立てた。そしてオープニング3日間の興行成績も、『スパーダーマン3』の1億1,511万ドルの記録を塗り替え、1億5,841万ドルで新記録を樹立。

CGを駆使したド迫力と名優たちのコラボレーションもさることながら、やはりヒースの演技は他に類を見ないほど素晴らしく、アメコミ映画というレベルを超えた、というのがもっぱらの評判。不気味で凶暴な史上最悪の悪役でありながら画面に出てくるのが待ち遠しいほどで、エンディングロールでヒースの名が登場すると大きな拍手が沸き起こるほどのフィーバーぶり。『羊たちの沈黙』でアンソニー・ホプキンスが演じたハンニバル・レクター以来の悪役として、アカデミー賞に期待がかかる。

2位に初登場したのは、ブロードウェイ・ミュージカルの映画版『マンマ・ミーア!』の2,775万ドル。『ダークナイト』の陰に隠れて目立たなくなってしまったが、批評家受けもよく健闘した。

そして3位は、先週の2位からランクダウンした『ハンコック』の1,404万ドルで、公開3週目でほぼ2億ドルに到達。4位は、先週の3位からワンランクダウンした『センター・オブ・ジ・アース』の1,234万ドルだった。

先週1位で華々しいオープニングを飾った『Hellboy II: The Golden Army』は、1,012万ドルで5位と大失速。公開2週目で5,653万ドルで、シリーズ第1弾の6,000万は超えるものの、1億ドル突破が怪しくなってきた。

<来週の見どころ>
FBI捜査官が宇宙人などの怪事件の真相を解明していくSFミステリーの人気テレビシリーズの映画化版『Xファイル ザ・ムービー』が公開されてから早10年。デイヴィッド・ドゥカヴニー・ジリアン・アンダーソンが続投し、新たな事件に立ち向かう『Xファイル:真実を求めて(The X-Files: I Want to Believe)』が公開される。

そしてウィル・ファレルと『マグノリア』のジョン・C・ライリー がひょんなことからステップ・ブラザーになりさなざまな事件を巻き起こしていくドタバタ・コメディ『Step Brothers』が全米公開される。『ダークナイト』が1位を死守できるのか、楽しみだ。


2008年7月16日 (水)

USランキング 2008年7月11日~7月13日

RankPre.作品名
1 NEW Hellboy II: The Golden Army
出演:ロン・パールマン セルマ・ブレア 監督:ギレルモ・デル・トロ
2 1 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
3 NEW 『センター・オブ・ザ・アース 3D』Journey to the Center of the Earth
出演:ブレンダン・フレザー 監督:エリック・ブレヴィグ
4 2 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
5 3 『ウォンテッド』(Wanted)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ 監督:ティムール・ベクマンベトフ
6 4 『ゲット スマート』(Get Smart )
出演:スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ 監督:ピーター・シーガル
7 NEW 『デイブは宇宙船』(Meet Dave)
出演:エディ・マーフィ 監督:ブライアン・ロビンス
8 5 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
9 6 『インクレディブル・ハルク』(The Incredible Hulk)
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー 監督:ルイ・リテリエ
10 8 Kit Kittredge: An American Girl
出演:アビゲイル・ブレスリン
"またもやアメコミ映画『Hellboy II: The Golden Army』が首位!

『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』に続き、アメコミの映画でシリーズ第2弾となる『Hellboy II: The Golden Army』が公開され、3,454万ドルで見事首位の座に立った。
前作『ヘルボーイ』(2004年)の配給はソニーだったが、今作はユニバーサルが製作費約8500万ドルを投入。前作は、オープニングが2,320万ドルで総興行成績が約6,000万ドルと、他のアメコミ映画と比べると振るわなかったが、今作は、スタジオの予想を上回る成績で、1億ドル超えは確実となった。
なお同作のヒットを受けて早くも続編話が持ち上がっているが、シリーズ2作品を手がけた鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、来年から数年の間『Hobbit』の製作に取り掛かるため、見通しが立たないようだ。

2位は、先週1位からランクダウンした『ハンコック』の3,208万ドル。今までのヒーローとは違い、ハンコックは、スーパーパワーを持ちながらもその使い方がわからずに市民に嫌われている存在。そんな新たなヒーローをウィル・スミスが見事に演じ、前週比50%以下のダウンで、公開2週目で1億6,412万ドルを稼ぎ出した。

3位に初登場したのは、原作「地底旅行」の3D映画版ファミリー・アドベンチャー『センター・オブ・ジ・アース』の2,102万ドル。製作費約5400万ドルの同作は、劇場用実写3D映画だったにもかかわらず上映劇場のたった30%でしか3D上映できず、今後期待される3D映画の製作に、課題を残す結果となった。また、ブレンダン・フレイザー主演作としては、2週間後にヒットシリーズ第3弾『The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor』が控えていることもあって観客の動向が注目されたが、スタジオ側の予想を上回る結果となった。

そして4位は、先週の2位からランクダウンしたCGアニメ『WALL・E/ウォーリー』の1,879万ドル、5位は、先週の3位からランクダウンした『ウォンテッド』の1,200万ドルだった。

なお、7位に初登場したコメディ『デイブは宇宙船』の525万ドルは、エディ・マーフィー主演作としては2002年公開の『プルート・ナッシュ』の220万ドルに続いて、ワースト2位の成績。本人がほのめかしている役者引退願望に、拍車がかかりそうだ。

<来週の見どころ>
今年1月に亡くなったヒース・レジャーが演じたジョーカー役がアカデミー賞の呼び声も高い、バットマン・シリーズ『ダークナイト』が、ついにそのベールを脱ぐ!ヒースの死も手伝って、長い間話題となっているが、作品自体のクオリティもかなり高そう。
また、メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファースら共演の、ブロードウェイ・ミュージカルの映画版『マンマ・ミーア!』が全米公開される。大女優メリルやボンドのイメージが抜け切れないブロスナン、そしてまじめなイメージが定着しているファースの歌声も楽しみだ。


2008年7月 8日 (火)

USランキング 2008年7月4日~7月6日

RankPre.作品名
1 NEW 『ハンコック』(Hancock)
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン 監督:ピーター・バーグ
2 1 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
3 2 『ウォンテッド』(Wanted)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ 監督:ティムール・ベクマンベトフ
4 3 『ゲット スマート』(Get Smart )
出演:スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ 監督:ピーター・シーガル
5 4 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
6 5 『インクレディブル・ハルク』(The Incredible Hulk)
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー 監督:ルイ・リテリエ
7 7 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
8 23 Kit Kittredge: An American Girl
出演:アビゲイル・ブレスリン
9 9 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
10 10 You Don't Mess With the Zohan
出演:アダム・サンドラー
"ウィル・スミスが、『ハンコック』で8作連続主演作首位の座に!"

金曜日が独立記念日の祝日だった今週末は、予想通りウィル・スミス主演のアクション・コメディ『ハンコック』が、6,260万ドルで首位の座を獲得した。これでウィルの主演作は8作品連続で首位を飾るとともに、1996年公開の『インデペンデンス・デイ』以来、独立記念日公開作5作品全てが首位を飾る快挙を成し遂げた。
製作費約1億5000万ドルの同作は、嫌われ者のハンコックがスーパーヒーローに変わっていく姿を描いたもので、2日に公開されてから5日間で、1億388万ドルを突破。この数字は、チケット代の値上がりを加味すると、ウィルにとって歴代3位の記録となった。

同作が初登場で首位に立ったことで、2位から5位までは、先週からワンランクづつのダウン。

2位は『WALL・E/ウォーリー』の3,251万ドルで、公開2週目で1億2,720万ドル。上半期に全米批評家が選んだナンバーワン映画に選ばれており、着実に数字を伸ばしているようだ。

3位は、アンジェリーナ・ジョリー主演の『ウォンテッド』の2,005万ドル。オリジナルのバイオレンス・コミック本ではハル・ベリーをほうふつさせるフォックス役は、既に強烈なアンジェリーナのイメージに塗り変わったと評判だ。

そして4位はアクション・コメディ『ゲットスマート』の1,110万ドルで、来週には1億ドルを突破しそうな勢い。

また5位は、アニメ『カンフー・パンダ』の732万ドルで、5週目で1億9,322万ドルを突破した。

なおガソリン代の高騰で連休の旅行を控える人々も多かったようだが、12位までの総興行成績は昨年の同時期と比べて4%のダウン。12本中10本は既に1億ドルを超えているか、超えそうなヒット作が揃っているにもかかわらず、景気失速で娯楽費を控えるアメリカ社会の暗い影が反映される形となった。

<来週の見どころ>
2004年に公開されたアメコミの映画版『ヘルボーイ』のシリーズ第2弾で、奇才ギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを取る『Hellboy II: The Golden Army』、役者引退宣言をほのめかしているエディ・マーフィ主演のコメディ『Meet Dave』(邦題『デイブは宇宙船』)、
そして「マミー」シリーズ第3弾の公開が控えているブレンダン・フレイザー主演のファミリー・アドベンチャー『Journey to the Center of the Earth』が全米公開される。



2008年7月 1日 (火)

USランキング 2008年6月20日~6月22日

RankPre.作品名
1 NEW 『WALL・E/ウォーリー』(WALL・E)
監督:アンドリュー・スタントン
2 NEW 『ウォンテッド』(Wanted)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ 監督:ティムール・ベクマンベトフ
3 1 『ゲット スマート』(Get Smart )
出演:スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ 監督:ピーター・シーガル
4 3 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
5 2 『インクレディブル・ハルク』(The Incredible Hulk)
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー 監督:ルイ・リテリエ
6 4 『ラブ・グル』(The Love Guru)
出演:マイク・マイヤーズ、ジェシカ・アルバ 監督:マルコ・シュナーベル
7 6 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
8 5 『ハプニング』(The Happening)
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:M・ナイト・シャマラン
9 8 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
10 7 You Don't Mess With the Zohan
出演:アダム・サンドラー
“ピクサー・アニメが、9作品連続首位!『WALL・E/ウォーリー』が堂々の第1位”

今週末は、1位2位にランクインした新作2本で1億1,000万円以上を稼ぎ出し、ベスト12作品の興行成績が、昨年の同時期を20%も上回る好成績となった。

1位に初登場したのは、ディズニー/ピクサーが贈るCGアニメ『WALL・E/ウォーリー』の6,309万ドル。地球に取り残され、人間が残したゴミを片付け続けているロボット・ウォーリーの物語で、同社の他作品に比べるとかなり地味なビジュアルな上、前半は無声映画の雰囲気すら感じられるため、スタジオ側は、5000から6000万ドルを見込んでいたようだ。

しかし、ロボットに感情を与えて観客を引き込むとは、さすがピクサー。
環境問題にも通じるメッセージを含んだ優れた作品として人気を証明し、同社のアニメとしては歴代第3位を記録するとともに、1995年の『トイ・ストーリー』以来、9作連続で初登場1位の座を占めるという快挙を成し遂げた。

そして2位に初登場したのは、アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカボイ、モーガン・フリーマン主演のアクション大作『ウォンテッド』の5,093万ドル。この数字は、アンジェリーナ自身が所持していた『Mr.&Mrs.スミス』の数字を塗り替えるもの。ブラッド・ピットがいない分、スタジオ側は3000万ドル台を予想していたようだが、派手なカーチェイス・シーンは見ごたえ十分で、アンジェリーナの人気を証明するとともに、驚きの大ヒットとなった。

3位は、先週の1位からランクダウンしたアクション・コメディ『ゲットスマート』2,021万ドル。子供まで笑いに巻き込んでしまうスティーブ・キャレルはさすがだが、アクション・スターとして新境地を開いているアン・ハサウェイの将来が楽しみになる一作。

そして4位は、先週の3位からランクダウンしたCGアニメ『カンフー・パンダ』の1,169万ドルで、公開4週目で1億7,928万ドル。

5位は先週の2位からランクダウンした『インクレディブル・ハルク』の958万ドルで、公開3週目で1億ドルを突破した。

<来週の見どころ>
4日の独立記念日の休日となるアメリカの映画界は、ウィル・スミスなしには語れない!
今度はちょっと変わったやっかいもののハンコックを演じるウィルが、またまた地球を救う
アクション・スリラー『ハンコック/Hancock』が公開される。他の主演はシャーリーズ・セロン。

また家族向けコメディ『Kit Kittredge: An American Girl』にはウィルの娘ウィロウが出演しており、勝敗が決まっているとはいえ、父娘の激突が楽しみだ。


2008年6月24日 (火)

USランキング 2008年6月20日~6月22日

RankPre.作品名
1 NEW 『ゲット スマート』(Get Smart )
出演:スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ 監督:ピーター・シーガル
2 1 『インクレディブル・ハルク』(The Incredible Hulk)
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー 監督:ルイ・リテリエ
3 2 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
4 NEW 『ラブ・グル』(The Love Guru)
出演:マイク・マイヤーズ、ジェシカ・アルバ 監督:マルコ・シュナーベル
5 3 『ハプニング』(The Happening)
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:M・ナイト・シャマラン
6 5 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
7 4 You Don't Mess With the Zohan
出演:アダム・サンドラー
8 6 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
9 7 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
10 8 The Strangers
出演:リヴ・タイラー
"人気テレビ・シリーズの映画版『ゲットスマート』に軍配!"

2本の新作コメディがランクインした今週末は、スティーブ・キャレルとアン・ハサウェイ主演で贈る1960年代のヒット・テレビシリーズ「それいけスマート」の映画版アクション・コメディ『ゲットスマート』が、3,868万ドルで首位の座に立った。
製作費約8000万ドルの同作は、批評家からの評判も良く、スタジオ側が予想していた3000~3500万ドルの成績を上回る大ヒット。キャレル扮する米秘密情報局の情報員とハサウェイ扮する美人だがドジな相棒スパイ99の掛け合いが巧妙で、スパイ映画「MI」や「007」シリーズ、そして『エントラップメント』などのパロディも満載とくれば、見ごたえは十分。観客の40%は同テレビ・シリーズを知らない25歳以下で、作品自体のおもしろさも証明された形となった。

先週の1位から2位にランクダウンしたのは、『インクレディブル・ハルク』の2,214万ドル。わずかに1億ドルは突破できなかった。

そして3位は、2位からワンランクダウンしたCGアニメ『カンフー・パンダ』の2,193万ドル。
中国の四川省では上映延期になったが、ダイエット志向が先行し肥満の人々の居心地が悪くなりつつあるアメリカでは、ヒーローがおデブのパンダであることにも好感が持てるようで、大人にも大好評。公開3週目で1億5,583万ドルを稼ぎ出している。

4位は、『オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー』以来、実写の主役は実に6年ぶりとなるマイク・マイヤーズ、ジェシカ・アルバ主演のコメディ『ラブ・グル』が、1,391万ドルで初登場。この数字はマイヤーズの最近の主演作としては過去最低の数字で、製作費約6000万ドルをかけた同作は、批評家からも「パンパターンでつまらない」と酷評されており、
『ゲットスマート』と明暗を分けた。

そして5位は、先週の3位からランクダウンしたM・ナイト・シャマラン監督作『ハプニング』の1,048万ドルだった。

ちなみに6位の『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』は2億9,096万ドルに達し全米歴代31位、公開8週目でなお9位に君臨している『アイアンマン』は、ついに3億ドルを突破し、全米歴代27位につけている。


<来週の見どころ>
来週は、『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』、そして『レミーのおいしいレストラン』など数々の秀作を生み出してきたディズニー/ピクサーが、ロボットを主役にしたCGアニメ『WALL・E/ウォーリー』が公開される。舞台は700年後の地球。人間はゴミだらけになった地球を捨てて宇宙に旅だち、700年間1人でゴミ処理をしてきたウォーリーだが、やがて感情が生まれ、運命の出会いを果たすという、なんともロマンティックなストーリー。
ゴミだらけのスクリーンの中に存在するロボットに、感情を与えて観客を引き込む術は同社ならではの技術で、成績が楽しみだ。

そして、相変わらずセクシーでカッコいいアンジェリーナ・ジョリー主演、ジェームズ・マカボイ、モーガン・フリーマン共演のアクション『ウォンテッド』が、全米公開される。

2008年6月17日 (火)

USランキング 2008年6月13日~6月15日

RankPre.作品名
1 NEW 『インクレディブル・ハルク』(The Incredible Hulk)
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー 監督:ルイ・リテリエ
2 1 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
3 NEW 『ハプニング』(The Happening)
出演:マーク・ウォルバーグ 監督:M・ナイト・シャマラン
4 2 You Don't Mess With the Zohan
出演:アダム・サンドラー
5 3 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
6 4 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
7 6 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
8 5 The Strangers
出演:リヴ・タイラー
9 7 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)

出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー 監督:アンドリュー・アダムソン
10 8 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
“ エドワード・ノートン主演の『インクレディブル・ハルク』が首位”

父の日となった今週末、マーベル・コミック本の映画版『インクレディブル・ハルク』が、5,541万ドルで首位の座に立った。主役もエリック・バナからエドワード・ノートンに代わり、敵役にはウィリアム・ハートやティム・ロスなどの名優が揃い、批評家からの評判もおおむね好評。にも関わらず、2003年公開のアン・リー監督作『ハルク』のオープニング6,210万ドルと比べて数字が劣るのは(入場料の高騰も加味すれば、さらに大きな差がある)、観客が前作のイメージを引きずってしまっているため。同作は続編ではなく別バージョンとして製作されているが、『ハルク』が1億3,220万ドルと不評に終わったため、その影響は避けられないようだ。しかし、6月の同時期公開作としては歴代2位の記録で、作品の出来も良いため、スタジオ側は、2週目以降に失速しないことに期待しているようだ。

2位は、先週の1位からワンランク・ダウンしたCGアニメ『カンフー・パンダ』の3,361万ドル。公開2週目で1億ドルを突破した。

そして3位に初登場したのは、全米歴代28位の『シックス・センス』などで知られる、M・ナイト・シャマラン監督作『ハプニング』の3,052万ドル。同監督初のR指定だが、見えざる敵が人類を襲うディザスターものとあって、まずまずの出だしとなった。

4位は、先週の2位からランクダウンしたアダム・サンドラー主演のコメディ『You Don't Mess With the Zohan』の1,637万ドル。思ったより失速が早いのは、「サンドラーの演技がワンパターンになってきたから」だと批評家は分析している。

そして、5位は、先週3位からランクダウンした『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の1,474万ドルで、公開4週目で2億6,652万ドル、全米歴代36位まで上昇しており、どこまで数字が伸ばせるかが楽しみだ。

ちなみに7位の『アイアンマン』は、公開7週目で全米歴代27位だった。

なお、前年の同週と比べた興行成績は3週連続アップ。今週は、ベスト10圏内に1億ドルを突破した作品が5本もあり約4.6%アップと、映画業界にとっては嬉しいサマーシーズンとなっている。

<来週の見どころ>
まずは、1960年代に公開された人気テレビ・シリーズの映画版でスパイ・コメディ『ゲット・スマート(Get Smart)』。主演の『40歳の童貞男』のスティーヴ・キャレルが、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイとタッグを組み、できそこないのスパイに扮する。

そして同作の対抗馬として、「オースティン・パワーズ」シリーズのマイク・マイヤーズがインドの伝道師に扮し、ジェシカ・アルバとジャスティン・ティンバーレイク主演で贈るコメディ『The Love Guru』が全米公開される。ともに、コメディ映画では人気を誇るスター同士の対決とあって、観客がどちらを選ぶのか勝敗が楽しみだ。

2008年6月10日 (火)

USランキング 2008年6月6日~6月8日

RankPre.作品名
1 NEW 『カンフー・パンダ』(Kung Fu Panda)
出演:ジャック・ブラック(声) 監督:ジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
2 NEW You Don't Mess With the Zohan
出演:アダム・サンドラー
3 2 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
4 1 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
5 3 The Strangers
出演:リブ・タイラー
6 4 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
7 5 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)

出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー 監督:アンドリュー・アダムソン
8 6 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
9 8 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
10 9 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
"大人にも大人気!『カンフー・パンダ』が予想を上回る大ヒットで1位"

カンヌ映画祭でもお披露目されたCGアニメ『カンフー・パンダ』が、予想を上回る大ヒット!
6,024万ドルを稼ぎ出し、見事1位の座に輝いた。ジャック・ブラックやアンジェリーナ・ジョリーが声優を務める同作はファミリー向けのアニメとして期待されていたが、実際には70%を上回る観客が17歳以上。アニメを超えたマーシャル・アーツ映画として、大人にも楽しめる作品として高く評価された。

2位に初登場したのは、アダム・サンドラー主演のコメディ『You Don't Mess With the Zohan』の3,853万ドル。アメリカで絶大な人気を誇るサンドラー主演のコメディは毎回初登場1位を記録するが、今回は強力な作品を前にして2位の座に落ち着いた。

そして3位は、先週の2位からワンランク・ダウンした『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の2,279万ドル。ラスト・シーンに失望する声が多いが、さすがは伝説の作品。公開3週目で2億5,301万ドルを稼ぎ出し、全米歴代43位の座についた。

4位は、先週の1位からランクダウンした『セックス・アンド・ザ・シティ』の2,183万ドルで、大失速したが、公開2週目で約1億ドルを稼ぎ出した。

なお、1位から4位に大ヒット作が多かったため、1位から12位までの総興行成績は、『オーシャンズ13』が1位を飾った昨年の同時期に比べて30%以上アップとなり、映画業界にとっては嬉しい結果となった。

<来週の見どころ>
『シックス・センス』などでお馴染みのM・ナイト・シャマラン監督作『ハプニング(The Happening)』が公開される。音響効果とあいまって、『サイン』さながらの不気味さは健在。マーク・ウォールバーグが、家族と人類滅亡の危機から地球を守るため、見えざる敵と闘う。
そしてマーベル・コミック本の映画化で、前作はエリック・バナ主演だった『ハルク』のシリーズ第2弾『インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)』が公開される。今度のハルクは、インディーズ系の作品に多く出演している個性派エドワード・ノートン。他のアメコミ・ヒーローに比べてイマイチ人気がない上に、大作がひしめく北米市場で、ハルクがどこまで数字を伸ばせるかが楽しみだ。

2008年6月 3日 (火)

USランキング 2008年5月30日~6月1日

RankPre.作品名
1 NEW 『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City)
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル 監督:マイケル・パトリック・キング
2 1 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
3 NEW The Strangers
出演:リブ・タイラー 監督:Bryan Bertino
4 3 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
5 2 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)

出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー 監督:アンドリュー・アダムソン
6 4 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
7 5 『スピード・レーサー』(Speed Racer)
出演:エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン 監督:ウォシャウスキー兄弟
8 6 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
9 7 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
10 10 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
"女は強し!『セックス・アンド・ザ・シティ』が予想を上回る大ヒットで1位!"

ニューヨークに住む30歳代の女性4人の赤裸々な日常を描いた人気テレビシリーズの映画版で、サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラルら主演の『セックス・アンド・ザ・シティ』が、予想を上回る大ヒット。テレビシリーズとしては、エミー賞やゴールデングローブ賞を何度も受賞している秀作だが、映画となると話は別。25歳の女性がターゲットでR指定、オンラインでチケットを購入した1万人のうち94%が女性だったため、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を抜くのは難しいと考えられていた。しかし、女性ファンが、前日にガールズ・ナイトで盛り上がった後、グループで同作を鑑賞するなどイベント化して楽しんだようで、5,685万ドルを稼ぎ出し見事首位に立った。

2位は、先週の1位から首位を譲った『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の4,475万ドル。公開2週目で歴代71位、2億1,564万ドルを稼ぎ出した。

3位に初登場したのは、リブ・タイラー主演のホラー『The Strangers』の2,080万ドルで、大作の中で、まずまずの滑り出しとなった。

そして先週からワンランク・ダウンして4位につけたのは、『アイアンマン』の1,354万ドル。さすがに勢いは衰えたが、公開5週目で全米歴代35位、2億7,617万ドルを稼ぎ出した。

そして5位は、前作と比べてあまり評判が芳しくない『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が2位からランクダウン。公開3週目で1億ドルは突破したものの、1,270万ドルと大失速した。

<来週の見どころ>
大人も楽しめる超大作が目白押しだったが、今週は、ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリーが声優に扮し、カンヌ映画祭で公開されて話題をさらった
アニメ『カンフー・パンダ』が公開される。また常に首位の座を独占してきたアダム・サンドラー主演のコメディ『You Don't Mess with the Zohan』も全米公開されるが、前述のアニメのほか他の強敵を差し置いて首位の座を獲得できるのか、サンドラーの底力が試される。
また、浅野忠信がチンギスハンを演じ、惜しくも受賞を逃したもののアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『モンゴル』が限定公開される。

2008年5月28日 (水)

USランキング 2008年5月23日~5月25日

RankPre.作品名
1 NEW 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
出演:ハリソン・フォード 監督:スティーブン・スピルバーグ
2 1 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)
"

出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー 監督:アンドリュー・アダムソン
3 2 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
4 3 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
5 5 『スピード・レーサー』(Speed Racer)
出演:エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン 監督:ウォシャウスキー兄弟
6 4 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
7 6 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
8 7 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
9 8 Harold and Kumar Escape From Guantanamo Bay
出演:ジョン・チョウ、カル・ペン
10 10 The Visitor
出演:リチャード・ジェンキンス 監督:トーマス・マッカトニー
"期待通り!『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』がブッリチリの1位"

メモリアル・デイの3連休となった今週末、シリーズ第4弾となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開され、金曜日~月曜日までの4日間で1億2,692万ドルを稼ぎ出し、見事首位の座に立った。
製作費約1億8500万ドルの同作は、19年もの間ファンが待ち続けた待望作とあって、同数字は、『アイアンマン』を抜いて今年のオープニング記録を樹立。
また、メモリアル・デイ公開作としては『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の1億5,300万ドルに次いで歴代2位となった。

一部脚本の不出来を指摘する批評家もいるものの、ハリソン・フォードのインディ復活を喜ぶ往年のファンと、CGが一杯のアドベンチャー娯楽を楽しむ若者の盛り上がりは全世界に広がり、計3億1200万ドルを稼ぎ出す大ヒット。スティーブン・スピルバーグ監督にとっては、『宇宙戦争』を抜く最高記録となり、期待を裏切らない好スタートを切った。

2位~5位は、先週からワンランク・ダウンずつダウン。2位はシリーズ第2弾『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』の2,981万ドルで、1億ドルにわずかに届かなかった。

3位の『アイアンマン』は今だ健在で2,611万ドルを稼ぎ出し、公開4週目にして早くも歴代40位(2億5,828万ドル)の座についており、まだまだ歴代記録を伸ばしそうだ。

そして4位は『ベガスの恋に勝つルール』の1,136万ドル、5位は『スピード・レーサー』の527万ドルだった。

<来週の見どころ>
ついに人気テレビシリーズの待望の映画化で、サラ・ジェシカ・パーカー主演の『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City: The Movie)』が公開される。マンハッタンに住む理想の女性の姿をファッショナブルに描いた同作は、熱狂的な女性ファンによって支持されてきたが、ファミリー向けブロック・バスター映画が立ちはだかる中で、どこまで数字が伸ばせるかが見もの。
他、別居したリブ・タイラー主演のホラー『The Strangers』が公開されるが、来週も引き続き『インディ~』、『ナルニア~』、『アイアンマン』が首位を席巻しそうだ。

2008年5月20日 (火)

USランキング 2008年5月16日~5月18日

RankPre.作品名
1 NEW 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)

出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー 監督:アンドリュー・アダムソン
2 1 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
3 2 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
4 3 『スピード・レーサー』(Speed Racer)
出演:エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン 監督:ウォシャウスキー兄弟
5 5 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
6 4 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
7 6 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
8 7 Harold and Kumar Escape From Guantanamo Bay
出演:ジョン・チョウ、カル・ペン
9 8 『ドラゴン・キングダム』(The Forbidden Kingdom)
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー 監督:ロブ・ミンコフ
10 13 The Visitor
出演:リチャード・ジェンキンス 監督:トーマス・マッカトニー
"『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が『アイアンマン』をくだして首位"

シリーズ第2弾『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が、2週連続首位の座に君臨していた強敵『アイアンマン』をくだし、5,503万ドルで見事首位の座を獲得した。しかしこの数字は、スタジオ側の期待を大きく下回るもの。
2005年の12月に公開された『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』のオープニングが6,560万ドルだったため、8,000万くらいの数字を期待していたようだが、作りがチープだと批評家からの評判が芳しくない上に、公開が先延ばしになり2年半の歳月が経ってしまったこと、アメリカ経済が大きく傾き消費が冷え込んでいること、さらに他に優れた大作が多数控えていることなど、最悪の条件が重なっての結果のようだ。

そんな中、相変わらず健闘しているのが『アイアンマン』の3,184万ドル。公開3週目で2億2,312万ドル、早くも全米歴代62位の座に落ち着いた。通常はかなり辛口な批評家たちですら、「2010年の5月は、バケーションを取らないようしよう」などとコメントし、第2弾の公開が待ちどうしくて仕方ないようだ。

そして3位~5位はいずれも先週からワンランク・ダウン。3位は『ベガスの恋に勝つルール』の1,388万ドル、4位は『スピード・レーサー』の812万ドル、そして5位は『遠距離恋愛』の470万ドルだった。

<来週の見どころ>

現在開催中のカンヌ映画祭で先行公開されたシリーズ4弾『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』が、前作から19年の歳月を経てついに秘密のベールを脱ぐ!シリーズ前3同様に、製作総指揮はジョージ・ルーカス、監督はスティーブン・スピルバーグ、音楽はジョン・ウィリアムズ、そして主演はハリソン・フォード。オープニング記録などを意識しての異例の木曜日公開からも力の入れようが伺えるが、老若男女問わず、65歳のフォードを心待ちにしているアメリカ人は多いよう。出来栄えと結果が楽しみだ。

他にはジョン・キューザック主演のコメディ『War, Inc.』が全米公開されるが、『インディ~』、『アイアンマン』、『ナルニア~』が首位を占めることになりそうだ。


2008年5月13日 (火)

USランキング 2008年5月9日~5月11日

RankPre.作品名
1 1 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
2 NEW 『ベガスの恋に勝つルール』(What Happens in Vegas)
出演:キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー 監督:トム・ボーン
3 NEW 『スピード・レーサー』(Speed Racer)
出演:エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン 監督:ウォシャウスキー兄弟
4 2 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
5 3 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
6 5 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
7 4 Harold and Kumar Escape From Guantanamo Bay
出演:ジョン・チョウ、カル・ペン
8 6 『ドラゴン・キングダム』(The Forbidden Kingdom)
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー 監督:ロブ・ミンコフ
9 7 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
10 8 Prom Night
出演:ブリタニー・スノウ 監督:ネルソン・マコーミック
"『アイアンマン』強し!2週連続首位"

批評家も大絶賛の『アイアンマン』が、前週比わずか48%減の5,119万ドルを稼ぎ出し、余裕で2週連続首位の座をキープ。わずか10日間で1億7,783万ドルを稼ぎ出し、北米だけで、既に約1億5000万ドルという製作費を回収した。
43歳という高年齢のスーパーヒーローは大きな賭けだったようだが、人間味あふれるダウニーの魅力と、有能な秘書役のグウィネス・パルトロウとの微妙な駆け引きも、丸刈りで挑むジェフ・ブリッジスの悪役やテレンス・ハワードらのコラボレーションも絶妙!“鉄”というどこかノスタルジックなイメージとハイテクを駆使した映像が多くのファンを魅了し、既に2010年に続編公開が決定している。


2位に初登場したのは、アシュトン・カッチャーとキャメロン・ディアス主演のロマンティック・コメディ『ベガスの恋に勝つルール』の2,017万ドル。製作費約3500万ドルの同作の成績についてスタジオ側は、「1位と3位のコミック本の映画版を敵に回していることを考えると、大健闘したと思う」とコメントしている。


一方で初登場3位という遺憾な結果に終わったのが、日本のアニメ「マッハGoGoGo」の実写版となる『スピード・レーサー』の1,856万ドル。真田広之も出演している同作は、
「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟がメガホンを取っていることもあって大ヒットが期待されていたが、製作費約1億2000万円の回収は難しいようだ。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした『近距離恋愛』の812万ドル、5位は先週の3位からランクダウンした『Baby Mama』の623万ドルだった。

<来週の見どころ>
16日からは、シリーズ第2弾となる『The Chronicles of Narnia: Prince Caspian』(邦題『ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛』)が公開される。前作から1300年が経ち、戦闘族に支配されたナルニアから人々を守るため、ペベンシー家の4人の兄妹が立ち上がる。
また22日には『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull』(邦題『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』)が、、30日には『Sex and the City: The Movie』(邦題『セックス・アンド・ザ・シティ』)ら待望の大作の公開が控えており、首位争いも気になるところだ。

2008年5月 7日 (水)

USランキング 2008年5月2日~5月4日

RankPre.作品名
1 NEW 『アイアンマン』(Iron Man)
出演:ロバート・ダウニー・Jr. グウィネス・パルトロー 監督:ジョン・ファヴロー
2 NEW http://www.gyao.jp/cinema/roadshow/?id=12644 "> 『近距離恋愛』(Made of Honor)
出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン 監督:ポール・ウェイランド
3 1 Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
4 2 Harold and Kumar Escape From Guantanamo Bay
出演:ジョン・チョウ、カル・ペン
5 4 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
6 3 『ドラゴン・キングダム』(The Forbidden Kingdom)
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー 監督:ロブ・ミンコフ
7 5 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
8 6 Prom Night
出演:ブリタニー・スノウ 監督:ネルソン・マコーミック
9 7 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
10 8 『88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム』(88 Minutes)
出演:アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
"『アイアンマン』が『スパーダーマン』に次ぐ新記録を樹立!ぶっちぎりの1位

ブロックバスーター映画を待ち望んでいた多く人々を魅了したマーベル・コミックの映画版『アイアンマン』が、予想を上回る大ヒットでぶっちぎりの1位!

サマーシーズンの幕開けにふさわしい、幸先の良いスタートを切った。製作費約1億5000万ドルの同作についてスタジオ側は、7000万ドルから8000万ドルのオープニングを予想してたが、実際には、1億ドルにはわずかに届かなかったものの9,862万ドルを稼ぎ出し、シリーズ以外の作品としては、『スパーダーマン』の1億1,480万ドルについで2位のオープニング記録を樹立。43歳でコミックもののヒーローを熱演した主演のロバート・ダウニー・Jr.は、批評家からの評価も非常に高く、既にスタジオ側から、2010年4月30日にシリーズ第2弾を公開することが正式に発表された。

2位には、パトリック・デンプシー主演のロマンティック・コメディ『近距離恋愛』が1,476万ドルでランクイン、3位は先週の1位からランクダウンした、『Baby Mama』の1,007万ドルだった。

また4位は先週2位からランクダウンしたおバカなコメディ『ハロルド&クマール』のシリーズ第2弾『Harold & Kumar Escape From Guantanamo Bay』の611万ドル、5位は先週の4位からワンランク・ダウンした『Forgetting Sarah Marshall』の606万ドルだった。

<来週の見どころ>
男女ともに楽しめるデート・ムービーが、2本全米公開される。
まずは、「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が脚本と監督を手がける『スピードレーサー(Speed Racer)』。1960年代に放映されていた日本アニメ「マッハGoGoGo」はアメリカでは映画と同タイトルでテレビ放映されて人気を博しており、それが実写版として映画化されたもの。マトリックスで見せた切れ味の良い斬新でスピード感あふれる映像は圧巻だが、作品の出来栄えの程はいかに?
またキャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャー主演のロマンティック・コメディ『ベガスの恋に勝つルール(What Happens in Vegas)』が公開される。
"

2008年4月30日 (水)

USランキング 2008年4月25日~4月27日

RankPre.作品名
1 NEW Baby Mama
出演:ティナ・フェイ 監督:マイケル・マッカラーズ
2 NEW Harold and Kumar Escape From Guantanamo Bay
出演:ジョン・チョウ、カル・ペン
3 1 『ドラゴン・キングダム』(The Forbidden Kingdom)
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー 監督:ロブ・ミンコフ
4 2 Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
5 5 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
6 3 Prom Night
出演:ブリタニー・スノウ 監督:ネルソン・マコーミック
7 6 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
8 4 『88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム』(88 Minutes)
出演:アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
9 8 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
10 NEW Deception
出演:ヒュー・ジャックマン、ユアン・マクレガー、ミシェル・ウィリアムズ
"アメリカン・コメディ『Baby Mama』が首位!"

サマー・シーズンを控えた今週末は、大スター主演のブロックバスター映画が不在の中で新作3本がランクイン。アメリカならではのコメディが、1、2位を独占した。

1位は、息の長い人気を誇っている米テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のティナ・フェイとエイミー・ポーラーのコンビが放つコメディ『Baby Mama』の約1,741万ドル。

2位には、おバカなコメディ『ハロルド&クマール』のシリーズ第2弾となる『Harold & Kumar Escape From Guantanamo Bay』が、1,491万ドルでそれぞれ初登場を飾った。

3位は、先週の1位からランクダウンしたジャッキー・チェンとジェット・リー主演のアクション・アドベンチャー『ドラゴン・キングダム』の1,121万ドル。

4位は先週の2位からランクダウンしたロマンティック・コメディ『Forgetting Sarah Marshall』の1,103万ドル。

そして先週と変わらず5位を死守しているのは、子供向けSFファンタジー『幸せの1ページ』の455万ドルだった。

なお、ヒュー・ジャックマンとユアン・マクレガー主演のサスペンス・スリラー『Deception』は、2001館の公開で231万ドルを稼ぎ、かろうじて10位に食い込んだ。

<来週の見どころ>
昨年のサマーシーズンの超大作はシリーズものが大半で、今年も「バットマン」、「ナルニア物語」シリーズの続編などが公開されるが、昨年に比べるとパワー不足が予測されている。そんな中今年一番の大ヒットが期待されるのは、「スパイダーマン」や「Xマン」シリーズなどで知られるマーベル・コミック本の映画化『Iron Man』(邦題『アイアンマン』)。表の顔は発明家(トム)だが、一度鉄をまとうと別人になり、悪から人々を守るヒーローに変身する。なお鉄人に扮するのはロバート・ダウニー・Jr.で、他にはグウィネス・パルトロウ、テレンス・ハワードらが主演。どこまで数字を伸ばせるか楽しみだ。

そして、アメリカで人気沸騰中、『魔法にかけられて』で日本でも知名度がぐ~んと上昇したパトリック・デンプシー主演で贈るコメディ『Made of Honor』(邦題『近距離恋愛』)が公開される。デンプシーが演じるトムは、キャリアに養子にすべてを兼ね備えた男性。友達と思っていた女性に恋していることに気が付いたときには彼女の結婚相手が決まり、花嫁の付き添い役まで頼まれてしまう…というストーリーで、デンプシーの魅力が満載の作品のようだ。

2008年4月22日 (火)

USランキング 2008年4月18日~4月20日

RankPre.作品名
1 NEW 『ドラゴン・キングダム』(The Forbidden Kingdom)
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー 監督:ロブ・ミンコフ
2 NEW Forgetting Sarah Marshall
出演:ジェイソン・シーガル、クリスティン・ベル 監督:ニコラス・ストーラー
3 1 Prom Night
出演:ブリタニー・スノウ 監督:ネルソン・マコーミック
4 NEW 『88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム』(88 Minutes)
出演:アル・パチーノ 監督:ジョン・アヴネット
5 4 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
6 3 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
7 2 Street Kings
出演:キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィティカー 監督:デヴィッド・エアー
8 6 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
9 5 Leatherheads
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー 監督:ジョージ・クルーニー
10 NEW Expelled: No Intelligence Allowed
監督:ネーサン・フランコワルスキー
"ジャッキー&リー主演『ドラゴン・キングダム』が首位!"
ベスト10圏内に新作が4本ランク・インした今週末、ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演で贈るアクション・アドベンチャー『ドラゴン・キングダム』が、2,140万ドルで首位デビューを飾った。武術作品が首位を飾るのは久しぶりで、他に大作がないとは言え、アメリカでもチェンの人気がまだまだ健在であることを証明した結果となった。

2位デビューとなってしまったのは、ロマンティック・コメディ『Forgetting Sarah Marshall』の1,773万ドル、3位は、先週の1位からランクダウンした『Prom Night』の867万ドルだった。

そして惜しくも初登場4位に留まったのは、アル・パチーノ主演のサスペンス・スリラー『88ミニッツ』の696万ドル。批評家から、“彼のワースト作品”と厳しいコメントを受けているとあって、かなり悲惨なオープニングとなってしまったようだ。

そして5位は、先週の4位からワンランク・ダウンした『幸せの1ページ』の569万ドルだった。

本格的なサマー・シーズンを控え、ボックス・オフィスはかなりおとなしめ。
昨年のように大ヒットがが見込める「3シリーズ」はないが、これからに期待したいところだ。

<来週の見どころ>
ユアン・マクレガー、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズら豪華キャストが贈るサスペンス・ドラマ『Deception』、コメディ『Baby Mama』、『Harold & Kumar Escape From Guantanamo Bay』、ホラー『Rogue』などが全米公開されるほか、アカデミー女優のヘレン・ハントが監督と主演を兼ね、コリン・ファース、ベッド・ミドラー、マシュー・ブロデリックら主演のコメディ『Then She Found Me』が限定公開される。

"

2008年4月15日 (火)

USランキング 2008年4月11日~4月13日

RankPre.作品名
1 NEW Prom Night
出演:ブリタニー・スノウ 監督:ネルソン・マコーミック
2 NEW Street Kings
出演:キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィティカー 監督:デヴィッド・エアー
3 1 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
4 2 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
5 3 Leatherheads
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー 監督:ジョージ・クルーニー
6 4 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
7 NEW Smart People
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、エレン・ペイジ 監督:ノーム・マロウ
8 5 The Ruins
出演:ジョナサン・タッカー、ジェナ・マローン 監督:カーター・スミス
9 6 Superhero Movie
出演:レスリー・ニールセン 監督:クレイグ・メイジン
10 8 Drillbit Taylor
出演:オーエン・ウィルソン 監督:スティーブン・ブリル
"ホラー『Prom Night』が初登場で首位!"

初登場3作品がトップ10圏内にランクインした今週末、ティーン・エイジャーが主役の学園ホラー『Prom Night』が、2,080万ドルで見事首位の座を獲得した。製作費約2000万ドルの同作は、1980年のジェイミー・リー・カーティス主演『プロムナイト』のリメイク版で、スタジオ側は1000~1500万ドルくらいのオープニング成績を予想していたため、予想を上回るヒットとなった。

2位に初登場したのは、キアヌ・リーブス主演の犯罪スリラー『Street Kings』の1,247万ドル.

2週連続で1位の座を死守していた『ラスベガスをぶっつぶせ』は1,047万ドルで3位に後退したが、公開3週目で6,174万ドルを稼ぎ出している。

そして4位は、先週の2位からランクダウンしたジョディ・フォスター出演のSFアドベンチャー『幸せの1ページ』の911万ドルだった。

5位は、先週の3位からランクダウンしたジョージ・クルーニー監督、主演作『Leatherheads』の628万ドルで、スタジオ側の期待もむなしく、結果は大コケに終わってしまったよう。今後のクルーニーの監督業に、少なからず影響がありそうだ。

<来週の見どころ>
アル・パチーノ主演で贈る『88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム(88 Minutes)』が全米公開される。フリーランスでFBIの仕事をしている大学教授が、突然携帯電話で「88分の命」と勧告され、自ら命がけで犯人を突き止めるというクライム・アクション。
また、ジャッキー・チェンとジェット・リー主演のアクション・アドベンチャー『Forbidden Kingdom』、コメディ『Forgetting Sarah Marshall』、犯罪ドラマ『Pathology』など、多ジャンルの作品が数多く全米公開される。

2008年4月 8日 (火)

USランキング 2008年4月4日~4月6日

RankPre.作品名
1 1 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
2 NEW 『幸せの1ページ』(Nim's Island)
出演:ジョディ・フォスター 監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
3 NEW Leatherheads
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー 監督:ジョージ・クルーニー
4 2 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
5 NEW The Ruins
出演:ジョナサン・タッカー、ジェナ・マローン 監督:カーター・スミス
6 3 Superhero Movie
出演:レスリー・ニールセン 監督:クレイグ・メイジン
7 4 Tyler Perry's Meet the Browns
出演&監督:テイラー・ペリー
8 5 Drillbit Taylor
出演:オーエン・ウィルソン 監督:スティーブン・ブリル
9 6 『シャッター』(Shutter)
出演:レイチャル・タイラー、奥菜めぐみ 監督:落合正幸
10 7 『紀元前1万年』(10,000 B.C.)
出演:カミーラ・ベル 監督:ローランド・エメリッヒ
"『ラスベガスをぶっつぶせ』が2週連続首位!"

誰もが、ジョージ・クルーニー監督&主演作『Leatherheads』が首位になるものと考えていた今週末、ケビン・スペイシー主演の『ラスベガスをぶっつぶせ』が、1,534万ドルで2週連続首位の座を死守した。同作は公開2週目で4,677万ドルを稼いでおり、期待値を上回っている。

そして、2位に初登場したのは、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー主演のSFファンタジー『幸せの1ページ』の1,321万ドルだった。

まさかの3位初登場となったのは、製作費約5,800万ドルをかけ、クルーニーが脚本のリライトも手がけたスポーツ・コメディ『Leatherheads』。時代は1925年。アメリカン・フットボールを舞台に、選手2人と女性記者の三角関係を描いたちょっとレトロな作品だが、スタジオ側の期待値を大きく下回る結果となった。それに対してスタジオ側は、「公開前の評判が良かったため、大変落胆している。しかし観客の半数以上が、公開初日を意識しない40歳以上だったため今後の数値に期待したい」と語っているが、映画界ではオープニングから数字が上がるのはごく稀なこと。クルーニーは、名声と人気があるにもかかわらず、“稼げない男”というレッテルを貼られたことは間違いなし。クルーニーにとっても、監督として自信作だっただけに、かなり落胆していることだろう。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』の912万ドル、5位には、ホラー『The Ruins』が800万ドルで初登場を果たした。

ちなみに276館で公開された、マーティン・スコセッシ監督が手がけたローリング・ストーンズのドキュメンタリー『Shine a Light』は、149万ドルとあまり振るわなかった。

<来週の見どころ>
プロムの夜にティーンエイジャーの少女2人に襲い掛かる恐怖を描いたホラー『プロムナイト』、『バンテージ・ポイント』で大統領の命を2回も救ったFBIエージェントを演じ絶好調のデニス・クエイドと『Juno/ジュノ』のエレン・べージ、そしてサラ・ジェシカ・パーカー主演のコメディ・ドラマ『Smart People』。

そして、キアヌ・リーブスが久々に主役を演じるアクション・ドラマ『Street Kings』などが全米公開される。キアヌが、相棒を殺したシリアル・キラーを追い続けるロス警察の副検事を演じるほか、クリス・エバンス、フォレスト・ウィテカーらが主演。

2008年4月 1日 (火)

USランキング 2008年3月28日~3月30日

RankPre.作品名
1 NEW 『ラスベガスをぶっつぶせ』(21)
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース 監督:ロバート・ルケティック
2 1 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
3 NEW Superhero Movie
出演:レスリー・ニールセン 監督:クレイグ・メイジン
4 2 Tyler Perry's Meet the Browns
出演&監督:テイラー・ペリー
5 4 Drillbit Taylor
出演:オーエン・ウィルソン 監督:スティーブン・ブリル
6 3 Shutter
出演:レイチャル・タイラー、奥菜めぐみ 監督:落合正幸
7 5 『紀元前1万年』(10,000 B.C.)
出演:カミーラ・ベル 監督:ローランド・エメリッヒ
8 NEW Stop-Loss
出演:ライアン・フィリップス 監督:キンバリー・ピアース
9 7 College Road Trip
出演:マーティン・ローレンス 監督:ロジャー・カンブル
10 The Bank Job
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ロジャー・ドナルドソン
“『ラスベガスをぶっつぶせ』が初登場1位”

超大作がなかったため、『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』が3週連続首位の座を死守できるかが見ものだったが、『ラスベガスをぶっつぶせ』が、2,411万ドルで見事首位の座を獲得した。
ケビン・スペイシーが製作と出演を兼ねている同作は、ラスベガスのカジノで大もうけしたマサチューセッツ工科大学の学生の実体験を元にしている。スペイシーとの共演が続いているケイト・ボスワースが新境地を見せている。

そして『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』は、1,774万ドルを稼ぎ出したものの1位から2位にランクダウン。しかし、公開3週目で1億ドルを突破する大ヒットとなった。

3位に初登場したのは、「スパイダーマン」や「X-MEN」シリーズなど大ヒット作のパロディ映画『Superhero Movie』だが、951万ドルと振るわず。

4位は先週の2位からランクダウンした『Tyler Perry's Meet the Browns』の748万ドル、そして5位は先週の4位からワンランク・ダウンした『Drillbit Taylor』の571万ドルで、全体的に興行成績が振るわない週末となった。


<来週の見どころ>
ジョージ・クルーニーが、はじめてブロックバスター映画でメガホンを取り、自ら主演するコメディ『Leatherheads』が公開される。一時恋の噂もあったレニー・ゼルウィガーが、スポーツ・ジャーナリスト役で共演。アカデミー俳優同士の共演という意味でも興味深い。

また、ここのところ人気上昇中のアーロン・エッカート、ジェシカ・アルバ主演のコメディ『Meet Bill』、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー主演のSFファンタジー『Nim's Island』と観客層が同じような作品が多数全米公開されるが、中でも異色の注目作は、マーティン・スコセッシ監督の『Shine a Light』。ローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画で、主に、近年行なわれた2大コンサートにフォーカスしながら、彼らの魅力を追いかける。

そして、限定公開で注目すべきは『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。『2046』のウォン・カーウァイ監督が、初めて英語でメガホンを取ったラブストーリーで、映画初出演のノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンら豪華キャストも見もの。

2008年3月25日 (火)

USランキング 2008年3月21日~3月23日

RankPre.作品名
1 1 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
2 NEW Tyler Perry's Meet the Browns
出演&監督:テイラー・ペリー
3 NEW Shutter
出演:レイチャル・タイラー、奥菜めぐみ 監督:落合正幸
4 NEW Drillbit Taylor
出演:オーエン・ウィルソン 監督:スティーブン・ブリル
5 2 『紀元前1万年』(10,000 B.C.)
出演:カミーラ・ベル 監督:ローランド・エメリッヒ
6 3 Never Back Down
出演:ショーン・ファリス 監督:ジェフ・ワッドロウ
7 4 College Road Trip
出演:マーティン・ローレンス 監督:ロジャー・カンブル
8 6 The Bank Job
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ロジャー・ドナルドソン
9 5 『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス 監督:ピート・トラビス
10 NEW Under The Same Moon
出演:ケイト・カステロ 監督:パトリシア・リギン
"ジム・キャリー主演のアニメが、2週連続首位!"

イースターの祝日となった週末。トップ10圏内に新作4本がランク入りを果たしたが、予想通り子供たちに人気のCGアニメ『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』が、2,459万ドルで2週連続首位の座を死守した。アニメは、昨今のアメリカ市場ではヒットが確実視されているジャンルではあるが、作品数が多いだけに、人気が分かれるところ。そんな中、「アイス・エイジ」シリーズの20世紀フォックスが手がける同アニメは、アメリカ国民の間で圧倒的な支持を得る結果となった。

2位は、テイラー・ペリーが今回もプロデュース、主演、監督を手がけるコメディ『Tyler Perry's Meet the Browns』の2.008万ドル。惜しくも初登場1位の座は逃したが、相変わらず人気は高いようだ。

3位は、落合正幸監督がハリウッド・デビューを飾ったホラー『Shutter』が、1,045万ドルで初登場。
4位に初登場したオーウェン・ウィルソンの学園コメディ『Drillbit Taylor』(1,031万ドル)を抑えての3位は、立派な成績。

そして5位は、先週の2位からランクダウンした『紀元前1万年』の893万ドルだった。

今週のサプライズは、10位にランク入りを果たした、アメリカとメキシコに離れ離れになった母と息子を描いたスペイン語映画『Under The Same Moon』。わずか266館での上映で通常であればランク入りは考えられないが、『Juno/ジュノ』を製作したフォックス・サーチライト製作という観客の信頼感と、アメリカでスペイン語を話す人々の人口が過去最大になった背景もあり、スペイン語映画のオープニング記録を樹立した。

<来週の見どころ>
「スカイダーマン」シリーズ他、スーパーヒーローもののパロディ『Superhero Movie』、『スーパーマン・リターンズ』のケビン・スペイシーとケイト・ボスワースが贈るスリリングなドラマ『ラスベガスをぶっつぶせ』(原題「21」)、ライアン・フィリップとアービー・コーニッシュが、イラク戦争から一時帰還しながらも、再び任務を命じられる青年たちの過酷な現実を描いた社会派ドラマ『Stop-Loss』などが全米公開される。『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』が3週連続首位を守れるかが見もの。

また、『ダ・ビンチ・コード』で知性あふれる高潔な女性を演じたオドレイ・トトゥが、一変して玉の輿狙いの悪女を演じるラブ・コメディ『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』、マイケル・ケインとデミ・ムーア主演のドラマ『Flawless』、ジョン・レノンを射殺したと言われている犯人をジャレッド・レトが熱演する『キャプチャー27』などが、限定公開される。

2008年3月18日 (火)

USランキング 2008年3月14日~3月16日

RankPre.作品名
1 NEW 『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who)
声の出演:ジム・キャリー 監督:ジミー・ハイワード他
2 1 『紀元前1万年』(10,000 B.C.)
出演:カミーラ・ベル 監督:ローランド・エメリッヒ
3 Never Back Down
出演:シーン・ファリス 監督:ジェフ・ワッドロウ
4 2 College Road Trip
出演:マーティン・ローレンス 監督:ロジャー・カンブル
5 3 『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス 監督:ピート・トラビス
6 4 The Bank Job
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ロジャー・ドナルドソン
7 NEW Doomsday
出演:キャリン・ピーターソン 監督:ニール・マーシャル
8 4 Semi-Pro
出演:ウィル・ファレル、ウディ・ハレルソン 監督:ケント・オルターマン
9 7 The Other Boleyn Girl
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン 監督:ジャスティン・チャドウィック
10 6 『スパイダー・ウィックの謎』(The Spiderwick Chronicles)
出演:フレディ・ハイモア 監督:マーク・ウォーターズ
"ジム・キャリー復活! アニメ『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』が大ヒットで首位"

ジム・キャリーがゾウの声優を務めるアニメ『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』が、4,501万ドルの大ヒットとなり、久々に映画界を賑わしている。最近では出演作はほとんどヒットしないどころか、主演作が軒並みキャンセルされるといった悲劇に見舞われているキャリーだが、「アイス・エイジ」シリーズを手がけた20世紀フォックスの作品とあって、声優として、久々に本領を発揮したようだ。

2位は、先週の1位からランクダウンした『紀元前1万年』の1,677万ドル。先週のオープニングが予想を上回るヒットだったため2週目で6,158万ドルを稼いでいるが、1億ドル突破がギリギリといったところ?

3位に初登場したのは、青春ドラマ『Never Back Down』の860万ドル。もうすぐ26歳になる主役のシーン・ファリスは、12歳の頃から“トム・クルーズの再来”といわれていた美形俳優で、目力は抜群!この作品で、そろそろスターの仲間入りを果たすのではないかと言われている。

そして4位は、先週の2位からランクダウンした、マーティン・ローレンス主演のコメディ『College Road Trip 』の781万ドル、5位は、先週の3位からランクダウンした『バンテージ・ポイント』の546万ドルだった。

<来週の見どころ>

自殺未遂から完全復帰したしたオーウェン・ウィルソン主演のコメディ『Drillbit Taylor』、大ヒット作『Diary of a Mad Black Woman』で知られるテイラー・ペリーが、今回もプロデュース、主演、監督を手がけるコメディ『Tyler Perry's Meet the Browns』、そして、『催眠』などで知られる落合正幸監督のハリウッドデビュー作でホラー『Shutter』が、全米公開される。

2008年3月11日 (火)

USランキング 2008年3月7日~3月9日

RankPre.作品名
1 NEW 『紀元前1万年』(10,000 B.C.)
出演:カミーラ・ベル 監督:ローランド・エメリッヒ
2 NEW College Road Trip
出演:マーティン・ローレンス 監督:ロジャー・カンブル
3 2 『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス 監督:ピート・トラビス
4 NEW The Bank Job
出演:ジェイソン・ステイサム 監督:ロジャー・ドナルドソン
5 1 Semi-Pro
出演:ウィル・ファレル、ウディ・ハレルソン 監督:ケント・オルターマン
6 3 『スパイダー・ウィックの謎』(The Spiderwick Chronicles)
出演:フレディ・ハイモア 監督:マーク・ウォーターズ
7 4 The Other Boleyn Girl
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン 監督:ジャスティン・チャドウィック
8 5 『ジャンパー』(Jumper)
出演:ヘイデン・クリステンセン 監督:ダグ・リーマン
9 6 Step Up 2 the Streets
出演:ブリアナ・エビアン 監督:ジョン・チュウ
10 7 『フールズ・ゴールド』(Fool's Gold)
出演:マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン 監督:アンディー・テナント

" ローランド・エメリッヒ監督作『紀元前1万年』が、堂々の1位"


ベスト10圏内から久々にアカデミー賞関連作が姿を消した今週末、ローランド・エメリッヒ監督作『紀元前1万年』が、3,587万ドルで見事首位の座に立った。エメリッヒと言えば『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』などで知られるヒットメーカーだが、紀元前1万年の地球が舞台の同作は批評家からも、「思いっきり退屈」、「驚くほどばかばかしい作品」などほぼ一致のマイナス評価を受けていた。しかし、アカデミー賞の時期は小粒のドラマが多いため、観客は、久々に大きなスクリーンで見られる CGIを駆使した超大作を待ち望んでいたよう。製作費約1億ドルをかけ、3,000万ドルから4,000万ドルのオープニング成績を見込んでいたスタジオ側は、予想通りの結果にご満悦のようだ。


また2位に初登場したマーティン・ローレンス主演のコメディも批評家ウケは散々だったが、1,360万ドルでランクインを果たした。


3位は、先週の2位からワンランク・ダウンした『バンテージ・ポイント』の736万ドル。


4位には、批評家ウケも高い実話の映画化でクライム・サスペンス『The Bank Job』が、594万ドルで初登場。


そして5位は、先週の1位からランクダウンしたスポーツ・コメディ『Semi-Pro』の579万ドルで、大ヒットが約束されていたウィル・ファレル主演作としては、大失速となった。


<来週の見どころ>
20世紀フォックスが贈る児童文学をもとにしたアニメで、ジム・キャリーが主役の像の声優を務める『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』(Dr. Seuss' Horton Hears a Who!)、ウィルスが蔓延する地球の危機を描いたアクション・サスペンス『Doomsday』などが全米公開される。
また、演技派のシャーリーズ・セロンがシングル・マザーを演じるドラマ『Sleepwalking』、1998年のドイツ映画のリメイク版で、ナオミ・ワッツ主演のホラー『Funny Games』などが、限定公開される。

2008年3月 4日 (火)

USランキング 2008年2月29日~3月2日

RankPre.作品名
1 NEW Semi-Pro
出演:ウィル・ファレル、ウディ・ハレルソン 監督:ケント・オルターマン
2 1 『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス 監督:ピート・トラビス
3 2 『スパイダー・ウィックの謎』(The Spiderwick Chronicles)
出演:フレディ・ハイモア 監督:マーク・ウォーターズ
4 NEW The Other Boleyn Girl
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン 監督:ジャスティン・チャドウィック
5 3 『ジャンパー』(Jumper)
出演:ヘイデン・クリステンセン 監督:ダグ・リーマン
6 4 Step Up 2 the Streets
出演:ブリアナ・エビアン 監督:ジョン・チュウ
7 5 『フールズ・ゴールド』(Fool's Gold)
出演:マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン 監督:アンディー・テナント
8 12 『ノーカントリー』(No Country for Old Men)
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム 監督:コーエン兄弟
9 NEW 『ペネロピ』(Penelope)
出演:クリスティナ・リッチ 監督:マーク・パランスキー
10 6 Definitely, Maybe
出演:ライアン・レイノルズ 監督:アダム・ブルックス
"やっぱりウィル・ファレルは稼げる男!スポーツ・コメディ『Semi-Pro』が1位"

日本ではまったくといっていいほど人気のないウィル・ファレルだが、アメリカでは、彼が出演するコメディは必ず初登場で首位の座を確保しており、まさに稼げる男の代名詞。そのファレルが、バスケットバール・チームのオーナー兼選手、そして監督を演じるスポーツ・コメディ『Semi-Pro』が、1,501万ドルで首位の座にたった。
予想を裏切らない展開となったが、2006年公開の『タラデガ・ナイト/オーバルの娘』は4,700万ドル、2007年公開の『俺たちフィギュアスケーター』は3,300万ドルと比べると、期待するほどの数字にはならなかったようだ。これに対してスタジオ側は、アカデミー賞の後は毎年映画の成績が伸び悩むことや、前2作がPG-13 だったのに対し、同作がR指定であることが原因だと分析しているようだ。

2位と3位は、それぞれ先週からワンランク・ダウンしたサスペンス・スリラー『バンテージ・ポイント』の1,282万ドルと、SFファンタジー『スパイダー・ウィックの謎』の870万ドルだった。

4位に初登場したのは、『トロイ』のエリック・バナがヘンリー8世に扮し、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンがブーリン家の姉妹を演じる『The Other Boleyn Girl』の820万ドル。ヘンリー8世の寵愛を受けるために、負けん気が強く野心家のナタリー演じる姉と心優しく芯の強いスカーレットが激突し、運命に翻弄される様は見ごたえ十分で、スタジオ側の予想を上回る結果となった。

そして5位は、先週の3位からランクダウンした『ジャンパー』の757万ドルだった。

また、8位には、先週アカデミー賞作品賞や監督賞を受賞して劇場数が約2倍に拡大公開された『ノーカントリー』が12位から再浮上し、9位には、ファンタジー・コメディ『ペネロピ』が、380万ドルで初登場した。

<来週の見どころ>
『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督作『紀元前1万年』が公開される。ローランドといえば、大ヒット・メーカーの代表者だが、今回は舞台が紀元前1万年の地球が舞台とあってどんな結果になるか楽しみだ。また、1970年代初頭に起きた銀行強盗事件を映画化したアクション・サスペンス『The Bank Job』が
全米公開される。
限定公開作品としては、ガス・ヴァンサンと監督作、ティーンエイジャーが主演のドラマ『パラノイド・パーク』、同タイトルの小説を映画化したドラマで、サム・ロックウェルやケイト・ベッキンセール主演のドラマ『Snow Angels』などがある。
"

2008年2月27日 (水)

USランキング 2008年2月22日~2月24日

RankPre.作品名
1 NEW 『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス 監督:ピート・トラビス
2 2 『スパイダー・ウィックの謎』(The Spiderwick Chronicles)
出演:フレディ・ハイモア 監督:マーク・ウォーターズ
3 1 『ジャンパー』(Jumper)
出演:ヘイデン・クリステンセン 監督:ダグ・リーマン
4 3 Step Up 2 the Streets
出演:ブリアナ・エビアン 監督:ジョン・チュウ
5 4 『フールズ・ゴールド』(Fool's Gold)
出演:マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン 監督:アンディー・テナント
6 5 Definitely, Maybe
出演:ライアン・レイノルズ 監督:アダム・ブルックス
7 6 Welcome Home Roscoe Jenkins
出演:マーティン・ローレンス 監督:マルコム・D・リー
8 7 『ジュノ』(Juno)
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
9 NEW Be Kind Rewind
出演:ジャック・ブラック 監督:ミシェル・ゴンドリー
10 12 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(There Will Be Blood)  
出演:ダニエル・デイ=ルイス 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
"サスペンス・スリラー『バンテージ・ポイント』が首位"

アカデミー賞が開催された週末、サスペンス・スリラー『バンテージ・ポイント』が、2,555万ドルで見事首位の座に立った。オスカー俳優ウィリアム・ハート、フォレスト・ウィテカー、そしてデニス・クエイドやシガニー・ウィーバーらが主演の本作は、大統領の暗殺事件を主軸に、クエイドら扮するシークレット・サービスが目撃者ら8人の、意見の食い違いに翻弄されるという設定。批評家などの評判は芳しくなかったが、今年行われる大統領選に絡めたプロモーションなどが功を奏したようだ。

先週と変わらず2位の座を死守したのは、『スパイダー・ウィックの謎』の1,310万ドル。

3位は、先週の1位からランクダウンしたハイデン・クリステンセン主演の『ジャンパー』の1,271万ドルだった。先週から大失速も予想されたが、公開2週間で5,626万ドルを稼ぎ出しており、ハイデンは、ダースベーダーを超える新しいキャラクターとしてして受け入れられたようだ。

4位は先週からワンランク・ダウンした『Step Up 2 the Streets』の961万ドル、そして5位は、先週の4位からワンランク・ダウンした『フールズ・ゴールド』の655万ドルだった。

なお、アカデミー賞で脚本賞を受賞した『Juno JUNO/ジュノ』は、先週の7位からわずかワンランク・ダウンの8位。公開12週目で1億3,043万ドルを稼ぎ出し、アカデミー賞に興味がないティーンなどの間でも“必見映画”としてちょっとした社会ブームを巻き起こしている。

またダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が、先週の12位から10位に返り咲き、4冠を手にした『ノーカントリー』も、先週14位から12位と再びランクアップ。視聴率は史上最低だったようだが、アカデミー賞の威力は健在だ。

<来週の見どころ>
ベルリン国際映画祭で上演された歴史ドラマ『The Other Boleyn Girl』が公開される。エリック・バナ扮するヘンリー8世との愛憎を描き、姉妹役を演じたナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの不仲説が話題となった壮大なドラマで、見ごたえ十分と評判。

また、大ヒットを続けているウィル・ファレルが、今度はバスケットボール・チームのオーナー兼選手、そして監督を演じるコメディ『Semi-Pro』が全米公開される。

限定公開作品としては、クリスチーナ・リッチ、ジェイムス・マカボイ、リース・ウィザースプーンなどが出演するコメディ『Penelope』が話題となりそうだ。

2008年2月20日 (水)

USランキング 2008年2月15日~2月17日

RankPre.作品名
1 NEW 『ジャンパー』(Jumper)
出演:ヘイデン・クリステンセン 監督:ダグ・リーマン
2 NEW 『スパイダー・ウィックの謎』(The Spiderwick Chronicles)
出演:フレディ・ハイモア 監督:マーク・ウォーターズ
3 NEW Step Up 2 the Streets
出演:ブリアナ・エビアン 監督:ジョン・チュウ
4 1 『フールズ・ゴールド』Fool's Gold
出演:マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン 監督:アンディー・テナント
5 NEW Definitely, Maybe
出演:ライアン・レイノルズ 監督:アダム・ブルックス
6 2 Welcome Home Roscoe Jenkins
出演:マーティン・ローレンス 監督:マルコム・D・リー
7 5 『ジュノ』(Juno)
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
8 7 『最高の人生の見つけ方』(The Bucket List)
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
9 4 Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour
出演:マイリー・サイラス 監督:ブルース・ヘンドリックス
10 10 『幸せになるための27のドレス』(27 Dresses)
出演:キャサリン・ハイグル 監督:アン・フレッチャー
"スターウォーズ・コンビが放つSFアクション『ジャンパー』が、堂々の1位"

プレジデント・デイで3連休となったアメリカでは、通常の金曜日ではなく14日のバレンタイン・デイ(木曜日)に新作が4本全米公開されるというイレギュラーな週となったが、いずれもベスト5以内に初登場し、先週末とは順位が激しく入れ替わった。

週末4日間で見事1位の座を獲得したのは、『ボーン・アルティメイタム』のダグ・リーマン監督作、スターウォーズ・コンビ、ヘイデン・クリステンセンとサミエル・L・ジャクソン主演のSFアクション『ジャンパー』の3,872万ドル。同作の主役には、最初エミネムが第一候補に考えられていたそうだが、製作費約8,000万ドルの超大作とあって、ミュージシャンが演じる(簡単な)役ではないという結論から、最終的にハイデンが抜擢されたといういわくつきの作品。批評家の評判は散々だったが、ハイデンは、見事その期待に答えて堂々の1位を飾った。

2位に初登場したのは、フレディ・ハイモア主演のアドベンチャー大作『スパイダー・ウィックの謎』の2,474万ドル。

3位には、2006年に公開されたダンスの世界を舞台にした青春ドラマ『ステップ・アップ』の続編『Step Up 2 the Streets』が、2.213万ドルで初登場した。

4位は先週の1位からランクダウンしたマシュー・マコノヒーとケイト・ハドソン主演のアドベンチャー・ロマンス『フールズ・ゴールド』の1,486万ドル。

5位には、ライアン・レイノルズとアビゲイル・ブレスリン主演のラブコメ『Definitely, Maybe』が1,147万ドルで初登場し、天才子役の主演作品が、2本もベスト5圏内を飾る結果となった。

<来週の見どころ>
スペインで、ウィリアム・ハート扮する米大統領が狙撃されるという事件が発覚。デニス・クエイド扮するFBI捜査官、シガニー・ウィーバー扮するTVプロデューサー、そしてフォレスト・ウェティカー扮するアメリカ人観光客などの目撃者などが繰り広げるハラハラ・ドキドキの犯罪サスペンス『バンテージ・ポイント』、サラ・ミシェル・ゲラー主演のドラマ『Possession』ほかコメディなどが全米公開される。

2008年2月12日 (火)

USランキング 2008年2月8日~2月10日

RankPre.作品名
1 NEW Fool's Gold
出演:マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン 監督:アンディー・テナント
2 NEW Welcome Home Roscoe Jenkins
出演:マーティン・ローレンス 監督:マルコム・D・リー
3 1 Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour
出演:マイリー・サイラス 監督:ブルース・ヘンドリックス
4 2 The Eye
出演:ジェシカ・アルバ 監督:デヴィッド・モロー&ザビエル・パリュ
5 6 『ジュノ』(Juno)
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
6 3 『幸せになるための27のドレス』(27 Dresses)
出演:キャサリン・ハイグル 監督:アン・フレッチャー
7 7 『最高の人生の見つけ方』(The Bucket List)
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
8 5 『ランボー 最後の戦場』(Rambo)
出演・監督:シルベスター・スタローン
9 4 Meet the Spartans
出演:ショーン・マグワイア 監督:ジェイソン・フレッドバーグ他
10 10 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(There Will Be Blood)
出演:ダニエル・デイ=ルイス 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
"最強コンビ、ケイト・ハドソン&マシュー・マコノヒーのロマコメ『Fool's Gold』が、堂々の1位"


バレンタインデーを控えた週末、ロマンティック・コメディ『10日間で男を上手にフル方法』で大ヒットを飛ばしたケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーが再タッグを組んだアドベンチャー・ラブコメディ『Fool's Gold』が、2,159万ドルでで見事首位の座に立った。
前作の2,380万ドルには及ばなかったが、特にハドソンはブロック・バスター映画で首位を飾れる女優ではないため、2人の最強コンビぶりが証明される形となった。


2位に初登場したのは、マーティン・ローレンス、ジェームズ・アール・ジョーンズ主演のコメディ『Welcome Home Roscoe Jenkins』の1,621万ドル。


3位は先週の1位からランク・ダウンした『Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour』の1,030万ドルだった。数字としては先週比で30%以上の大きな落ち込みを見せているが、3D映画のため公開劇場は687館と少ないにもかかわらず、公開2週目で5,318万ドルを稼ぎ出すというのは立派!今後、ますます3D映画が製作されることになりそうだ。


4位は先週の2位からランクダウンしたジェシカ・アルバ主演のハリウッド・リメイク版『The Eye』の653万ドル。


5位は、先週の6位から再々浮上したコメディ『JUNO/ジュノ』の560万ドルだった。同作は、コメディのためアカデミー賞を受賞する可能性はかなり低いが、公開10週で1億1,751万ドルを稼ぎ出し息の長いヒットを続けている稀有な存在。リメイク版製作でしっかり製作費を回収しようとする昨今の映画業界にあって、おもしろい映画には観客のニーズがあるということを証明したという意味においても、貴重な作品となった。


<来週の見どころ>
14日(木)がバレンタインデーのため、今週は木曜日に新作が公開される。
まず、若手SF小説家スティーヴン・グールドの「Jumper」(日本語題「ジャンパー -跳ぶ少年」)の映画化で、ハイデン・クリステンセン 主演の『Jumper』が公開される。また、『リトル・ミス・サンシャイン』の天才子役アビゲイル・ブレスリンとライアン・レイノルズ主演のコメディ・ドラマ『Definitely, Maybe』、同じく天才子役フレディ・ハイモア主演で、ホリー・ブラック著作のベストセラー小説と同タイトルのSFファンタジー『The Spiderwick Chronicles』などが全米公開される。

2008年2月 6日 (水)

USランキング 2008年2月1日~2月3日

RankPre.作品名
1 NEW Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour
出演:マイリー・サイラス 監督:ブルース・ヘンドリックス
2 NEW The Eye
出演:ジェシカ・アルバ 監督:デヴィッド・モロー&ザビエル・パリュ
3 3 『幸せになるための27のドレス』
出演:キャサリン・ハイグル 監督:アン・フレッチャー
4 1 Meet the Spartans
出演:ショーン・マグワイア 監督:ジェイソン・フレッドバーグ他
5 2 『ランボー 最後の戦場』
出演・監督:シルベスター・スタローン
6 7 『ジュノ』
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
7 6 『バケット・リスト』(原題)
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
8 5 『ブラックサイト』
出演:ダイアン・レイン 監督:グレゴリー・ホブリット
9 4 『クローバーフィールド/HAKAISHA』
出演:マイク・ヴォーゲル 監督:マット・リーヴス
10 9 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
出演:ダニエル・デイ=ルイス 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
"サプライズ!『Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour 』が首位に"

アメリカ国民が大熱狂するアメフトの決勝戦“スーパーボウル”が開催される週末は、多くの国民がテレビに釘付けとなるが、今回は例外?現在放映中の米TVドラマで人気を博しているマイリー・サイラスが扮する、アイドル歌手ハンナ・モンタナのコンサートを3D映画にした『Hannah Montana & Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert』がわずか683館での上映ながら、3,112万ドルで首位を飾るという予想外の結果となった。この数字は昨年比約45%増で、スーパーボウルの開催週としては過去最高のオープニング成績を記録した。

2位には、オキサイド&ダニー・パン兄弟の同名ホラーのハリウッド・リメイク版でジェシカ・アルバ主演の『The Eye』が、1,243万ドルが初登場。

3位は、先週と同様に『幸せになるための27のドレス』の853万ドル。

4位は、先週の1位からランクダウンした『Meet the Spartans』の734万ドル。

そして5位は、先週の2位からランクダウンした『ランボー 最後の戦場』の712万ドルだった。同作は思いのほか好調なスタートを見せたため、既に主演のシルベスタ・スタローンをはじめとする周囲の人間は続編製作に意欲を見せているが、2週目は予想通り失速しており、続編話は危うくなりそうだ。

ちなみに6位には、アカデミー賞など各賞にノミネートされている『JUNO/ジュノ』が、701万ドルで7位から再々浮上。先週既に1億ドルを突破しており興行的にも大ヒットだが、公開9週目でランクアップするとは、類まれに見る恐れ多い作品だ。

<来週の見どころ>
大ヒット作『10日間で男を上手にフル方法』の名コンビ、マシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンが贈るラブ・コメディ『Fool's Gold』、ヴィンス・ボーン主演のコメディ『Vince Vaughn's Wild West Comedy Show』、マーティン・ローレンス主演のコメディ『Welcome Home Roscoe Jenkins』が全米公開される。
またレイフ・ファインズとコリン・ファレル主演のコメディ『In Bruges』が限定公開されるなど、コメディ主流の一週間になりそうだ。

2008年1月29日 (火)

USランキング 2008年1月25日~1月27日

RankPre.作品名
1 NEW Meet the Spartans
出演:ショーン・マグワイア 監督:ジェイソン・フレッドバーグ他
2 NEW 『ランボー 最後の戦場』
出演・監督:シルベスター・スタローン
3 2 『幸せになるための27のドレス』
出演:キャサリン・ハイグル 監督:アン・フレッチャー
4 1 『クローバーフィールド/HAKAISHA』
出演:マイク・ヴォーゲル 監督:マット・リーヴス
5 NEW Untraceable
出演:ダイアン・レイン 監督:グレゴリー・ホブリット
6 3 『バケット・リスト』(原題)
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
7 4 『ジュノ』
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
8 5 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
出演:ニコラス・ケイジ 監督:ジョン・タートルトーブ
9 11 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
出演:ダニエル・デイ=ルイス 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
10 8 Mad Money
出演:ダイアン・キートン ケイティ・ホームズ 監督:Callie Khouri
"オスカー・シーズンはシリアスよりもおバカ映画?『Meet the Spartans』が堂々の1位"

20年ぶりに復活したシルベスタ・スタローン主演のシリーズ第4弾『ランボー 最後の戦場』が首位の座を獲得すると誰もが予想していたようだが、昨年公開され大ヒットとなった『300 <スリーハンドレッド>』のパロディ版『Meet the Spartans』が、1,851万ドルで首位の座を獲得した。


年末にかけてブロックバスター映画が続々と公開された後、アカデミー賞に向け賞レース真っ只中の現在はシリアスな作品の上映が多く、笑える作品を求める人々や若者の観客のニーズが多かったようだ。


2位は、首位にわずかの差で及ばなかった『ランボー 最後の戦場』の1,820万ドル。


3位は、先週の2位からワンランク・ダウンしたロマンティック・コメディ『幸せになるための27のドレス』の1,336万ドルだった。


4位は、先週の1位からダウンした『クローバーフィールド/HAKAISHA』の1,271万ドル。大失速しているが、初日の集客を狙うための大胆なマーケティングを行って結果を残したため、スタジオにとっては想定内の結果だろう。


そして5位は、ダイアン・レイン主演のアクション・スリラー『Untraceable』が、1.135万ドルで初登場した。


なお、アカデミー賞を控え、主演男優賞受賞はほぼ確実となったダニエル・デイ=ルイス主演の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が、公開5週目にしてベスト10内に浮上。はやりアカデミー効果は絶大のようだ。


<来週の見どころ>
このところ出演作が続いている妊娠中のジェシカ・アルバが、盲目のバイオリニストに扮するサスペンス・ホラー『The Eye』、ミュージカル映画『Hannah Montana/Miley Cyrus: Best of Both Worlds Concert Tour』、エバ・ロンゴリア主演のラブ・コメディ『Over Her Dead Body』などが全米公開される。

2008年1月23日 (水)

USランキング 2008年1月18日~1月21日

RankPre.作品名
1 NEW 『クローバーフィールド/HAKAISHA』
出演:マイク・ヴォーゲル 監督:マット・リーヴス
2 NEW 『幸せになるための27のドレス』
出演:キャサリン・ハイグル 監督:アン・フレッチャー
3 1 The Bucket List
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
4 3 『ジュノ』
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
5 4 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
出演:ニコラス・ケイジ 監督:ジョン・タートルトーブ
6 2 First Sunday
出演:アイス・キューブ 監督:デヴィッド・T・タルバート
7 5 Alvin and the Chipmunks
出演:ジェイソン・リー 監督:ティム・ヒル
8 NEW Mad Money
出演:ダイアン・キートン ケイティ・ホームズ 監督:Callie Khouri
9 6 『アイ・アム・レジェンド』
出演:ウィル・スミス 監督:フランシス・ローレンス
10 10 『つぐない』
出演:キーラ・ナイトレイ 監督:ジョー・ライト
"『クローバーフィールド』が、『スター・ウォーズ 特別編』の記録を抜く驚愕の大ヒット!"

マーティン・ルーサー・キング牧師の休日で3連休となった今週末のボックス・オフィスは、『M:I-3』のJ・J・エイブラムス製作の話題のパニック・スリラー『クローバーフィールド/HAKAISHA』が、4日間で4,615万ドルを稼ぎ出し、見事1位の座に輝いた。また週末3日間の成績では、1997年に公開された『スター・ウォーズ 特別編』の記録を抜き、1月公開作品の金字塔を打ち立てた。

巨大モンスターが突然現れてNYの町を襲うという筋書きの同作は、キャストが無名であることなどから製作費が約2,500万ドルしかかかっていないが、秘密主義を貫いたことが効を奏し、予想外の大ヒットとなった。ビデオカメラを操るのは登場人物のため画面が揺れまくりで、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と『ゴジラ』をミックスしたような作品というのがもっぱらの評判。また自由の女神の顔が吹っ飛ぶシーンや、建物が崩れ落ちて粉塵が立つ様子は、2001年9月11日に起こった同時多発テロを連想させることでも物議をかもし出しており、来週の動向が注目される。

2位に初登場したのは、ラブコメディ『幸せになるための27のドレス』の2,744万ドル。

3位は、先週の1位からランクダウンした、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演のドラマ『The Bucket List』の1,666万ドルだった。

4位は、先週3位からランクダウンした『JUNO/ジュノ』の1,197万ドル。低予算のティーンエイジャー・コメディが、公開7週目で8,709万ドルを突破する快挙を遂げていることから、アカデミー賞作品賞受賞も夢ではないようだ。

そして5位は、先週4位からランクダウンした『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』の961万ドルだった。

<来週の見どころ>

シルベスタ・スタローンが主演、脚本、監督を手がけるシリーズ第4弾『ランボー 最後の戦場』が、『ランボー3/怒りのアフガン』からなんと20年の時を経て公開される。
スタローンをスターダムにのし上げたヒット作で、16年ぶりとなったシリーズ第6弾『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006年公開)は、“時既に遅し”の感があって成績が振るわなかったが、スタローンが再び起死回生を狙った同作は、どのような結果になるのだろうか?

また、ダイアン・レインが、シングル・マザーでFBI捜査官を演じるアクション・スリラー『Untraceable』、フランク・ミラー原作のグラフィック・ノベルを映画化して大ヒットした『300 <スリーハンドレッド>』のパロディ『Meet the Spartans』が全米公開される。

2008年1月15日 (火)

USランキング 2008年1月11日~1月13日

RankPre.作品名
1 23 The Bucket List
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 監督:ロブ・ライナー
2 NEW First Sunday
出演:アイス・キューブ 監督:デヴィッド・T・タルバート
3 2 『ジュノ』
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
4 1 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
出演:ニコラス・ケイジ 監督:ジョン・タートルトーブ
5 4 Alvin and the Chipmunks
出演:ジェイソン・リー 監督:ティム・ヒル
6 3 『アイ・アム・レジェンド』
出演:ウィル・スミス 監督:フランシス・ローレンス
7 5 One Missed Call
出演:シャニン・ソサモン、エドワード・バーンズ監督:エリック・バレッティ
8 7 『P.S.アイラヴユー』
出演:ヒラリー・スワンク 監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
9 NEW The Pirates Who Don't Do Anything: A VeggieTales Movie
監督:Mike Nawrocki
10 10 『つぐない』
出演:キーラ・ナイトレイ 監督:ジョー・ライト
"“若者には負けられない!ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演作『The Bucket List』が首位に”


ベスト10圏内に新作が3本初登場した今週末は、興行成績が5週間連続で昨年比を上回る順調な滑り出しを見せているが、見事首位に立ったのは、ロブ・ライナー監督、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演のハートフル・ドラマ『The Bucket List』だった。
2週間の限定公開の後拡大公開され、3週目で1,939万ドルを稼ぎ出し、23位から1位に躍り出た。同成績は、ライナー監督が持つ1992年公開の『ア・フュー・グッドメン』の1,550万ドルを塗り替える新記録。批評家からの評判はかんばしくなかったが、実力派俳優の老人パワー?が効を奏し、予想を上回る結果となった。
同作は、余命わずかと診断されて入院した病院でたまたま同室となった2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現すべく病院を抜け出して旅に出るというストーリーで、観客の70%は35歳以上だった。


2位に初登場したのは、アイス・キューブ主演コメディ『First Sunday』の1,771万ドル。
観客の2/3が18歳から39歳で、黒人が半数以上と、見事に1位の『First Sunday』と客層が分かれたのが、全体の興行成績を牽引する結果になったようだ。


3位は、先週の2位からワンランク・ダウンしたコメディ『JUNO/ジュノ』の1,361万ドル。各賞にノミネートされたことで成績がうなぎのぼりだったため、毎週公開館数が増え、公開5週間で7,086万ドルを稼ぎ出す大ヒット。しかしゴールデン・グローブ賞では無冠に終わったため、今後の失速が予想される。


そして4位は、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』の1,130万ドル。3週連続首位の座を明け渡したが、公開4週目で全米93位、1億8,711万ドル。


また5位は先週4位からワンランク・ダウンした『Alvin and the Chipmunks』の930万ドルで、こちらも公開5週目で全米91位、1億8,794万ドルを稼ぎ出している。


ちなみに、惜しくもベスト10圏内から12位にランクダウンしてしまった『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』は、ジョニー・デップの歌声も演技も素晴らしいが、かなりグロテスクで、目を覆いたくなる場面もしばしば。しかし、ゴールデン・グローブ賞で、デップが主演男優賞にそしてミュージカル・コメディ部門の作品賞にも輝いており、来週の動向が楽しみだ。


<来週の見どころ>


公開直前までずっと極秘を貫き通しながらも、予告編だけで話題騒然となったJ・J・エイブラムス製作によるモンスター・パニック『クローバーフィールド』、掃除婦として知り合ったダイアン・キートン、クイーン・ラティファ、ケイティ・ホームズが、とんでもない計画を繰り広げる犯罪コメディ『Mad Money』、そしてラブ・コメディ『27 Dresses』が全米公開される。
また、ウッディ・アレン監督作、アン・マクレガー、コリン・ファレル主演の『Cassandra's Dream』が限定公開される。

2008年1月 8日 (火)

USランキング 2008年1月4日~1月6日

RankPre.作品名
1 NEW 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
出演:ニコラス・ケイジ 監督:ジョン・タートルトーブ
2 5 『ジュノ』
出演:エレン・ペイジ、ジェニファー・ガーナー 監督:ジェイソン・レイトマン
3 3 『アイ・アム・レジェンド』
出演:ウィル・スミス 監督:フランシス・ローレンス
4 2 Alvin and the Chipmunks
出演:ジェイソン・リー 監督:ティム・ヒル
5 NEW One Missed Call
出演:シャニン・ソサモン、エドワード・バーンズ監督:エリック・バレッティ
6 4 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ 監督:マイク・ニコルズ
7 7 『P.S.アイラヴユー』
出演:ヒラリー・スワンク 監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
8 8 『ウォーター・ホース』
出演:アレックス・エテル、エミリー・ワトソン 監督:ジェイ・ラッセル
9 9 『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』
出演:ジョニー・デップ 監督:ティム・バートン
10 『つぐない』
出演:キーラ・ナイトレイ 監督:ジョー・ライト
"シリーズ第2弾『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』が、3週連続首位"


新年第1週目は新作が少なく大作もないため、既に公開中の作品の中でし烈な戦いが予想されていたが、シリーズ第2弾『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』が2,001万ドルを稼ぎ出し、3週連続で首位の座を死守した。


主演のコラス・ケイジにとって最大のヒット作となった2004年公開の『ナショナル・トレジャー』は、1億7,301万ドルで全米歴代120位だったが、ヘレン・ミレン、エド・ハリスなど実力派俳優を迎えたシリーズ第2弾は、公開3週で既に歴代126位、1億7,087万ドルを稼ぎ出しており、前作まもちろんのこと、予想をはるかに上回る大ヒットとなりそうだ。


2位には、先週の5位からティーン・コメディ『JUNO/ジュノ』が浮上!各賞にノミネートされ1925館に拡大公開されたことも手伝って1,586万ドルを稼ぎ出し、公開5週目にして2位という異例の展開となった。


3位は、先週と変わらずで、『アイ・アム・レジェンド』の1,572万ドル。公開4週目で2億2,806万ドル、全米歴代58位の成績は、ウィル・スミスにとっては『インデペンデンス・デイ』、『メン・イン・ブラック』に次ぐ3位の記録だが、2位への道は目前だ。


そして4位は、先週の2位からランクダウンしたアニメ『Alvin and the Chipmunks』の1,572万ドル。


5位に初登場したのは、秋元康原作のホラー『着信アリ』のリメイク版『One Missed Cal』で、1,251万ドルだった。


なお、各賞にノミネートされアカデミー賞の呼び声も高いキーラ・ナイトレー主演の『つぐない』は、公開5週目にして先週14位から10位にランクアップ。他にも各賞にノミネートされた作品が軒並みベスト20圏内にランクインしており、“賞ノミネート効果”の高さを伺わせる結果となった。


<来週のみどころ>
いわゆるハリウッドのビッグネームが主演の作品は一休みといったところだが、ユニバーサルが贈る野菜が主役のアニメ『The Pirates Who Don't Do Anything: A Veggie Tales Movie』、アイス・キューブ主演の『First Sunday』、そしてSFファンタジー『In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale』などが全米公開される。

2007年12月28日 (金)

USランキング 2007年12月21日~12月23日

RankPre.作品名
1 NEW 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
出演:ニコラス・ケイジ 監督:ジョン・タートルトーブ
2 1 『アイ・アム・レジェンド』
出演:ウィル・スミス 監督:フランシス・ローレンス
3 2 Alvin and the Chipmunks
出演:ジェイソン・リー 監督:ティム・ヒル
4 NEW 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ 監督:マイク・ニコルズ
5 NEW 『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』
出演:ジョニー・デップ 監督:ティム・バートン
6 NEW 『P.S.アイラヴユー』
出演:ヒラリー・スワンク 監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
7 NEW 『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』
出演:スティーヴン・パスカル 監督:ザ・ブラザーズ・ストラウス
8 3 『ライラの冒険/黄金の羅針盤』
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン 監督:クリス・ワイツ
9 NEW ジュノ
出演:エレン・ペイジ 監督:ジェイソン・ライトマン
10 11 Walk Hard: The Dewey Cox Story
出演:ジョン・C・ライリー 監督:ジェイク・カスダン
"""シリーズ第2弾『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』が首位に!""

21日から25日のクリスマスの祝日までのボックス・オフィスは、トップ10圏内に新作6作が初登場。
映画史上初といえる大作及びアカデミー俳優の主演作が並び、し烈な戦いを強いられた。


そんな中、先週の大作をも退けて見事首位の座に立ったのは、ニコラス・ケイジ主演のシリーズ第2弾アクション・アドベンチャー『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』で、公開5日間で6,544万ドルを稼ぎ出した。
ヘレン・ミレン、ジョン・ボイトや敵役にエド・ハリスなどのアカデミー俳優ら実力派キャストが勢ぞろいしており、見ごたえ十分。オープニング3日間の成績も前作を約1,000万ドル上回わる好スタートを切った。


2位は、先週の1位からワンランク・ダウンしたウィル・スミス主演のSFスリラー『アイ・アム・レジェンド』の4,769万ドルで、公開12日間で1億5,095万ドルを突破。3位は、


先週の2位からワンランク・ダウンしたアニメ『Alvin and the Chipmunks』の3.861万ドルで、来週には、1億ドルを突破する勢いだ。


4位に初登場したのは、これまたアカデミー俳優トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン主演、マイク・ニコルズ監督作『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』。戦争を巡ってアメリカ下院議員の奮闘を描いた風刺ドラマでアカデミー賞の候補作となっているが、初登場4位で1,595万ドルと振るわなかった。


そして5位に初登場したのは、ジョニー・デップ主演、ティム・バートン主演のブロードウェイ・ミュージカルの映画版『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』。前評判や批評家ウケはいいが、難しい作風だけに興行成績は1,364万ドルに落ち着いた。


そして、6位にはヒラリー・スワンク主演の恋愛ドラマ『P.S.アイラヴユー』。


7位にはシリーズ第2弾『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』が初登場。


9位には、ジョン・C・ライリーがミュージシャンに扮したコメディ『Walk Hard: The Dewey Cox Story』が初登場したほか、アカデミー俳優デンゼル・ワシントン監督、主演、デンゼルとフォレスト・ウィテテカーと掛け合いが見もののドラマ『The Great Debaters』が25日に公開され、11位に初登場した。


なおランク外の11位『魔法にかけられて』は、公開5週目でついに1億ドルを突破!今年の目玉作品として評価されている。"

2007年12月19日 (水)

USラインキング 2007年12月14日~12月16日

RankPre.作品名
1 NEW 『アイ・アム・レジェンド』
出演:ウィル・スミス 監督:フランシス・ローレンス
2 NEW "Alvin and the Chipmunks"
出演:ジェイソン・リー 監督:ティム・ヒル
3 1 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン 監督:クリス・ワイツ
4 2 『魔法にかけられて』
出演:エイミー・アダムス 監督:ケヴィン・リマ
5 6 『ノーカントリー』
出演:トミー・リー・ジョーンズ 監督:コーエン兄弟
6 5 "The Perfect Holiday"
出演:モリス・チェストナット 監督:ランス・リヴェラ
7 3 "This Christmas"
出演:デルロイ・リンドウ 監督:プレストン・A・ウィットモア2世
8 4 『ブラザーサンタ』
出演:ビンス・ボーン/ポール・ジアマッティー 監督:デイビッド・ドブキン
9 15 『つぐない』
出演:キーラ・ナイトレイ 監督:ジョー・ライト
10 7 "August Rush"
出演:フレディ・ハイモア 監督:クリスティン・シェリダン
日米で同時公開されたウィル・スミス主演のSFアクション『アイ・アム・レジェンド』が、予想を上回る7,721万ドルを稼ぎ出しブッチギリで1位の座を獲得した。
2003年の『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の7,260万ドルを抜き、12月公開作品のオープニング新記録を樹立。また自身が持つ、『アイ,ロボット』、『メン・イン・ブラック2』の5,100万ドルも軽々とクリアし、夏以降パッとしなかったボックス・オフィスの牽引役となり、トップ12の興行成績が昨年の同週比で39%もアップした。


『Alvin and the Chipmunks』は、1958年に放送がスタートしたアメリカの同タイトルのテレビ・アニメの実写とCGアニメの合成版の映画化。1位の威力に圧倒されて初登場2位になってしまったが、4,431万ドルと予想を上回るオープニングを飾り、アニメ人気を実証した。


3位は、『ライラの冒険/黄金の羅針盤』の883万ドル。製作費約1億8,000万ドルに対して公開2週目で、全世界でも約9,000万ドル北米では4,077万ドルと予想外の結果。3部作の予定だったが、続編の製作が危ぶまれている。


4位は、先週2位からランクダウンした『魔法にかけられて』の553万ドル。


5位は、作品力と賞レースの影響からジワジワとランクを上げている『ノーカントリー』が、282万ドルで先週の6位からワンランクアップした。


ゴールデン・グローブ賞に最多の7部門でノミネートされたキーラ・ナイトレーの悲恋ドラマ『つぐない』が15位から9位にランクアップしているほか、ティーン・コメディ『Juno』が、先週の17位から11位にランクアップしている。


<来週の見どころ>
超話題の大作3本が一挙に公開され、壮絶なバトルが予想される。
まずは、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』。


アカデミー俳優のトム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンの3人が主演の政治ドラマ『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』。


ニコラス・ケイジ主演の大ヒットシリーズ第2弾『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』といった大作が公開される。

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